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草川直弥にとっての「何よりも大切な存在」とは、初のスタイルフォトブックに詰め込んだ「自分の“好き”」

草川直弥(撮影:須田卓馬)
11分前2025年08月07日 3:04

草川直弥初のスタイルフォトブック「直弥いる。」が、7月30日に発売された。これに伴い、草川が音楽ナタリーの取材に応じた。

そばにずっといる、いろんな表情の僕がいる

この本の出版が決まったときのことを振り返り「自分の“好き”を詰め込んだ本を出したかったので、うれしかったです。本の中でやりたいアイデアもポンポン出てきて」と声を弾ませた草川。「直弥いる。」というタイトルには「見てくれる人のそばにずっと“いる”よという意味を込めた」と明かし「ほかにもいろいろ意味があって。いろんな表情の僕が“いる”。あと、『スタイルフォトブック』と『直弥』で何かかけられないかな?とも考えて、こうなりました(笑)。けっこうスムーズに決まった気がします」と続ける。

「直弥いる。」では嶌村吉祥丸、神戸健太郎、山根悠太郎という人気カメラマン3名が撮影を担当している。これは草川自身の強いこだわりによるもの。彼は「スタイルフォトブックを作るとなったとき、今まで見せたことのない自分を引き出したかった」と語り「スタッフさんにご提案いただいた方や、自分で気になったカメラマンさんのSNSを拝見させていただきました」とオファーの経緯を明かした。3人のカメラマンとのフォトセッションは海、夜景、古民家、公園、車などさまざまなシチュエーションのもとで行われ、撮り下ろされたカットの数々からは草川の魅力である“バブみ”はもちろん、カッコよさ、おしゃれさ、かわいさ……と、さまざまな魅力を感じることができる。「(嶌村)吉祥丸さんは海や古民家などさまざまなシーンでフィルムカメラも使いながら、儚さもあり力強さもある素晴らしい写真を撮ってくれました。神戸さんに撮っていただいた表紙(ファンコミュニティの+KIRARI『☻なおやるーむ☻』会員限定版)は、時間が余ったときに『そこに立ってみて』と言われてスタジオのドアのところで撮っていただいた“奇跡の1枚”なんです。自然光やライティングなどの光を生かして、いろいろな表情の写真を撮っていただきました。山根さんは主に日常のパートを撮っていただいたのですが、ふとした表情を切り抜くのがとても上手な方で、ナチュラルな僕を引き出して下さいました」。楽しそうに撮影を振り返った草川は「やっぱり自分は撮ってもらうのが好きなんだなって。グループ(ONE N' ONLY)の撮影ではカッコいい一面、かわいい一面を見せることが多いけど、今回のように日常の中のふとした表情を撮られる撮影も好きだなと思いました」と続けた。

私物に「shikake」その理由

また「直弥の好きなもの」には、好きな食べ物をうれしそうに食べている姿、好きな洋服を真剣に選ぶ姿、好きなゲームに夢中な姿など、好きなものに囲まれた草川の「素」の瞬間が収められた。「自分って、好きなものに対してこんなにいい顔するんだって思いました」と笑いながら振り返った草川。今回のスタイルフォトブックを制作するうえで「一番苦戦したこと」は、“いい顔”にあふれた撮影カットの中から掲載カットを絞る作業だったという。彼は「何が一番大変だったかって、写真選び。本当に大変でした。3名の豪華なカメラマンさんが撮ってくださったカットは全部素敵だし、バランスや色味も考えるとすごく難しくて」と語った。

本の中には草川が私物を紹介するコーナーも収められているが、その私物の中には実兄・草川拓弥(超特急)がプロデュースするブランド「shikake」の香水がさりげなくラインナップされていた。これについて聞くと、草川は「ノリで入れてみようかなと(笑)。毎日使っているわけではないんですけど、使ってはいるので」と反応。「お互いにあまり干渉しないですし、家でも仕事の話はあまりしないんですけど。活躍はいろんなメディアを通して見てます」と最近の2人について語りつつ「こどもの日にお互いのInstagramで子供の頃の写真をアップするっていうのを一昨年から始めたんですけど、今年は気付いたらこどもの日が終わっちゃってて(笑)。そのことで連絡を取りました。来年はちゃんと上げたいなと思ってます」と変わらぬ兄弟仲を明かした。

何よりも大切な存在は

「俳優をやっているからこそ、こういう写真撮影での表情もうまくなったかなと思いますし、それが今度はライブでも生かされたり。表現の幅が広がることが、自分の活動にとってプラスだなと思うことが多いです」。舞台「サザエさん」への出演など着実に活躍の場を広げる彼は、俳優活動とアーティスト活動の両立に充実感をにじませる。ONE N' ONLYの仲間たちの俳優としての活躍も大きな刺激になっているそうで、草川は「うれしいです、みんなの活躍によってグループが盛り上がっていくので。自分も負けじとやっていきたい気持ちになるし、純粋に刺激をもらいます。自分が作品に出ることをきっかけに僕らを知ってくださる人が増えたらうれしい。そこはやっぱり、グループにとってプラスになります」と思いを語った。

最後に「直弥いる。」というタイトルにかけて「自分にとって欠かせない(要る)もの」を聞くと、草川は「やっぱりSWAG(ONE N' ONLYファンの呼称)です」ときっぱり。「何よりも大切な存在ですし、それで言うとメンバーもです。自分にとって欠かせない存在です」と続けた。そして自身のこれからについて、草川は「俳優としてもグループとしても、どんどん高みを目指して上っていけたら」とまっすぐに未来を見つめる。「俳優としての僕を通してグループを知ってもらったり、グループを通して俳優としての僕を知ってもらったり。そうやっていろんな場所を通して、いろんな人に草川直弥とONE N' ONLYを知って、応援していただけたらいいなと思います」。

スタイリスト:井田信之 ヘアメイク:石川ユウキ(Three PEACE)

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