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ART-SCHOOL、盟友DOPING PANDAとのツーマンで炸裂した雪が溶けるほどの熱い愛

木下理樹(Vo, G / ART-SCHOOL)(撮影:中野敬久)
17分前2026年02月09日 8:01

ART-SCHOOLのトリビュートライブ「Dreams Never End vol.3」が、昨日2月8日に東京・LIQUIDROOMにて開催された。

「Dreams Never End」は、昨年8月にART-SCHOOLの結成25周年を記念してリリースされたトリビュートアルバム「Dreams Never End」と連動したライブ企画。前日夜からしんしんと降り続いた雪が東京の街を包み込んだ日に行われた「Dreams Never End vol.3」では、ART-SCHOOLと盟友・DOPING PANDAが競演し、雪を溶かすような熱いライブを繰り広げた。

DOPING PANDA

先攻のDOPING PANDAは代表曲の1つである「beautiful survivor」や再結成後にリリースした「Imagine」「utopia」といったナンバーを惜しみなく投下。観客はダンサブルなサウンドに合わせてステップを踏み、フロアは大きく波打った。

Yutaka Furukawa(Vo, G)は3日後の11日に同じ会場でART-SCHOOLとストレイテナーのツーマンライブ「Dreams Never End vol.4」が開催されることについて「俺たちは噛ませ犬じゃねえんだよ! あっちは即完! どういう並びだよ」とジェラシーを感じている様子。しかし「俺は2000年代を代表する大ヒールなんだ。そういうのが一番燃える」とニヤリと笑い、「(ストレイテナーにART-SCHOOLの)元メンバーがいるとか関係ない。俺と木下(理樹)との愛のほうが、あの山より高く、あの海よりも深い。それをたっぷり演奏していきますんで」と堂々宣言した。

木下へのただならぬ愛情を告白したFurukawaはしたり顔でお立ち台に立ってギターをかき鳴らし、「Kiss my surrender」「Darlin' I love you」といった愛について歌うナンバーを連投。トリビュートアルバムでカバーした「foolish」では、DOPING PANDA流に再解釈したダンサブルなサウンドに乗せて、ART-SCHOOLらしいメロディと歌詞を耳馴染みのいいボーカルで会場中に届けた。

「transient happiness」や「MIRACLE」でフロアはさらなる盛り上がりを見せ、DOPING PANDAのステージはいよいよクライマックスへ……といったところでFurukawaはここぞとばかりに木下への思いを語りだす。「先輩に行ってこいと言われて話しかけて虜になって。それから四半世紀、苦楽をともにしてきました。あいつ、27歳で死ぬって言ってて、そのときは俺が弔辞を読むなんて言ってたのにもう47だよ。クソジジイになるまで一緒にバンドをやっていきたいと思っているのでこれからもよろしくお願いします」と告げると、最後に爽快感たっぷりに「Crazy」を熱唱しステージを降りた。

ART-SCHOOL

戸高賢史(G)の骨太なギターリフが印象的な「We Are All Broken」で始まったART-SCHOOLのアクト。「ローラーコースター」や「14souls」の軽やかなサウンドで会場を満たしたあと、5人は「ウィノナライダー アンドロイド」で豪快な演奏を繰り広げた。木下は先ほどのFurukawaのMCの内容をさらいながら「いいときの彼らも悪いときの彼らも僕は観てきていて、今が一番カッコいいと思えるので、近くで見ている俺もうれしくなってしまいました」と語った。

木下だけではなく戸高にとってもDOPING PANDAは特別なバンド。彼は加入前にART-SCHOOLとDOPING PANDAの対バンを地元・福岡のライブハウスで観ていたそうで、ART-SCHOOLの25周年という節目に再結成したDOPING PANDAと競演できる喜びを語った。木下はDOPING PANDAが活動休止した2012年頃、Furukawaを訪ねた際にあまりに荒れ果てたスタジオを見て「俺がそばにいねえとダメだなって。絶対こいつのそばにいないとダメだなって思ったんです」と当時感じた思いを照れくさそうに述べ、Furukawaとの相思相愛な関係をアピールした。

終盤では、パフォーマンスのハイライトを“∞ダンスタイム”と呼んでいるDOPING PANDAをリスペクトして、木下が「今からアゲていくんで。俺らなりの無限大ダンスタイムを……やってみます」と宣言するひと幕も。こうして始まったART-SCHOOLなりの∞ダンスタイムには「BOY MEETS GIRL」「Outsider」「ロリータ キルズ ミー」とキラーチューンが詰め込まれ、ラストの「FADE TO BLACK」でフロアの熱気は最高潮を迎えた。

アンコールでART-SCHOOLはDOPING PANDAがカバーした「foolish」と代表曲「あと10秒で」を披露。木下は「ジジイになってもね、まだこういう景色が見れるっていうことはありがたいと思っています。本当にDOPING PANDAとお客さんに感謝します」とDOPING PANDAと観客に感謝の言葉を贈った。

トリビュートライブ「Dreams Never End」の次回公演は2月11日にLIQUIDROOMで行われるストレイテナーとのツーマン公演。こちらの公演のチケットはソールドアウトしている。

セットリスト

ART-SCHOOL TRIBUTE LIVE「Dreams Never End vol.3」2026年2月8日 LIQUIDROOM

DOPING PANDA

01. beautiful survivor
02. Imagine
03. utopia
04. Kiss my surrender
05. Darlin' I love you
06. The Fire
07. I'll be there
08. foolish
09. transient happiness
10. beat addiction
11. MIRACLE
12. Crazy

ART-SCHOOL

01. We Are All Broken
02. ローラーコースター
03. 14souls
04. ウィノナライダー アンドロイド
05. LOST CONTROL
06. real love / slow dawn
07. 夜の子供たち
08. 乾いた花
09. YOU
10. 1985
11. BOY MEETS GIRL
12. Outsider
13. ロリータ キルズ ミー
14. FADE TO BLACK
<アンコール>
15. foolish
16. あと10秒で

公演情報

ART-SCHOOL TRIBUTE LIVE 「Dreams Never End vol.4」

2026年2月11日(水・祝)東京都 LIQUIDROOM
<出演者>
ART-SCHOOL / ストレイテナー

ART-SCHOOL TRIBUTE LIVE 「Dreams Never End vol.5」

2026年2月25日(水)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
<出演者>
ART-SCHOOL / LOSTAGE / Age Factory

ART-SCHOOL TRIBUTE LIVE 「Dreams Never End vol.6」

2026年3月18日(水)神奈川県 KT Zepp Yokohama
<出演者>
ART-SCHOOL / ASIAN KUNG-FU GENERATION

ART-SCHOOL TRIBUTE LIVE 「Dreams Never End vol.7」

2026年4月3日(金)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
<出演者>
ART-SCHOOL / MO'SOME TONEBENDER / syrup16g

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