12月31日にNHK総合ほかで放送される「第76回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月28日に行われた。この記事では幾田りらとアイナ・ジ・エンドの囲み取材の模様を紹介する。
幾田りら
幾田が「紅白歌合戦」で披露するのは、さわやかなサウンドに乗せて好きな人への恋心を表現した「恋風」。彼女は「これまで支えてきてくださった方々への愛と感謝を込め、家族にもいい姿が見せられるよう精一杯歌います。大晦日の音楽の祭典ですので、観てくださる方にいろんな思いを重ねてもらえるようなパフォーマンスにできたらと思っています」とステージへの思いを語る。
YOASOBIでは出場経験があるものの、幾田がソロで「紅白」に出演するのは今年が初。リハを終えたばかりの彼女は「いやー、すごく緊張しました。スタッフの皆さんが大晦日に向けてエネルギーを持って現場を作ってらっしゃったので、皆さんへのご挨拶の気持ちも込めて歌わせていただきました」と感想を述べた。その後、2025年を振り返って、幾田は「ライブをたくさんさせていただいて、ソロとして曲をたくさん書かせていただいた1年だったなと思います。いろんなアーティストさんとコラボして、活動の幅が広がりました」とコメント。今年を表す漢字1字として「生」を選んだ。
アイナ・ジ・エンド
人気アニメ「ダンダダン」の主題歌「革命道中-On The Way」を「紅白」だけのスペシャル映像とともに届けるアイナ。ステージに向けて彼女は「日本の伝統ある番組で、みんなが楽しみにしているお祭りのような番組なので、恥のないように精一杯やりきりたいです」と意気込む。本番の衣装やメイクについては、「一生で一番きれいな状態で、だけどちょっと毒っぽさもあるようなアイナ・ジ・エンドらしいものにしたいと思ってます」と言及した。
以前BiSHでの「紅白」出場前にスタッフにハンバーガーを食べられてしまったというアイナ。記者から楽しみにしていることを聞かれると、「今回は本番前に好きなものを食べようと思います。できれば豆乳でカフェラテを飲みたいです。おにぎりは最低2個、そのあといかついハンバーガーを食べたいです」と食欲旺盛ぶりを語る。また自身の誕生日である昨日12月27日、ロックフェス「FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY」に出演したことにも触れ、「ファンの方々が赤いサイリウムを照らしてお祝いしてくれました」とうれしそうに語った。
アイナは今年1年を振り返りながら、ファンへの感謝の思いを口に。「今年はアイナ・ジ・エンドという名前になって10周年でした。歌で生きていくと決めて10年経ったんですけど、ライブの前は相変わらず緊張して、10年前と変わらないなと思いました。20年、30年後も歌っていきたいなと思いながら、ファンの皆さんに深く感謝できた1年でもありました。『革命道中-On The Way』という曲を思った以上に世界の方に聴いてもらえたことが一番うれしかったです」と喜びを言葉にした。そんなアイナにとって今年を表す漢字1文字は「迸」で、「今までいろんな人のおかげで種を蒔いてこれました。そこにいろんな人が水をくれて、芽が出た気がします。芽が出る勢いが迸るようにエネルギッシュで『やるしかねー』っていう前のめりな感じがありました。来年は私らしい花を見つけてみたいですね」と2026年への期待も込めて語った。
「第76回NHK紅白歌合戦」の番組情報
放送日時
NHK総合ほか 2025年12月31日(水)19:20~23:45
※BSプレミアム4K、BS8K、ラジオ第1でも放送
※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信、NHKラジオ らじる★らじるで同時・聴き逃し配信
※中断ニュースあり


