東方神起の日本デビュー20周年を記念した映画「東方神起 20th Anniversary Film『IDENTITY』」の公開記念舞台挨拶が本日3月4日に東京・新宿バルト9で開催。メンバーのユンホとチャンミンが登壇し、作品の感想や20周年に対する思いを語った。
2月20日に公開された「IDENTITY」は、2011年の再始動から昨年行われた20周年記念ツアー「ZONE」にかけて新たに編集を施したドキュメンタリーとライブパフォーマンス映像、本作のために収録したユンホとチャンミンのインタビューで構成した映画。東方神起自身の名前を冠した映画は本作が初となる。
大勢のファンの大歓声に迎えられて登壇したユンホは、映画について「輝いていた20代の姿や、普段見られない裏側の試練とかもあって。『東方神起という名前をいろんな方々が守ってくださってここまで来れたんだな』と、この映画を見て改めて感じました」と話し、しみじみした表情を浮かべる。一方のチャンミンは「実は、僕はまだ全部は観ていないんですけど……(笑)」と全編を鑑賞できていないことをバツが悪そうに明かして会場の笑いを誘いつつ「アーティストとして歩んできた僕らの仕事、その道が映画という形になるのは新鮮だしうれしいです」と映画の完成を喜んだ。
映画の中にも登場する、2人体制となって初めて行われた2012年のツアー「TONE」に話が及ぶと、ユンホは「正直に言うとあのときは怖かったです。20代だったし男としてカッコつけて『大丈夫だよ』と言ってたけど、実は『2人で大丈夫かな』という不安もありました。でも『TONE』というタイトルに決まって、2人のトーンをしっかり見せようとがんばりました」と当時の赤裸々な心境を語る。チャンミンは「時間が止まっていた時期があったんですけど、それがまた動き出すことにすごくワクワクしました。とにかく全力で前に向けて走り出したいという気持ちで準備した記憶があります」と、再始動時の前向きな思いを明かした。
その後の彼らの快進撃は周知の通り。2013年には海外アーティストとして初の神奈川・日産スタジアム公演を実現させた。チャンミンは「自分の瞳の中にこんなに大勢の人が集まっている風景を入れられるチャンスがまたあるのか、と。心臓の動きや足の震え、あの感覚は一生忘れられないです。アーティストとして『俺、生きてるな』『幸せ者だな』と思った瞬間でした」、ユンホは「思ったより早く(日産スタジアムに)立てることになったので、皆さんに『東方神起はこれからだ』と見せられるようにがんばりました。先輩たちのDVDで見ていた場所でのライブを2人でできているんだという、言葉にできないうれしさがありました」と、ステージでの心境をそれぞれ語り合った。
イベントの終盤には日本デビュー20周年にちなんだQ&Aコーナーも。「20年間誰にも言っていない秘密」という質問で、「かわいい~!」とフリップに書いたユンホは「MCのときとかに皆さんが『かわいいー!』って言うじゃないですか。そのとき『俺はかわいくないから』って嫌がってる雰囲気を出しつつ、実は『かわいい』って言われるのは最初から好きでした」とニヤリと笑い、「皆さんもかわいいです!」と付け加えて黄色い歓声を浴びる。サッカー好きのチャンミンは「スペイン語 TI AMO♡」」と回答。「昔からスペイン語の響きが魅力的だな、いつか勉強してみたいとずっと思ってました。今も思ってます」と答えるが、MCのみんしるや堤太輝(どりあんず)に結局習っていないことをツッコまれて苦笑いを浮かべた。
「これから新しくデビューしたいこと」という質問にはチャンミンが「SPAIN語」と書き、「さっき言った通り、いつかスペイン語でデビューしたいです」とかぶせてさらなる笑いを誘う。ユンホの答えは「監督!!デビュー」。「自分のプライベートなことやパフォーマンスを映像にしたり……短編でもいいから皆さんに監督として見せたいものがあります。今はいろいろ勉強中です」と話して、ファンの期待を高めた。最後にユンホは「舞台挨拶に立つ前、皆さんの感想をSNSとかで見ました。気持ちがちゃんと伝わっています」、チャンミンは「2人ががんばっている姿を見て、皆さんもそれぞれの場所でがんばれる勇気や力を受け取ってほしいなと思います」と挨拶。名残惜しそうに手を振ってステージを降りた。


