JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

「MUSIC AWARDS JAPAN」Creepy Nutsが驚異の7冠!ミセス、羊文学、リーダーズらも受賞

7つのTHE RUBYを抱えるCreepy Nuts。©CEIPA / MUSIC AWARDS JAPAN2025
4分前2025年05月21日 10:03

新たな音楽アワード「MUSIC AWARDS JAPAN」の授賞式が、本日5月21日と明日22日に京都・ロームシアター京都で行われている。「Premiere Ceremony」と銘打たれた本日の授賞式では、全40部門の受賞作品 / アーティストが発表された。

「MUSIC AWARDS JAPAN」、通称MAJは、音楽業界の主要5団体(日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会)が垣根を越えて設立した、一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)による国内最大規模の国際音楽賞。「世界とつながり、音楽の未来を灯す」というコンセプトを掲げて創設された。

授賞式は、THE SPELLBOUNDによるBOOM BOOM SATELLITES「KICK IT OUT」のパフォーマンスで華々しくスタート。Mrs. GREEN APPLEが受賞した「最優秀ジャパニーズソングアーティスト賞」をはじめ多種多様な賞がアーティストのパフォーマンスを交えながら発表され、受賞者や関係者たちがTHE RUBYと名付けられたトロフィーを受け取った。式の終盤ではCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」が「Top Japanese Song in Europe」「Top Japanese Song in North America」「Top Japanese Song in Latin America」「最優秀バイラル楽曲賞」「最優秀国内ヒップホップ/ラップ楽曲賞」「最優秀国内ダンスポップ楽曲賞」「最優秀ジャパニーズソング賞」の7部門を受賞する快挙を達成した。

本日の授賞式に登壇したアーティストたちのコメント、「ラージェスト・ライブ・オーディエンス賞」を受賞したWEST.のメッセージは以下の通り。なお、音楽ナタリーでは明日22日に行われる「Grand Ceremony」の様子も紹介する。

受賞者コメント

最優秀ジャパニーズソングアーティスト賞:Mrs. GREEN APPLE

大森元貴:本当にありがとうございます。このような新たな祭典の場で、このような賞をいただけるのは大変うれしく思います。曲作りは好きなので、これからも僕ら自身が楽しんでお届けできる楽曲を制作していけたらいいなと思っております。このたびはありがとうございます。

最優秀国内ダンスポップアーティスト賞:新しい学校のリーダーズ

SUZUKA:受賞させていただき、誠にありがとうございます。踊るということは原始的な、ある種のコミュニケーション。言葉にできない感情だったり、ニュアンスを声にのせ、気持ちを捧げるたまらないものでございます。これからも踊りを通して、ファンのみんなだったり、世界中のみんなと一体感を生み、少しでも楽しい時間が増えるといいなと思います。

最優秀国内オルタナティブアーティスト賞:羊文学

塩塚モエカ:今日はこんなに素敵な賞をいただいて、ありがとうございます。自分の内側に入って、曲を作ることをやってきたんですけど、こうして聴いてくださる方がいることが自分の励みになります。これからもたくさん素敵な曲を作っていきたいと思います。

最優秀国内オルタナティブ楽曲賞:羊文学「more than words」

河西ゆりか:「more than words」は自分たちとイチから向き合った作品で。自分たちらしさだったり、自分たちのやりたいこと、皆さんに聴いてもらえる形で楽曲を作ろうと思い、自分と向き合った……挑戦だった曲なので、こうして賞をもらえてうれしいです。

最優秀ダンスパフォーマンス賞:新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」

MIZYU:第1回目のアワードで、2個目のルビーをいただいちゃいました。とてもうれしいです。「オトナブルー」は2019年のコロナ禍前に作り、2020年にリリースした曲。2023年にモテ期が到来し、そこから新しい学校のリーダーズというグループを知っていただくきっかけにもなった大切な曲でございます。私たちも楽曲に感謝し、毎日歌って踊って、世界中を飛び回っています。これからも新しい学校のリーダーズとして日本、世界、地球を舞台に戦っていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。

ラジオ特別賞:離婚伝説「愛が一層メロウ」

松田歩:このたびはこのような賞をいただくことができて、本当にうれしく思います。「愛が一層メロウ」という曲は僕たち2人が初めて完成させた離婚伝説の始まりの曲でもあり、自宅から発信していた曲がまだ行けていない地域にも(ラジオを通して)届いているかと思うと感慨深い。僕たち2人だけではなく、スタッフやマネージャー。そして、まだまだ何者でもなった僕たちの曲を気に入ってくれた関係者の皆様。そしてリスナーやファンの皆様、本当にありがとうございます。

ラージェスト・ライブ・オーディエンス賞:WEST.

