RIP SLYMEが、本日12月2日に東京都内にて開催された雑誌「GQ JAPAN」によるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2025」のフォトコールに出席した。
「GQ MEN OF THE YEAR」は、「GQ JAPAN」がジャンルを問わずその年に圧倒的な活躍を見せた人々を称えるアワード。2017年以降、5人での活動を休止し、2022年からはRYO-Z、ILMARI、FUMIYAの3人で活動を行っていたRIP SLYMEは、今年4月に5人体制で活動を再開することを突如発表した。彼らはメジャーデビュー25周年の記念日である2026年3月22日までのおよそ1年間を5人で活動し、それ以降は活動休止に入る予定だ。今回のアワードでは、日本のヒップホップシーンを切り開いてきた功績と影響力が讃えられ、5人で「アチーブメント・アーティスト賞」を受賞した。
光栄の極み
RYO-Z、ILMARI、PES、SU、FUMIYAは、大人の色気を感じさせるスーツスタイルでフォトコールに登場。メンバーを代表してマイクを握ったRYO-Zは、「豪華なメンツの中に並ばせていただき、大変恐縮でもあり、光栄の極みです」と喜びをコメント。彼の言葉に同意するように、ほかのメンバーは壇上で一礼し、感慨深げな表情を見せた。
「大丈夫かしら、この年頃で」
8年ぶりに“完全体”として活動した2025年を振り返り、RYO-Zは、「春フェス、夏フェス、ワンマンツアーもやりながらフェスも出て、気づけば師走。充実した1年を過ごしました」と回顧。特に印象に残っていることとしては10月から11月半ばまで行われたワンマンツアーを挙げつつ、「そのまま同じタイミングでフェスにも参加させてもらったので、ほとんど東京にいない。この感じが久しぶりで……。とにかく和気あいあいとしていました」と、メンバーと過ごした濃密な時間を振り返る。また「フェスより長尺のワンマンライブをやって、『大丈夫かしら、この年頃でこんなにやって』と思っていたんですが(笑)、楽しくライブができまして。おかげさまで千秋楽を迎えることができました」と穏やかな面持ちで感謝を述べた。


