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川後陽菜 & YONAKA Bandが初CD作品発表、ジャケットを手がけたのはエリック・ヘイズ

川後陽菜 & YONAKA「YONAKA」初回限定生産盤A
16分前2025年07月04日 9:05

川後陽菜 & YONAKA Bandが8月20日に初のCD作品「YONAKA」をリリースする。

乃木坂46の元メンバーで、現在はモデルやデザイナーとしても活躍する川後陽菜のソロプロジェクトである川後陽菜&YONAKA Band。CDにはスウェーデンを代表するDJであるManseが手がけた楽曲「When the Nights Ends」を全英詞によるプログレッシブハウスナンバーに再解釈した「When the Night Ends - YONAKA ver.」、ライブの定番曲「銀河鉄道の夜に」、川後が初めて作詞に参加したタイトル曲「YONAKA」など計6曲が収録される。

ジャケットデザインはBeastie Boysのアートワークなどで知られるグラフィティアーティストのエリック・ヘイズが手がけた。

川後陽菜(Vo)コメント

私にとってこのアルバムは、夜の静けさの中に滲む感情のようなものです。
川後陽菜として初めてのミニアルバム。
すべての楽曲に「夜」という言葉が入っていて、夜をテーマにしたアルバムです。
この作品の中にある“夜”は、ただ暗い時間ではなく、自分自身の感情と向き合える、特別な時間として存在しています。
そして、今回のバンドメンバーは、それぞれ別の仕事や暮らしを持ちながらも、音楽を大切に続けている人たちです。
和田さんの音楽への深い愛情から生まれた作詞・作曲、そしてベース。
山中さんの一打一打に宿る覚悟を感じるドラム。
橘さんの言葉のように響くピアノ。
そんな音たちに囲まれながら、私は自分の声と向き合い、誰かの“夜”を想像して歌いました。
リード曲「YONAKA」では、はじめて作詞にも挑戦しました。
自分の中にある言葉を探しながら書いたこの曲は、アルバムの核のような存在です。
ざらりとした本音に触れ、自分自身に向き合うことができ、本当の意味で「自分の歌」になった気がします。
私は昔から夜が好きでした。誰にも見られずに、本音になれる時間。
笑っていなくてもいいし、強がらなくてもいい。
そういう夜にだけ、やっと泣けたり、呼吸できることがあると知っています。
誰かの夜に、そっと寄り添うような音楽になっていたら嬉しいです。
眠れない夜や、なんとなく不安な気持ちになったとき、このアルバムが傍にいられますように。
そして、川後陽菜 & YONAKA Bandのはじまりも、感じてもらえたらと思います。

山中綾華(Dr)コメント

この度、素晴らしい機会をいただきアルバム全曲のドラムレコーディングに参加させていただきました。久しぶりのレコーディングでしたが、音楽への情熱は変わらず、ドラムを叩く喜びをあらためて感じることが出来る最高の現場でした。川後さん、和田さん、橘さんの熱い想いと音楽への真摯な姿勢に刺激を受け、私は一打一打に心を込めました。
奇跡のような運命のような巡り合わせで集まって音になった、そんな楽曲たちが収録されたこのアルバムは、聴く人の心を揺さぶる力強い作品になったと思います。
日々、社労士事務所での仕事と音楽と両立していく中で、ドラムに向き合う時間は私にとって特別なものです。両方の道で挑戦を続ける中で、こうしてまたドラムを通じてみなさんと繋がれることを心から嬉しく思います。
このアルバムを手に取って、音楽のエネルギーを感じてください!

橘哲夫(Key)コメント

川後陽菜さん、和田直希さん、山中綾華さん、、唯一無二の個性と才能を持つ方々に囲まれての制作は、これまでの音楽人生の中でもとりわけ熱く、かけがえのないものでした。
概念上のバンドが世に放つその世界観はシンプルゆえに強烈で、でも、限りなく優しい。今まで味わったことのない沼に、あなたも遠慮なく引き込まれてみてください。

和田直希(Producer, B)コメント

10代の頃から音楽に夢中になった僕は、ただ聴いているだけでは物足りなくなり、自ら音を奏でるようになりました。
僕にとって音楽は、アイデンティティであり、最古の友人であり、最愛の家族のようであり、共に戦う同士でもあります。
だからこそ、辛いときも、悲しいときも、嬉しいときも、いつもその想いを音と言葉に変えてきました。
歳を重ねるごとに音楽との向き合い方は変わっていきましたが、それでも音楽は変わらず僕のそばにいて、一緒に泣き、笑い、時には叫んでくれました。
そんな中、いつしか僕は、自分の中に書き溜めてきた音と言葉を、この時代に投げかけたいと強く思うようになりました。
そして出会った3人の表現者--川後陽菜、橘哲夫、山中綾華。
彼らと出会って、ついに“共に表現する仲間”を見つけたのです。
川後陽菜は、僕の言葉に魂を吹き込み、美しい旋律へと昇華してくれます。
橘哲夫は、音に自由さと無限の色彩をもたらします。
山中綾華は、音に深い愛情と洗練されたリズムを刻みます。
そして僕は、全曲のベースを弾きました。まるで強く鳴る心臓の鼓動のように、生きる力を音に込めました。
『YONAKA』に収録された楽曲たちには、"現代"という闇の隙間で、誰にも気づかれずに散っていった、数え切れないほどの“かたちある愛”がちりばめられています。
僕たちは、それらを一つひとつ拾い集め、そんな心の闇を“YONAKA”と名づけました。
ぜひ聴いてください。
あなたの心のどこかに、静かに引っかかってくれたら嬉しいです。

川後陽菜 & YONAKA「YONAKA」収録曲

01. When the Night Ends - YONAKA ver.
02. 銀河鉄道の夜に
03. ふたつの影 - YONAKA ver.
04. グッド・バイ
05. YONAKA
06. いつかの卒業

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