中島歩と草川拓弥(超特急)がダブル主演を務めるテレ東系のドラマ「俺たちバッドバーバーズ」の制作発表会見が本日1月8日に東京都内で行われ、中島、草川、共演の高良健吾と監督の阪元裕吾が登壇した。
明日1月9日深夜に放送がスタートする「俺たちバッドバーバーズ」は、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズや映画「ネムルバカ」の阪元監督とテレ東が、昨年放送された「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」に続く2度目のタッグで送る“理容師アクションコメディー”。田舎町にひっそりと佇む月白理容室は一見普通の理容室だが、店主の理容師・月白司(つきしろつかさ)には、客が持ってきた“表社会では解決できないトラブル”を力で解決する裏用師(リヨウシ)という裏の顔がある。裏用師は300万で依頼人の乱れた人生を整え、髪を切るのが仕事。そんな月白理容室にひょんなことから住み込みで働くことになる元美容師の日暮歩(ひぐれあゆむ)と月白が、不器用ながらもさまざまな依頼を引き受け、依頼人の髪と人生を整えていくていくさまが描かれる。無力だが情に厚い日暮を中島が、クールで冷徹な月白理容室の店主・月白を草川が演じ、主人公の2人に大きく関わる謎の男・佐々木しんのすけを高良が演じる。
ファンを招いて行われた制作発表会見は、登壇者による寸劇で幕を開けた。MCが登壇者をステージに招こうとすると、バックパネルの奥から聞こえてきたのは日暮と月白のにぎやかなやりとり。どうやら悪徳政治家の政治資金洗浄パーティを“整える”ためにやって来たらしい2人が「派手に暴れるぞ!」(月白)、「めちゃくちゃやってやりましょう、月白さん!」(日暮)と声をかけ合ったそのとき、日暮がバックパネルを勢いよく突き破って姿を現す。まさかの登場方法に客席から驚きの歓声が上がる中、日暮は「お前らが悪徳政治家かあ! 悪徳政治家、多いな!」と言いながら客席通路へ。そのあとを追ってステージを降りた月白も辺りを見回しながら通路を進んでいく。やがて客席前方に陣取る報道陣を見つけると、日暮は「オールドメディアか!?」と報道陣に詰め寄り、「報じろ、この悪行を報じろ~!」と熱くシャウトした。MCにここが記者会見の場であることを知らされた2人はアイコンタクトを取り「“バッドバーバーズ”って誰だよ。俺たち……バッドバーバーズ?」と声を合わせる。ようやく事態を把握した日暮が「ってことは悪徳政治家じゃなくて、俺たちのために集まってくれたのか~!」と喜び、日暮コールと月白コールを巻き起こして観客と盛り上がっていると、今度はのんびり姿を見せたしんのすけが2人にキャンディを渡しながら「パーティは上の階でやってたよ」とひと言。すると日暮は「俺が未来の総理大臣だ~!」と改めて気合い十分に叫び、彼らはドタバタと観客の前から姿を消した。
阪元監督による「カット!」の声がかかったところで、改めて会見の場に姿を見せると、中島と草川は「お騒がせしました」と照れ笑いを浮かべた。また高良は「年末に中島くんと忘年会したんですけど、彼が『高良くん、記者会見でこういうことしたいんだよね』って」と、この寸劇が中島のアイデアで実現したことを明かす。「みんなに感謝だよ。セリフ長いし!(笑)」と高良から声をかけられた中島は「ありがとう。夢が叶いました」と感謝の言葉を紡いだ。
今作への出演について、中島は「今回が連続ドラマ初出演で、とてもうれしかったです。僕が初めてテレビドラマに出たのがテレ東の深夜ドラマで。僕にとっては(テレ東が)テレビドラマの入り口になったので、そういう場所で、この仲間で主演ができたことがとても誇らしいですし、『たどり着いたな』っていう気持ちもありました」とコメント。自身が演じた日暮というキャラクターについては「すごく熱いキャラなので、それにぶら下がっちゃダメだなと。日暮を1人の人間にするにはものすごい熱量が要るなと思ったので、エネルギーは大事にしました。また、彼を変な見た目にしたんですけど、その見た目にしたら僕の中の“内なる日暮”が叫び出して……あんなんなっちゃいました(笑)」と、強烈なキャラクターの誕生秘話を語る。
一方、同じく主演を務める草川は「阪元さんとは以前『ベビエブ』でご一緒させていただいて」と切り出し「また阪元さんの世界観にどっぷりと浸れる時間を作れるのはうれしいなと思いました。『この作品をこの時間帯にお届けして大丈夫だろうか?』と思うくらいエネルギッシュでパンチの効いた作品なので、皆さんが寝れなくなるような金曜日になったらと思います」と続ける。クールな月白を演じるうえでは「日暮とのバディ感を大切にしたいと思った」そうで「新たなヒーローものを生んでやるぞっていう気持ちでバランスを取ることを重視していましたし、中島さんが日暮としていろんな遊びをしてくださるので、僕も負けじと。果敢に対峙していくことを意識していました」と思いを明かした。
