草川拓弥、主演ドラマ初回で草を食べる？「地獄は善意で出来ている」放送直前会見に登場

16分前2025年10月16日 8:04

草川拓弥（超特急）の主演ドラマ「地獄は善意で出来ている」が、本日10月16日深夜24:15にカンテレで、24:45にフジテレビでスタートする。放送に先駆け、草川、高野洸、細田善彦が報道陣の取材に応じた。

カンテレ×FODドラマとして制作された今作は、過去の過ちにより厳しい目が向けられ、不遇の日々を送る前科者たちが、人生のやり直しをかけた“更生プログラム”の中で残酷な罠に巻き込まれていく様を描くヒューマンサスペンス。カンテレのドラマ作品には初主演となる草川は、複雑な過去と前科を持つ主人公・高村樹を演じる。高野は樹と同じく更生プログラムに参加する前科者・小森琥太郎を、細田はプログラムをコーディネート、進行していく謎の男・カトウを演じる。

1話をすでに観たという3人に、視聴した感想とオススメのシーンについての質問が投げかけられると、草川は「面白かったです。個人的には音楽がいいなと思っていまして。芝居をより引き上げてくれる演出がドキドキするし、あっという間に観終わってしまったので『面白いってこういうことだな』と感じられてうれしかったです」と回答。続いてオススメのシーンの答えに彼が思案していると、細田は「草食べるところじゃない？」と提案する。「あはは！」とこれに応じた草川は「樹は知識が豊富なので、自分で山菜を採ったり、食べられるものを選別できるんです。撮影で実際いただいたんですけど、生の味がしました」とコメント。細田から「何食べたの？」とさらにツッコまれると「実は白菜です（笑）。実際はそう見えないので演出部のおかげです」と“真相”を明かした。

自身の役柄の印象について、「樹という名前の通りのキャラクター」と伝えた草川。「自分の中で曲げない信念を明確に持ってプログラムに参加している人間なので、そういう意味で周りに影響を与えているのかなと思います」と印象を語り「演じるにあたって、ただただ怖い、面倒臭いと思われるような難しい人間にはなりたくない思いがあって。声のトーンだったり表情の調整を意識しています」と役作りを語った。現場の雰囲気については「みんな和気あいあいと仲良くやってます。作品はシリアスだけど普段はそんなことなく撮影してますね」と伝えたが、更生プログラムメンバーとは立場が異なる細田は「みんなあんまり仲良くしてくれない……」とひと言。草川は「細田さんと1対1でしゃべるシーンがまだ少なくて。だから（話しに）いきたいけどいけないみたいな感じです」と弁明したうえで「でも細田さんは僕に話しかけてくれて、グループの話題を出してくれたり。作品の雰囲気とは真逆だなと思ってます」と細田の優しさを明かした。

撮影現場となっている施設には虫が多いそうで、高野は「蚊が多いです！」と告白。すると草川は「でも、よく倒してくれるよね？この間も2、3匹やっつけてた」と返し、これに高野は「はい。今のところ“キルリーダー”です」と笑う。また、作品テーマにちなみ「ご自身が“更生したい”ものは？」という問いが投げかけられると、草川は「しょうもないことで申し訳ないんですけど……」と前置きしたうえで「嫌いな食べ物のしいたけを克服したい。自分の中では大きなことなんです。ほかのきのこは大好きなのにアイツだけ癖が強い！でも、しいたけの出汁を使った料理とかを食べられるようになったら、食の楽しみも広がるのかなって」と真剣にコメント。続く高野は「家の換気扇がちゃんと汚いんです」という告白で場を和ませ、細田は「米が高騰したときにパックごはんに切り替えたんですが、これがすごく便利なんです。そこから抜けられないんですよね。けっこう料理もするんですけど、一番苦手なのが炊飯器を洗うことなので……」と、個性的な回答を披露した。

会見の最後、草川は視聴者へ向けて「純粋に面白い作品です。続きが気になる作品になっていると思いますので、ぜひたくさんの方に観てほしいなと思います。オリジナルでこういう作品ができるのが僕は幸せなので、届いてほしいなと思います」と思いを語った。

なお、来週放送の第2話には木下晴香と山下永玖（ONE N' ONLY）が出演することが明らかになった。