フジテレビ系で放送中のテレビアニメ「GO!GO!チャギントン」で1月11日から放送となるシーズン4において声優に初挑戦する吉澤要人(原因は自分にある。)が、アフレコ現場で報道陣の取材に応じた。
「声のお仕事はずっとやりたいと思っていた」
「チャギントン」は2010年からフジテレビで放送中の子供向け鉄道CGアニメ。原因は自分にある。は現在、この「チャギントン」の放送15周年のアンバサダーを務めている。声優に抜擢された吉澤が今回声を担当するのは、港で働くチャーリー船長という人間のキャラクター。チャギントンの街の港に荷物を運び、スキッパーたちに荷物を渡す重要な役どころとして、「配達員ココ」「スキッパーと蒸気クレーン」という2話に登場する。「配達員ココ」は1月11日放送。
声優を務めることが決まった際の気持ちについて聞かれた吉澤は「僕は声が低くて、グループでも“低音イケボ”という立ち位置でやらせてもらっているので、声のお仕事はずっとやりたいと思っていたんです。なので、お話をいただけてすごくうれしかったです。僕自身とは年齢が離れている役だったので、そこの不安はあったんですが、挑戦の機会をいただけたことに喜びでいっぱいでした」とコメント。台本を読み込み、チャーリー船長の発言の長さに合わせてセリフを言えるよう事前練習を重ねてこの日のアフレコに臨んだと明かし「ちょうど昨日はメンバーと一緒にいる時間があったので、武藤潤に練習に付き合ってもらいました。彼はクセが強すぎて、なかなか練習にはならなかったんですけど(笑)、楽しくできました」と笑いながら語る。
武藤潤が役立ちまして
また、アフレコ当日には同じくメンバーの長野凌大から連絡が来たそうで「凌大から『アフレコがんばれ』と連絡がありました。だから『がんばってきます』と返しました」と吉澤。初挑戦のアフレコ収録を終えての思いを聞かれると「勉強することがたくさんあったなあと。すべてが学びの時間でした」と語る。中でも大きな学びになったのが「声の距離感」だったと言い、吉澤は「チャーリー船長と話す相手の距離が遠いシーンのとき、僕が思っている数倍遠くに声を飛ばすつもりでやったほうが、映像になったときに自然になるということを教えていただいて。自分的には『こんなに大きな声を出していいの?』という感じだったんですけど、実際に映像を観てみると、確かに自然な距離感に聞こえました。普段やっていることと全然違う感覚でした」と振り返った。
声優のオファーがあった際から考えていたというチャーリー船長との年齢差については「役作りでは、年齢の埋め合わせを第一にというか、重きを置いていました」と吉澤。「声が低いので、そこは『よかったな』と思えるところなのですが、普段しゃべっている声はやっぱり22歳のもので、聞こえ方的にチャーリー船長の年齢まではいかないのかなと思ったので……家の中でいろいろと声の出し方を試したりはしました」と試行錯誤したことを明かす。そんな中で彼は「年齢の埋め合わせの部分だけは、武藤潤が役立ちまして」と切り出し「潤くんとの読み合わせをいろいろな声で楽しみながらやっていたときに『これ、チャーリー船長っぽいな』と自分の中で発見があって。潤くんは気にせず、ずっと自分の好きなようにやっていたんですけど(笑)。声の出し方、トーンはそこで準備できたかなと思います」と楽しそうに伝えてくれた。
コンプレックスが武器に
深く豊かに響く低音ボイスを持つ吉澤。彼の大きな魅力の1つであるこの“声”にまつわる、今までで最も印象深い思い出を尋ねると、吉澤は「僕はもともとミュージカル俳優になりたくて、小学生の頃とかはミュージカルのボイストレーナーの方に教えていただいたりしてたんです」と思い出を振り返った。「そのときに先生から『要人はたぶんテノールになるね』と言われて。僕は『ライオンキング』のシンバ役(テノール)をやりたかったので『おおーっ』と思いながら、ウキウキな気持ちで声変わりを迎えたんです。でも気付いたらこの声になって、バスくらい低くなっちゃって(笑)。グループ活動をするうえでも高い音が出せず、メンバーの出るキーが自分は出なかったり、最初の頃はコンプレックスに感じる場面が多かったんです」。
そんな彼の思いを覆したのが、事務所のスタッフからかけてもらったという言葉。「『その声を生かしたほうがいいよ、それは武器だよ』と声をかけていただいたことで『自分の低音を武器にできるのかな』と思って、あえて低めでしゃべるようになって今に至るので。その方の声は自分の人生を変えたなと思います」としみじみ語った吉澤は「でも、普段から低い声でしゃべることを意識しすぎちゃって、同じ方に『普段はもうちょっと高くしゃべったほうがいいよ』と言われたこともありました」と笑い「声に関しては本当にその方に支えられたというか、今の僕を作ってくれたなと思います」と続けた。
夢は津田健次郎と……
そして吉澤は、ダンディズムあふれる“低音イケボ”で声優、俳優として大活躍する津田健次郎を憧れの存在として挙げ「大好きな方です。将来あんな声になれたらいいなと思う声優さん、俳優さんなので、いつか共演して“イケボ対決”なんてできたら……きっとボロ負けしますけど、それは夢ですね」と瞳を輝かせる。「津田さんが出ている作品を観て、僕も声マネをしたりします」と具体的に憧れを語った吉澤は「でもまだ無理です。僕の声には色気がなくて(笑)。津田さんのような色気を、将来身に付けられたらいいなと思います」と未来を見据えた。
「初めてのアフレコはすべてが楽しかったです。その学び1つひとつが楽しかったですし、この学びを得たあとにアニメを観たら、受け取り方がまったく違うものになると思います。声優さんのすごさもより感じられると思います」と、改めて初挑戦の感想を伝えた吉澤は、自身のアフレコの採点を依頼され「点数は……55点ぐらいですかね」と回答。「もっと声優というお仕事に挑戦させてもらいたいなと思いますし、教えていただいたことができるようになったら、さらにレベルアップしていけるのかなという思いもあり。あとは初挑戦で悔しさもあったので、また挑戦したいという思いも込めて、この点数にしました。半分だと『低すぎ』ってなりそうなので、50点に5点追加で(笑)」とその理由を語った。そして最後に吉澤は「僕たち原因は自分にある。は、『チャギントン15周年アンバサダー』をやらせていただいていますので、『チャギントン』は僕の出演している回に限らず全話観ていただいて。そのうえで、僕が出る回は声優初挑戦なのでそこも楽しんでいただき、引き続き『チャギントン』を盛り上げていけたらいいなと思っております」と視聴者に向けてメッセージを送り「……チャーリー船長でした(笑)」という茶目っ気あふれるひと言で取材会を締めくくった。
「GO!GO!チャギントン」1月11日放送回の番組情報
フジテレビ系 2026年1月11日(日)6:15~6:30