そんな主人公2人について、高良は「2人のエネルギーがすごくて。演技の中で遊んでいて楽しそうで」と印象を語り「その中に入りたいと思ったけど、役としては巻き込まれないように。現場ではそれを意識して演じていました」とコメント。阪元監督は「プロデューサーから『中島さんと草川さんでオリジナル作品を』って言われたときは『そんな夢みたいな。いいんですか?』『夢や』って思いました」と、依頼があった際の感情をたどり「頭の中で夢がぱーっと広がった感覚でしたね」と続けた。
昨夏に行われた撮影については、中島が「まずは暑い。スケジュールもハードだった。撮影初日に台風がやって来たことも印象深いです」と笑いながら懐古。そして「クランクインの日に衣装を着た草川くんを初めて見て。理容室の前に立ってる姿を見たら、カッコよすぎて。『もらった!』みたいな。『もらったぞこのドラマ!』と思ったのを覚えてますね。まだもらってはいないんですけど(笑)」と、印象的だったという場面を振り返る。中島に佇まいを絶賛された草川は恐縮した様子で「中島さんが考えた日暮のビジュアルもまさしくその通りです。『もらった!』を体現したビジュアルでした」と言葉を返し「ご本人は『ダサい』と言ってますけど、僕は隣にいてひたすらカッコいいなと。役としては日暮に強く当たるような部分もあったけど、草川自身は(中島が)隣にいて自信が付くなと思ってましたね」と思いを語った。
中島と草川が空き時間に撮影場所近くのコーヒー店に赴いて水出しのコーヒーを一緒に飲んだエピソードや、台風の土砂降りの中で1話の理容室でのアクションシーンを撮った思い出が語られたところで、質疑応答タイムへ。まず「皆さん自身が今解決したいことは?」という問いが投げかけられると、中島は「腰痛ですね。腰痛さえなければって今も思ってます。腰を大事にしましょう」と悲痛な面持ちで語る。続いて草川が「さっきの寸劇がどうだったのかっていうのを総括したいですね。皆さん撮ってくださってたので、どんな記事になるのか楽しみです」と語ると、中島は「振り返らないほうがいいよ(笑)」と声をかけて登壇者や観客の笑いを湧き起こす。また「皆さんが思う、バッドなイメージのひらがなは?」という質問には、中島が「ざ! 日暮が『ザイ!』と叫ぶので、1文字取ってざ!」と、草川が「ぷ! 理由はないです(笑)」と、高良が「ギックリ腰のぎ!」と答える中、阪元監督が「ぬ。一度入ってもうたら抜け出せないイメージがないですか?」と答え、会場中から感嘆の声を誘った。
さらに、会見の終盤には登壇者が“裏の顔”を暴露し合うフリップトークの企画も。「撮影現場で目撃した、自分だけが知る(かもしれない)隣の人の裏の顔」というテーマに、草川について言及することになった中島は「実は超特急の人」と回答する。「ここの関係性で知り合いになってるからね、こっちが表だと思ってるから。でも実は超特急」と言う中島に、草川は「宣伝してくださってありがたいです(笑)」とリアクション。中島が「超特急、見ましょう」と続けると、草川は「『ESCORT』ツアーが始まりますので!」と、新たなアリーナツアーをちゃっかり告知した。
寸劇にトークセッションにと、盛りだくさんの内容で賑やかに進んだ会見の最後、中島は今作について「台本の時点から遊び心があって、もちろん現場でのお芝居も遊び心満点で。いい大人が集まってキャッキャ言いながら撮影したものが、画面を通して皆さんに伝わると思っています。そういう自由でのびのびした作品になっていますので、きっと観ている方も爽快感を感じられると思います。ぜひご覧いただいて、面白かったらいろんな人に勧めていただいて、このドラマを盛り上げていただけたらと思います」とコメント。「いよいよ明日から始まるんだなと思うとすごくうれしい気持ちです」と切り出した草川もまた「去年の夏は『俺たちバッドバーバーズ』に命を懸けて挑んだと言っても過言ではないので。キャストスタッフ一同、一緒に夏を乗り越えて『いい作品にするぞ』と走ってきたので、しっかり皆さんに届いてほしいなと思います。ここに来られていないキャストの方々もみんなが個性強くてみんなブッ飛んでいて、みんなめちゃくちゃなので、ぜひそれをしっかり観ていただけたらなと思います」と作品に懸けた熱い思いを報道陣と観客に伝え、会見を結んだ。
「俺たちバッドバーバーズ」の番組情報
テレ東系 2026年1月9日(金)24:42~25:13
※以降毎週金曜日24:42~25:13


