ももいろクローバーZによるライブイベント「ももクロ春の一大事2025 in 新発田市 ~新発田 新発見!?~」が4月12日に新潟・新発田市 五十公野公園で開催された。この公演は昨日13日にも行われる予定だったが、2日目公演は強風の影響で中止となり、ももクロのYouTube公式チャンネルにて「本当に一大事な緊急配信」と題した番組が配信された。
「夏のバカ騒ぎ」「ももいろクリスマス」と並ぶ、ももクロ3大ライブの1つである「春の一大事」。「春一」の略称でモノノフ(ももクロファンの呼称)から親しまれているこのライブは2011年にスタートし、2017年以降は全国の自治体からオファーを募る形で、「笑顔のチカラ つなげるオモイ」というテーマのもと地方都市とタッグを組んで行われている。今年は「春の一大事」を通して新発田とももクロの魅力を発見してほしいという、自治体とアーティスト双方の思いを込めた「新発田 新発見!?」をサブタイトルに掲げてライブが企画された。
NGT48とのコラボが実現したDAY1公演
ももクロはDAY1公演にて、新発田が誇る桜の名所である加治川堤の桜を想起させる、花びらの柄をちりばめたワンピースなどを着てパフォーマンス。昨年リリースした「レナセールセレナーデ」「やわく恋して ~ずっと僕らでいられますように~」や「春の一大事」での定番曲「行く春来る春」「HERO」「Link Link」、ライブでひさびさの披露となった「My Dear Fellow」「武陵桃源なかよし物語」を、メインステージのほか、客席の中に設置されたお立ち台、場内を巡るトロッコも駆使しながら届けた。また、地元で活動するしばたパフォーミングキッズと一緒に踊ったり、NGT48をスペシャルゲストとして迎えて彼女たちの代表曲「Maxとき315号」をパフォーマンスしたりと、このライブならではのコラボレーションが実現。最後にももクロは、会場周辺に設置された外周ステージに出演したアイドルたちと「鋼の意志」を合唱し、初日公演を大団円に導いた。
Negiccoやキッズ合唱団と感動を届けたDAY2生配信
DAY2の生配信では、五十公野公園内のサンビレッジしばたでのパフォーマンスの様子が届けられた。ももクロはライブのアンコールで着用予定だったグッズTシャツとパッチワーク風のカーキカラーのスカートに身を包んで登場すると、ライブの定番曲「走れ! -ZZ ver.-」を歌唱。ラストのサビでは外周ステージに出演予定だったアイドル計42名がステージに合流し、エモーショナルな一体感が生み出された。曲が終わると、ももクロはアイドルと1組ずつクロストーク。最後はライブで「圧倒的なスタイル」をコラボパフォーマンス予定だったNegiccoが登場し、ももクロとのひさしぶりの再会を喜んだ。
その後、本編で合唱を披露する予定だった、新発田市の子供総勢26名で構成された新発田はるいち合唱団がステージへ。メンバーが横で見守る中、ももクロのボイストレーナー岡田実音の指揮のもと「サラバ、愛しき悲しみたちよ」をにこやかに歌唱した。さらにももクロは新発田はるいち合唱団と一緒に「一味同心」を歌い、画面越しに笑顔と感動を届ける。そして子供たちがステージから去ると、心を込めて「いちごいちえ」を歌い上げた。
各音楽配信サービスでは「ももクロ春の一大事2025」DAY1のセットリストをプレイリストとして公開中。DAY2でパフォーマンス予定だったセットリストはももクロのオフィシャルファンクラブ「ANGEL EYES」にて確認することができる。
セットリスト
ももいろクローバーZ「ももクロ春の一大事2025 in 新発田市 ~新発田 新発見!?~」2025年4月12日 新発田市 五十公野公園
SE. overture ~ももいろクローバーZ参上!!~
01. レナセールセレナーデ
02. My Dear Fellow
03. 桃照桃神
04. ゴリラパンチ
05. 行く春来る春
06. Heroes
07. ダンシングタンク♡
08. サラバ、愛しき悲しみたちよ
09. 追憶のファンファーレ
10. Friends Friends Friends
11. やわく恋して ~ずっと僕らでいられますように~
12. 武陵桃源なかよし物語
13. Maxとき315号 / NGT48 with ももいろクローバーZ
14. MORE WE DO!
15. クローバーとダイヤモンド
16. 走れ! -ZZ ver.-
17. 満漢全席
18. HERO
<アンコール>
19. Link Link
20. 一味同心
21. 鋼の意志
