JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

Snow Man×DECO*27コラボに込めた佐久間大介の思い / 50TAが広げたキンプリの新たな可能性

再生数急上昇ソング定点観測
5か月前2026年01月09日 9:05

YouTubeでの視聴回数チャートや、ストリーミングサービスでの再生数が伸びている楽曲を観測し、今何が注目されているのかを解説する週イチ連載「再生数急上昇ソング定点観測」。今週はYouTubeで2025年12月26日から2026年1月1日にかけて集計されたミュージックビデオランキングの中から要注目トピックをピックアップします。

文 / 真貝聡

まずはこの週の初登場曲の振り返りから

今週のYouTubeのミュージックビデオランキングでは、23位にAdoの「CAT'S EYE」が登場した。今作はディズニープラス「スター」で独占配信中のアニメ「キャッツ❤アイ」のエンディングテーマで、1983年に発表された杏里のヒット曲をカバーしたもの。YouTubeのコメント欄では「この人はcoverの節回しを絶対に原曲通りに歌ってくれる。だから原曲世代が聴いてても本当に心地よい」など、Adoのオリジナル曲に対する真摯な姿勢を絶賛する声が多く上がっている。

46位には坂本真綾の「時計」のMVがランクインした。スマートフォン向けRPGゲーム「Fate/Grand Order」(FGO)最終章の主題歌として書き下ろされたこの曲。 “未来への希望”を描いたエモーショナルな作品に仕上がっている。

53位に登場したのは、MARETUの「ファシネイター(feat. 初音ミク)」だ。12月30日のMV公開から5日間で120万再生を突破し、現在も加速度的に再生数を伸ばしている。

56位にはACEes「Acing out」のセルフメイドMVがランクインした。去年4月から8月にかけて5都市で20公演開催され、約25万2000人を動員したアリーナツアー「ACEes Arena Tour 2025 PROLOGUE」で初披露された楽曲だ。5人の前へ進んでいく思いを感じる歌、キレのあるダンスなど、彼らのポテンシャルの高さを堪能できる。

ソロアーティストの楽曲が目立った今週は、下記の3曲をピックアップする。

Snow Man「嫉妬ガール」

※YouTubeウィークリーミュージックビデオランキング初登場4位

Snow Manの新曲「嫉妬ガール」のアニメMVが今週4位に登場した。これは去年11月にリリースされた5thアルバム「音故知新」の収録曲で、作詞作曲を手がけたのはボカロPのDECO*27だ。

この曲はシンセサイザーを主体としたポップなメロディと心地いい高速のビートが印象的で、1番は右肩上がりに盛り上がっていく。しかし、2番では軽やかなサウンドから不穏な雰囲気になり、急にブレイクが入ったり音数が減ったりと、一筋縄ではいかない構成が光っている。

歌いだしの「妄想見合って ぼくら採点しようぜ / だめだめ脱走だなんて 逃さないって決めてんだ」からもわかるように、この歌詞で描かれているのは、好きな人に対する“束縛や独占欲”を持った主人公なのだろう。ポップなメロディの裏側で、斜めの視線で独自の世界観を描写するDECO*27らしさを感じる。

DECO*27とのコラボは、以前から彼のファンを公言しているメンバー・佐久間大介のオファーによって実現した。2025年11月8日放送の文化放送「Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、」にDECO*27がゲストで出演した際、彼は楽曲の制作秘話を披露。曲作りに入る前に佐久間はメンバーやスタッフに対して「DECO*27さん色が全開じゃないと、やる意味がないと思う」と力説していたようで、作家性を尊重したうえでの楽曲依頼だったからこそ、DECO*27も「迷いなく曲を作れた」と話している。ボカロPの提供曲であることや、MVが全編アニメーションであることも含めて、これまでのSnow Manとは一線を画す仕上がりとなっている。

