ONIGAWARAサティフォ、ゲストボーカルにcinema staff飯田瑞規を迎えた新曲発表

約1か月前2025年10月10日 13:05

サティフォ（ONIGAWARA）が、ゲストボーカルに飯田瑞規（Vo, G / cinema staff）を迎えた新作音源「alien」を10月16日に配信および会場限定CDとしてリリースする。

本作には「alien feat. 飯田瑞規」と「scene feat. 飯田瑞規」の2曲が収録される。「alien feat. 飯田瑞規」は“人とわかり合えない葛藤”をテーマにした楽曲で、メロウなトラックに低音と高音のハーモニーが重なり合っている。アレンジはRyosuke Shimomuraが担当した。

一方の「scene feat. 飯田瑞規」は、“ドラマにならない日常のワンシーン”を切り取った楽曲。エレクトリックピアノのリフを主体にしたシンプルなトラックと、2人のボーカルの掛け合いが特徴だ。この曲のアレンジはKohei Shimizuが手がけた。

リリース日の10月16日には、東京・新代田FEVERにて新曲のお披露目イベント「サティフォの日～秋の番外編“alien”～」が開催される。当日は飯田の出演も予定されている。

サティフォ（ONIGAWARA）コメント

今作は飯田瑞規のために書き下ろした二曲です。彼のボーカルをもう20年近く聴いてるのですが年々表現力を増していく歌声にいつも感動しています。瑞規とどんな曲が歌いたいかを色々相談しながら作りました。alienが出来た時に絶対しもりょー（Ryosuke Shimomura）さんにアレンジして欲しいと思ってちょうどそのタイミングでお会いする機会があったのでお願いしました。
間違いなかったです。しもりょーさんのアレンジのおかげで曲が光り輝きました。
sceneのアレンジは「like a movie star feat.シノダ」の時以来に康平にお願いしました。こちらも俺が信頼してるミュージシャンなので当たり前にかっこいいアレンジになりました、彼は天才です。
ソロ作品ならではの自分の内側を丸裸にした内容。そこに瑞規のボーカルの表現力が加わってかなり濃い二曲になりました。
ぜひalienの世界観に浸ってください。

飯田瑞規（cinema staff）コメント

敬愛する竹内サティフォさんにコラボ曲を2曲書き下ろして頂きました。もう長い付き合いで、僕自身学生の頃からの地元の後輩であり、友人であり、ONIGAWARAのファンとしてもずっと彼の音楽を聴いてきました。
僕が思うサティフォが作る楽曲の魅力は、明るく楽しいPOPSでありながら、その軽やかな響きの裏側に確かなメッセージが込められているところ。優しく飄々としたスタンスの奥に、世の中を俯瞰する独自の鋭い視点がある。それはバンドでもアイドルでもない彼の唯一無二の作家性だと感じています。
改めて沢山色んな話をして、2人で歌いたい曲の方向性を決めていきました。

「alien」では、人と人とのあいだに横たわる隔たりを歌いながらも、サティフォのファルセットと自分の声が重なり合うことで、どこか温かい楽曲が生まれました。
「scene」では、劇的ではない時間の中にこそ代わりのない瞬間が宿るのだと改めて感じました。普段とはまた違う自然体で歌うことができたのも彼のおかげです。
そして、より素晴らしい楽曲になったのは、アレンジをしてくれたシモリョウさんと康平のおかげです。またご一緒したい。

どちらの曲も、聴き終えたあとに心が少し柔らかくなるような仕上がりになっています。これからの季節、夜の散歩やドライブの時間のお供に是非。いや、やはりあなたが過ごす日常のどの時間にも寄り添えますように。