ポニーのヒサミツの6thアルバム「ウゴーの短編集」が3月4日に配信リリースされる。
「ウゴーの短編集」は、2023年9月にリリースされた「ほうむめいど・かうぼうい」以来約2年ぶりのフルアルバムで、「歌詞を“明らかなフィクション”とする」というコンセプトのもと制作された。前世の記憶を見る男を描いた「宿世拙し」、“ウラシマ効果”をテーマとした「四畳半ロケット」、目覚めたら体が軽くなってしまっていた男の悲哀を描く「空の飛び方を教えて」、ろくろ首の女性をナンパしてしまった男性の運命について歌う「ろっくんろっ首」など、星新一や藤子・F・不二雄の短編小説集を想起させるような少し不思議な世界観が特徴的だ。配信と同日の3月4日に発売されるCDは、前アルバム「ほうむめいど・かうぼうい」との2 in 1仕様となっている。
本作はこれまでに続き、ゲストミュージシャンがそれぞれ自宅で録音したデータをポニーのヒサミツがミックスする手法で制作された。演奏には、サボテン楽団、谷口雄、大塚智之、増村和彦、高橋三太、kiss the gambler、中川理沙、ひろしカスタムが参加。マスタリングはピースミュージックの中村宗一郎が担当した。
なお、アルバム全11曲のラストを飾る「百鬼、夜を行け(feat. kiss the gambler)」は、3月4日のリリースに先駆けて配信されている。ポニーのヒサミツはこの曲について「自分の楽曲史上最も壮大で、ドラマチックな楽曲となったと思います」と語っている。
ポニーのヒサミツ コメント
最初にイントロのトランペットのフレーズが思いつき、そこから膨らませていったのですが、自分の楽曲史上最も壮大で、ドラマチックな楽曲となったと思います。
演奏ゲストのみんなにはザ・バンドやビートルズを意識してもらい、増村和彦君(ex 森は生きている)にはタムを生かしたどっしりとしたドラムを、谷口雄君(ex 森は生きている、1983)にはエレピを、サボテン楽団君にエレキギターを、素晴らしいホーンアレンジと演奏を高橋三太君に、それぞれお願いしました。そしてコーラスに中川理沙さん(ザ・なつやすみバンド、pome shih tzu)、ひろしカスタムくん(チヂタム)にお願いし、ゲストボーカルとして「海辺の街から」以来となるkiss the gamblerさんに参加いただきました。それ以外の楽器は全て自分で弾いています。
個人的にはこの曲はザ・バンドの「I Shall be Released」とザ・ビートルズ「Let It Be」の相の子、のようなイメージで作りアレンジしていったのですが、kiss the gamblerのかなふぁんさんに歌をお願いしたところ「島の民謡感があったのでそれを意識しました!」と言われ、送っていただいたデータを聴いて初めてそういう要素もあることに気づかされたりもしました。かなふぁんさんに参加いただいたことで、より楽曲の世界観が深くなったと思います。
アレンジとして最後にみんなでシンガロングするというのも一度やってみたかったため、ようやく実現できて嬉しいです。それに合わせてファンファーレのように鳴り響く高橋三太君のトランペットにもぜひご注目ください。
歌詞は、人ではない者たちのお祭りに入り込んだ男の歌で、シングルにもなっている「化け猫ランデブー」の続編として作りました。なので、アルバムが「化け猫ランデブー」で始まり、この曲で終わる、というのは個人的には大きな意味があると思っています。
まだまだ寒いですが、遠くに思いをはせたいときや、じんわりと暖かくなりたいようなときに聞いてください。
ポニーのヒサミツ「ウゴーの短編集」収録曲
01. 化け猫ランデヴー(album ver.)
02. 宿世拙し
03. 終末の過ごし方
04. 思考する球体(instrumental)
05. ろっくんろっ首
06. 空の飛び方を教えて(album ver.)
07. 僕はスーパーマン(album ver.)
08. 闊歩する植物(instrumental)
09. 四畳半ロケット(album ver.)
10. ホームシック・カウガール
11. 百鬼、夜を行け(feat. kiss the gambler)