King & Prince & 50TA「希望の丘」

※YouTubeウィークリーミュージックビデオランキング初登場8位

「希望の丘」は、King & Princeと50TA(狩野英孝)による異例のコラボ楽曲である。両者がタッグを組んだきっかけは、去年12月13日放送のテレビ朝日系「ロンドンハーツSP~50TAに超人気者から楽曲提供オファーが!!」だ。番組内で50TAは「年末にデビュー予定のバーチャルアイドル“KPDY”への楽曲提供依頼がきた」と聞かされ、その言葉を信じて「希望の丘」を制作。ところが番組の最後にKPDYの正体がKing & Princeであったことが明かされる。キンプリの2人は以前から50TAが好きで、なおかつライブで観客とコール&レスポンスをできる曲が欲しいと思っていたという。そんな折に50TAと「ミュージックステーション」で共演し、これを機に楽曲提供をしてもらいたいと思ったのだそうだ。50TAは「キンプリに楽曲提供することを前もって知らなくてよかったです。知っていたら、ああいう曲はできなかった」と心境を話した。

軽やかで明るいサウンドに合わせて歌われるのは、みんなと希望の丘で会おうと呼びかける歌詞。「吹きこぼれるバイタリティ」「にじみ流れるスピリット」など、50TAらしい聞きなれないフレーズも耳に残るが、特に印象的なのはやはり「差し上げます」「頂きます」のコール&レスポンスだろう。ここまで大胆にアーティストとオーディエンスの声の掛け合いを核にした楽曲は珍しいし、それをKing & Princeが歌うことも新鮮だ。楽曲や振付ともに、キンプリの可能性を広げた楽曲だと言えるだろう。

iLiFE!「メロメラ」

※YouTubeウィークリーミュージックビデオランキング初登場61位

iLiFE!の「メロメラ」は、去年12月から開催されている全国ツアー「JAPANLiFE! 2025」で披露された新曲だ。12月25日にはX(Twitter)で「【MV公開】なんと!こちらのポストが10000RP達成で…新曲『メロメラ』のMVをYouTubeにて公開❤︎」というチャレンジ企画が告知され、その日のうちに目標の数字を達成してMVが公開された。

MVは宇宙で開催されたカーレースが舞台。CGや派手なエフェクトなどを駆使したスケール感のある映像で、EDMを基調にした疾走感のあるサウンドや、「想いは摂氏100万度」「全宇宙一最アツな恋にしちゃうから!」などの壮大なフレーズが視覚化されている。映像も楽曲もともにパワフルなエネルギーを放っており、観る者の心を奪う内容になっている。

関連記事

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2026」ロゴ

「ロッキン」タイムテーブル発表!Vaundy、バンプ、ずとまよ、あいみょん、Adoらがトリ務める

約5時間
左から寺西拓人(timelesz)、内田有紀、島崎和歌子。©フジテレビ

timelesz寺西拓人、のん、トラジャ中村海人ら「クイズ!ドレミファドン」に参戦

約12時間
「THE MUSIC DAY」総合司会の櫻井翔。©日本テレビ

日テレ「THE MUSIC DAY」出演者第2弾はINI、あいみょん、kurayamisaka、Snow Man、日向坂46ら14組

約18時間
オーイシマサヨシ

オーイシマサヨシが【推しの子】、ウマ娘、佐久間大介、鈴木愛理らへの提供曲をセルフカバー

2日
「anan」2501号表紙 Ⓒanan / マガジンハウス

Snow Man宮舘涼太「anan」でスーパースターに三変化、黒豹のようなしなやかポーズ

3日
「テレ東音楽祭 2026 夏」出演アーティスト第1弾の一部。

「テレ東音楽祭」にAぇ! group、Juice=Juice、モナキ、とき宣、乃木坂46、ふるっぱー、IMP.ら

3日
「Golden SixTONES」6月14日放送回より。©︎日本テレビ

SixTONESの冠バラエティに関係性不明の3人組が登場「二度とこの3人でそろうことはない」

3日
Mrs. GREEN APPLE

ミセス、藤井風、King & Prince、M!LKら60組超が続々!「MAJ2026」レッドカーペットをフォトレポートで

4日
「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」ロゴ

【随時更新】「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」受賞結果まとめ

4日
Ado

Adoに歌ってほしい曲を募集中、次のアルバムで歌ってくれるかも

5日