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家主が満員のO-EASTに感慨、ダブルアンコールでは「家主のテーマ」を爆速で

「YANUSHI LIVE TOUR 2025」東京公演の様子。(撮影:今井駿介)
4か月前2025年10月25日 11:06

家主のワンマンツアー「YANUSHI LIVE TOUR 2025」の最終公演が10月19日に東京・Spotify O-EASTにて行われた。

ここ数年、ライブのキャパシティを順調に拡大してきた家主。ツアーファイナルは彼らのワンマンの舞台としては最大キャパシティとなるO-EASTで行われ、チケットは見事ソールドアウトを果たした。満員の観客を前に、田中ヤコブ(Vo, G)、田中悠平(Vo, B)、岡本成央(Dr, Cho)、谷江俊岳(Vo, G)の4人は、今年リリースした最新EP「NORM」の収録曲を含む全23曲を怒涛の勢いで披露した。

人で埋め尽くされた会場に、重たいドラムの音が鳴り響く。1曲目「おはよう」の始まりだ。やがてギターとベース、ボーカルも追随すると、ついに幕を開けたツアーファイナルに体を疼かせるかのように、フロアはジリジリとうごめき始めた。そこから彼らは、谷江が歌う「夜」、悠平歌唱の「カメラ」とボーカルのバトンを渡していく。続く「YOU」では最後のサビで3人の声が合わさり、ライブ序盤から爽快なカタルシスが作り出された。

さらに代表曲「家主のテーマ」、ダンサブルな「庭と雨」、ヘヴィなロックナンバー「FEARS FOR FEARS」などが畳みかけられ、ブレーキ知らずのパフォーマンスにオーディエンスの心と視線は奪われ続ける。ようやくMCに入るとヤコブは「前半に畳みかけるな」と、お笑いトリオ・四千頭身のフレーズを用いてセルフツッコミ。その後、観客が4、5人しかいなかったという数年前を振り返りながら、満員のO-EASTでライブをできることへの感慨を言葉にした。

MCに入ったのも束の間、ひとしきりしゃべり終えると「SHOZEN」「きかいにおまかせ」などを次々演奏し、ヘヴィなロックサンドを轟かせる家主。「オープンエンド」では悠平がセンターに立ち、センチメンタルなメロディを伸びやかに歌い上げた。ヤコブの「景気が悪い曲をやりましょう」という言葉に続けて演奏されたのは「雨の降る町」。複雑に移り変わっていくメロディが軽快なサウンドに乗せて届けられ、オーディエンスは軽く体を揺らしながらそのパフォーマンスに聴き入った。そして4人は「マイグラント」「p.u.n.k」とライブ定番曲を連続でプレイしたのち、「あと1曲やって一旦ハケます」という宣言に続けて「NFP」を演奏。「皆さんも一緒に歌ってください」とヤコブに促された観客が大合唱を巻き起こし、大団円でステージが締めくくられた。

「一旦ハケます」という宣言通り、家主は再び姿を現し、ライブを再開。「Dreamy」「陽気者」でフロアに火を着け、ラストには定番の「オープンカー」を披露する。みずみずしい歌声を聴かせる悠平に、暴れ馬のごとく動き回るヤコブと谷江、エモーショナルにビートを刻む岡本。そんな4人の声と歌が、ほかでもない家主の音楽として強く鳴り響く。これでツアー終了かと思いきや、オーディエンスの熱は冷めることなく、ライブはダブルアンコールに突入。予想だにしていなかった展開に、4人はこの日2度目の「家主のテーマ」を演奏。本編とは異なる猛烈なスピード感の演奏に観客は必死で食らいつき、飛び跳ね、声を上げる。「早く見つけて!」というフレーズのパートでは、珍しくヤコブがフロアにマイクを向けるなど、異様なまでのテンションでパフォーマンスが繰り広げられ、すさまじい勢いでツアーの幕が降ろされた。

セットリスト

「YANUSHI LIVE TOUR 2025」2025年10月19日 Spotify O-EAST

01. おはよう
02. ぜんまいじかけ
03. 夜
04. カメラ
05. YOU
06. 茗荷谷
07. 家主のテーマ
08. 庭と雨
09. FEARS FOR FEARS
10. 部会
11. SHOZEN
12. きかいにおまかせ
13. 近づく
14. オープンエンド
15. 雨の降る町
16. それだけ
17. マイグラント
18. p.u.n.k
19. NFP
<アンコール>
20. Dreamy
21. 陽気者
22. オープンカー
<ダブルアンコール>
23. 家主のテーマ

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