VIDEOTAPEMUSICの1年ぶり新曲は金沢・石引の盆踊りソング、キセル辻村豪文も参加

VIDEOTAPEMUSIC「石引ゲバゲバ音頭 feat. 辻村豪文」ジャケット

27分前2025年07月09日 11:03

VIDEOTAPEMUSICが8月6日に1年ぶりの新曲「石引ゲバゲバ音頭 feat. 辻村豪文」を配信リリースする。

「石引ゲバゲバ音頭」は、石川県金沢市・石引商店街からの依頼を受けて制作された、石引の盆踊りのための完全オリジナルソング。戦前に存在した「石曵音頭」と1995年に制作された平成版「石引音頭」を参照した1曲で、ゲストボーカルとして辻村豪文（キセル）が参加しているほか、平成版「石引音頭」と続けてプレイできるようBPMが調整されている。

VIDEOTAPEMUSICは「石引ゲバゲバ音頭」を制作するにあたり、石引商店街の約100名にアンケートを実施。その回答をもとに石引を知らない人でも、歌えばたちまち“石引通”になれるようなローカルで親しみやすい1曲に仕上げた。

カップリングには、CHERRYBOY FUNCTIONによる「石引ゲバゲバ音頭」のリミックスバージョンを収録。リミックス版は石引の子供たちのボイスサンプルも取り入れた1曲で、平成版「石引音頭」のカセットテープのB面に収録されていた、幻のニュージャックスイング民謡「ぶらり石引季の詩」へのオマージュも込められている。

さらに「石引ゲバゲバ音頭」の7inchアナログ盤が、8月22日にリリースされることも決定。リリースイベントとして、8月23日に東京・BONUS TRACKで「石引ゲバゲバ音頭祭」、9月13日に石引商店街下馬地蔵広場で「石引ゲバゲバ盆踊り」が行われる。

また石川・金沢で「石引ゲバゲバ音頭」の企画を担当した老舗カレー店・JO-HOUSEのモカ氏は、「かつて昭和に歌い踊られてきた初代『石曵音頭』は、音源も楽譜もない詠み人知らずの労働歌のように高度成長期の時代の流れで口承が途切れ消滅しました。復活させるべく石引商店街の有志たちが新しい石引音頭を発表したのが平成の1995年。そして30年後の2025年、令和の石引音頭をVIDEOTAPEMUSICさんと共に製作しました。本命盤『石引ゲバゲバ音頭』、家でディスコでお祭りで歌って踊ってください！」とコメントしている。