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福原音(Chappo)が選ぶ「2025年のTOP3」

福原音(Chappo)
17分前2025年12月20日 3:06

2025年も残すところわずか。音楽ナタリーでは、さまざまなアーティストに今年印象的だった3つのトピックを紹介してもらう年末企画「2025年のTOP3」を実施。今回は、2019年に細野悠太(B, etc.)とインストゥルメンタルバンド・Chappoを結成し、今年4月には初のフルアルバム「a one & a two」を発表した福原音(G, etc.)を迎える。近年は細野晴臣のバンドメンバーとしても活躍するなど活動の場を広げる福原に、「ようやくスタート地点に立つことができた」と語る充実の2025年を振り返ってもらった。

第1位:1stアルバム「a one & a two」リリース

4月の1stアルバムリリース!これが一番ですかね。苦節6年というわけでもないですが、悠太くんと「やっと出せたね」と言い合いました。6年前の曲からカクバリズムからデビューしてライブを始めたこの1年間で出来た曲まで、1stらしい1stになったのが嬉しいです。ぜひ末永く聴いてもらえたら嬉しいです。

第2位:細野さんとのロンドン公演

細野さんと演奏するようになり2年目の今年。細野さんとの演奏はいつも特別ですが、ロンドン公演は忘れられないものになりました。特に初披露の「PLEOCENE」は個人的に感慨深く、ライブ後は細野さんの音楽とユーモアに魔法にかけられたような気持ちになりました。来年も細野さんとどんな時間を過ごせるか、楽しみです!

第3位:柚木さんののど自慢大会挑戦

僕らの曲「めし」に文章を書いてもらうなど、公私共にお世話になっている小説家・柚木麻子さん。バックダンサーに朝井リョウさんとでか美ちゃんを率いて、去年から地域ののど自慢大会に出場していて、今年は初の決勝に進出!お三方の素晴らしいパフォーマンス、そして地域ののど自慢大会というものにも感銘を受けました…!

2025年を振り返って

Chappoとしてはようやくスタート地点に立つことができた1年。個人的には即興演奏を始めてみたり、シャッポ以外のレコーディングにも参加したり、新しいことに挑戦した1年でもありましたが、現在の自分たちを作っているのはこれまでの出会いや聴いてきた音楽なのだと改めて実感した1年でした。先日LP化に合わせてアルバムを聴き返したとき、制作時には無意識だったと思いますが、そんな実感が表現されているように感じ、少しだけホッとしました。
そして、今年新たに出会った人や出来事・音楽がまた来年の自分たちを作り出してくれると思うと、とても楽しみです!
来年も必死のパッチでがんばりますので、みなさまよろしくどうぞね!

プロフィール

福原音(フクハラオト)

2019年12月に細野悠太(B, etc.)とインストゥルメンタルバンド・Chappoを結成。Chappoとしては4年弱にわたる創作期間を経て、2023年9月に東京・BASEMENT BARで初ライブを行った。同年12月に1stシングル「ふきだし」をカクバリズムからリリース。2025年4月に1stアルバム「a one & a two」を発表し、5月から7月にかけて初のツアー「シャッポ 1st Album『a one & a two』Release Tour」を開催した。11月に「a one & a two」のアナログ盤と、高橋直希をドラムに迎えた一発録りのインストチューン「より良い人生」を発表した。

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