Snow Manが雑誌「VOGUE JAPAN」によるアワード「THE ONES TO WATCH 2025」を受賞。メンバーを代表して、目黒蓮とラウールが本日11月25日に東京・草月ホールで行われた授賞式に出席した。
ラウール、目黒蓮になる
今年デビュー5周年を迎えたSnow Man。グループとしての結束と個の魅力のどちらも妥協せず、エンタテインメントの最前線を走り続けていることが今回の受賞理由となった。今年は初のスタジアム公演を成功させるなど、グループとしての並々ならぬ存在感を改めて示した1年だった。
受賞の感想を求められたラウールは、「VOGUEさんから賞をいただけることはとても光栄に思いますし、今年はお互いに誌面でも交わらせていただいて。ご縁を感じています」とにっこり。続けて今年1年を振り返る場面になると、ラウールは「個人としてはですね、来年公開予定の映画を2本ほど撮影しまして。1つは葬儀屋の話で、もう1つは漫画の実写化なんですけど……『SAKAMOTO DAYS』という作品も公開を予定しておりまして……」と、なぜか目黒の出演作を自身の活動としてスラスラと紹介し始めて会場をざわつかせる。
その後も「現在はドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』にも出演しておりまして……」と饒舌に語り続けるラウールに、たまらず目黒が「いや、それ俺だから!」とツッコミ。会場が笑いに包まれる中、2人は互いの顔を見合わせながらこのやり取りを楽屋で練習していたことを明かし、仲のよさを覗かせた。
気を取り直してマイクを握った目黒は、「Snow Manとしては国立(競技場)であったり日産スタジアムであったり、そういった場所に立つことができて、ファンの皆さんとたくさん会える機会が多かった1年になったと思います」とコメント。グループとしての充実した活動を改めて振り返った。
互いに贈る「カリスマ」の称号
Snow Manの楽曲「カリスマックス」が話題になったことにちなみ、「お互いを何のカリスマだと思うか?」という質問も飛んだ。目黒はラウールについて「カリスマのカリスマ」と即答。「見てわかる通り、ラウールにしか出せないオーラや雰囲気を持っていて、まさに“カリスマのカリスマ”だと思います」と称賛する。
一方のラウールは「たくさんあるんですけど」と前置きしつつ、目黒を「言葉のカリスマ」と表現。「お芝居における言葉の扱い方もとても印象的ですけど、メンバーやファンの方々にかける言葉に嘘がなくて、影響力があるところが好きです」とべた褒めした。真剣なトーンで褒め合った2人は、「さっきまでボケの確認してたのに気恥ずかしい……」と照れ笑いを浮かべていた。
個性豊かなメンバーが集うSnow Man。個性を生かすために意識していることを問われると、目黒は「強いて挙げるなら、誰かメンバーが好きなことやがんばっていることに関して、ひと言『よかったね』と褒めてみるとか、その話を聞いてみるとか。そういったことは大切にしています」と、グループ円満の秘訣を明かした。
次なる「目印」を探す旅へ
「来年の目標」を尋ねられると、ラウールは再びスイッチが入った様子で「1年間ほどとあるオーディションに参加させていただきまして……『SHOGUN 将軍』という作品でして……」と再び己に目黒を憑依。目黒から制止される場面もありつつ、今後グループ活動に目黒が不在となる場面が出てくることにも触れた。
最後に目黒は、「ありがたいことに、Snow Manというグループは、何十年とかけてもできないかもしれないことをデビューしてからの5年でたくさん経験させていただきました。それはすごくうれしいことだけど、また新しい目印になるような、新しい目標を見つけ出さなきゃいけない時期なのかなと思っています。みんなで一緒に抱ける夢を見つけていきたい」とグループの今後についてコメント。「ファンの皆さんに『休む暇ないな』って思ってもらえるような楽しい景色が見せられたらいいなって思ってます」と、次なるステージへの決意を力強く語った。
「THE ONES TO WATCH」は、その年を彩った才能あふれる表現者や目覚ましい活躍を見せたニューカマー、キャリアにおける大きな転機・飛躍を迎えた人など多ジャンルで活躍するアイコニックな人々を讃えるアワードで、今回は、Snow Man、佐野勇斗(M!LK)、HANA、北川景子、見上愛、横浜流星、VERDY、大月壮士が受賞。本日行われた授賞式には、目黒、ラウール、佐野、HANA、見上愛、VERDY、大月壮士が出席した。


