THE RAMPAGEのパフォーマー・武知海青がプロレス活動においてDDTプロレスリングとエージェント契約を締結。本日6月5日に東京都内で行われた入団発表記者会見に出席した。
入団に至るまでの武知の活躍
2022年、DDTが全面協力したABEMAドラマ「覆面D」に出演し、同年のABEMA特番「GENERATIONS 24時間テレビ 24時間いろんなライブできるかなぁ?」で遠藤哲哉選手、大石真翔選手と試合を行った武知。その縁から昨年2月にはDDT主催イベント「Into The Fight 2024」でプロレスデビューを果たし、上野勇希選手と勝俣瞬馬選手をパートナーに遠藤選手、岡谷英樹選手、正田壮史選手との同世代対決に挑んだ。コーナーからの飛びつきフランケンシュタイナーやダイビングボディアタック、フルネルソンバスターなどの華麗な技を繰り出した武知は見事自軍を勝利に導いた。
武知はLDH JAPAN所属のままプロレス活動においてDDTとエージェント契約を締結。入団第1戦として上野選手、勝俣選手とトリオを組んで7月13日に東京・後楽園ホールで行われる大会「ROCK IN RING 2025 ~奏でろ打撃、叫べ歓声~」に出場し、佐々木大輔選手、岡谷選手、MJポーのトリオとタッグマッチを繰り広げる。そして秋以降も継続的なDDT戦への参加が予定されている。
リング、ステージどっちにも立ちたい
会見には武知をはじめ、DDTを運営するCyberFight代表取締役副社長の高木三四郎、取締役の彰人、武知とタッグを組む上野選手が参加。会見冒頭にはEXILE HIROからのコメントが流れ、「DDT様の根底にあるエンタテインメントの情熱はLDH JAPANと深く共鳴するものがあります。ダンサーとして鍛え上げてきた肉体はプロレスでも輝きを放つと思いますので、LDHは一丸となり海青の夢を応援していきます」と武知にメッセージが送られた。
高木副社長は「試合で圧倒的なポテンシャルを見て、プロレス界でもスターになれる逸材だと感じて、LDHさんと話し合いを重ねてまいりました。こうして正式に発表できることをうれしく思います」とコメント。武知は昨年のプロレスデビューを振り返りながら、「昨年リングに立たせていただいたあと、THE RAMPAGEの活動との相乗効果を感じて。『リング、ステージどっちにも立ちたい、もっとがんばりたい。でも、どうしたらいいかわからない』と思っていたときに、こういうお話をいただき、入団することになりました」と入団への思いを明かし、THE RAMPAGEとプロレス双方のファンに向けて「THE RAMPAGEのファンの方はステージに立てなくなったらどうするんだ!と心配されていると思うんですけど、初めてのことにはリスクが伴うものです。皆さんの不安を跳ね除けられるよう、プロレスのファンの皆さんにも認めてもらえるようがんばりたいと思います」と決意を表明した。
個体最強の武知海青
THE RAMPAGEには、メンバー16人全員がそろった会議でDDT入団を伝えたという武知。「いろいろと意見をもらいつつ、『ランペでいてくれてありがとう』と言われました。どっちにいるときも本気の武知海青を応援してくれてると思います。16人の気持ちを背負ってリングで戦うつもりです」と言葉に力を込める。「DDTでプロレスデビューしたときから、みんな仲間だと思っていました」と語ったのは上野選手。「こうして正式に仲間になってもらえるのは非常に心強く、うれしいです。個体最強の武知海青はプロレスラーとしてどういう姿を見せてくれるのか楽しみですね。いずれはタイトルマッチもしたいと思っています」と武知に試合を申し込む。武知が「プロレスデビュー当時から隣りにいる上野選手と一度は対戦していただいて、プロレスの厳しさを教えていただきたいです」と応じると、上野選手は「ボコボコにします!」と声を張り上げた。
大口を叩くかもしれないけど……
今後はパフォーマー、プロレスラーとしての体作りに励む武知は「どちらの適正体重もわかっておりますので、どんなに日数がなくても妥協はせず肉体の限界を超えながらがんばっていきたいと思います」と語り、プロレスラーとしての目標については「大口を叩くかもしれないけど、プロレスを世に広めたいです。プロレスを観て感動して、リングに立っても感動して、知れば知るほど美しい世界なので、ぜひよさを伝えていきたい。そして、戦うからにはてっぺんをとりたいです」と闘志を燃やしながら明かした。また自身の得意技に関しては「ドロップキックかなと思います。フィニッシュホールドは夢ですね。そのときがくればいいなと楽しみにしています」と笑顔を見せた。
※高木三四郎の高は、はしごだかが正式表記
ROCK IN RING 2025 ~奏でろ打撃、叫べ歓声~
2025年7月13日(日)東京都 後楽園ホール