このたびはこのような喜ばしい賞をいただき、誠にありがとうございます。また日頃から支えてくださっているコンサートスタッフ、関係各社の皆様に心より御礼申し上げます。そして何よりも、この賞はWEST.ではなく、ファンの皆様1人ひとりにお送りしたいと思っております。日々、温かい声援を届けていただいていることに心から感謝しております。WEST.は今年デビュー11周年を迎えました。11年間の歩みのなかで得た経験を大切にし、これからも共に笑いながら、さらなる高みを目指して進んでまいります。今後も心に響く音楽とエンタテインメントをお届けできるよう、精一杯務めてまいります。
※コメントは代読

最優秀ダンス・エレクトロニック楽曲賞 in association with JDDA:水曜日のカンパネラ「エジソン」

ケンモチヒデフミ:我々、水曜日のカンパネラは今ここにいる詩羽と前任ボーカリストのコムアイという2人の素晴らしいボーカルに出会い、ここまで来ることができました。まさかのメインボーカルが交替してしまうという大きな転機があったにもかかわらず、変わらず皆さんに音楽を聴いてもらえることに感謝しております。

最優秀DJ賞 in association with JDDA:DJ Nobu

このような映えある賞を受賞できて光栄に思います。世界中をツアーして結果を出すのは大変なこともありますが、このような賞をもらえて報われます。今日はいい1日になりました。

最優秀アイドルカルチャー楽曲賞:FRUITS ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」

鎮西寿々歌:このたびは「わたしの一番かわいいところ」という楽曲で、素晴らしい賞をいただき心より感謝申し上げます。この賞をいただけたのは、曲を世に生み出してくださったヤマモトショウさん、そして、楽曲をカバーして広めてくださったアーティストの皆様。その広がりを支えてくださった音楽関係の皆様。いつも近くで支えてくれている事務所の皆様。そして、私たちのことを愛してくれているファンの皆様のおかげです。私たちはこれからもこの賞を大切に受け止めて、アイドル文化のさらなる広がりに自信を持って、これからも“NEW KAWAII”というものを世界に、宇宙に発信していきたいと思います。

TOP JAPANESE SONG IN EUROPE / TOP JAPANESE SONG IN NORTH AMERICA / TOP JAPANESE SONG IN LATIN AMERICA / 最優秀バイラル楽曲賞 / 最優秀国内ヒップホップ/ラップ楽曲賞 / 最優秀国内ダンスポップ楽曲賞 / 最優秀ジャパニーズソング賞:Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」

本日最多の7部門受賞について

R-指定:「MUSIC AWARDS JAPAN」は初めての試み。そんな中でこんなにも賞をいただけて非常に光栄です。各部門すごい人たちと並ばせてもらって、VTRが何度も流れたときは「もうええやろ!」って思った人もいると思うけど、それくらい聴いていただけたのかなと思うと非常に光栄です。

7冠を受賞した気持ちは

DJ松永:芸術的な重さ。(7冠は)異常事態ですね。
R-指定:マイナーなジャンルをやっていたと自覚はあったので、ヒップホップがこういうことになるとは思っていなかった。いろんな人のがんばりで、日本のヒップホップが聴かれるようになったのがうれしい。

誰に喜びを伝えたいか

R-指定:支えてくれた家族や友達はもちろん、ヒップホップを始めた中学生の頃の自分はこんな状態になるとは想像もしていなかった。箸にも棒にもかからんと思ってやり始めたので、その頃の自分からすると今はいい感じだと思う。

世界のファンへのメッセージ

R-指定:「Bling-Bang-Bang-Born」だけじゃなく、いろんな楽曲が自分たちにはある。それを持って、いろんな国にライブに行けたら。そのときは一緒に音楽で楽しく遊びましょう。

関連記事

「KOYABU SONIC 2025」ロゴ

「KOYABU SONIC」出演者第1弾で氣志團、ふるっぱー、レキシ、かまいたち、ツートライブら

約6時間
セントチヒロ・チッチ(Photo by Tetsuya Yamakawa)

セントチヒロ・チッチ、“絶対忘れねえ”幸せいっぱいCENTワンマンに詩羽&おかもとえみが駆け付ける

約7時間
Travis Japanとジュニア。©Storm Labels Inc.

トラジャ「スタソン」でジュニアと「BO$$Y」コラボ、知られざる“TJポーズ”秘話を明かす

約8時間
「KinKi Kids Playlist Library」ビジュアル

KinKi Kidsサブスク解禁記念、著名人やスタッフが選ぶプレイリスト企画スタート

1日
FRUITS ZIPPER

FRUITS ZIPPER、たまアリの超めでたいライブ生中継

2日
大森元貴

大森元貴「4年ぶりにソロを動かします」新作「絵画」リリース決定、「天てれ」楽曲のセルフカバーも

5日
Mrs. GREEN APPLE

「Mステ」にミセス、XG、King & Prince、中島健人、=LOVE、CANDY TUNEら

5日
羊文学「mild days」MVのティザーフォト。

羊文学の新曲MVは初USツアーの模様収めたロードムービー、「サイレント・ウィッチ」ED主題歌

5日
再生数急上昇ソング定点観測

なぜ大森元貴の書く曲ははかなく美しいのか? / timeleszのMVが間取りをモチーフにした理由

5日