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婦人倶楽部が9年ぶりのアルバム「婦人日和」発表、リード曲は谷川俊太郎が訳詞

婦人倶楽部「婦人日和」ジャケット
7分前2025年10月29日 2:03

婦人倶楽部の2ndアルバム「婦人日和」が11月5日にリリースされる。

婦人倶楽部は2014年に新潟県佐渡島で結成され、“島に暮らす婦人たちが巻き起こすポップアート”をコンセプトに作品を発表しているポップユニット。島の生活を面白おかしく表現した歌詞や、シティポップや渋谷系を彷彿とさせつつ、クラシカルなアレンジを施した楽曲で独自の世界観を構築している。メンバーは普通の婦人のため、顔を出しての活動は行っておらず、過去に2度の台湾公演を実施して以降ライブ活動も展開していない。

彼女たちのアルバムが発売されるのは、2016年発表の「フジンカラー」以来約9年ぶり。リード曲「トキ!トキ!トキ!」では、Yellow Magic Orchestraに詞を提供していたことで知られるクリス・モズデルが作詞を手がけ、彼と親交のあった谷川俊太郎が2024年11月に死去する前に訳詞を担当した。演奏には徳澤青弦、ゴンドウトモヒコ、千ヶ崎学、張替智広といった実力派ミュージシャンが参加。また、さわやかなドライブソング「海と国道」はゲストボーカルに横山実郁(ex. RYUTist)、ベースに沖井礼二(TWEEDEES)を迎えてレコーディングされた。

アルバムのアートワークは、人間の等身大の生活を描く新進気鋭の日本画家・葛西由香が描き下ろし、岡田崇がデザインを手がけた。また新アーティスト写真は、婦人倶楽部とつながりが深い写真家・川島小鳥が撮影した。

婦人倶楽部 コメント

前作”フジンカラー”から9年、満を持しての2ndアルバム「婦人日和」をついにリリース!
メンバーそれぞれの環境も変わり、子育ても落ち着いてきた今日このごろ、そろりそろりと活動を進めやっとこさでアルバムにまとまりました。

佐渡はここ数年で移住者が増え島の雰囲気も明るくなり、また金山が世界遺産に登録されたことで旅行者も増大しています。今回のアルバムは全曲通して佐渡の暮らしを題材にした歌詞の曲が揃っており、ぜひ楽曲を聴きながら佐渡の風情を楽しんでほしいです。

婦人倶楽部「婦人日和」収録曲

01. 旅とフェリー
02. はたけのうた
03. 海と国道
04. こいっちゃ餅つき
05. そいえば台湾
06. 君にやわらぎ
07. Winter Rendezvous
08. トキ!トキ!トキ!
09. 夏の夜の夢

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