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SKRYUの初Zeppツアーが開幕、“絶景”のフロアを前に「シャレにならねえぐらい売れちまうかも」

SKRYU(Photo by Fumi)
2か月前2026年03月11日 11:03

SKRYUの初となるZeppツアー「SKRYU 絶 (Zepp) Tour 2026」が、3月4日と5日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開幕した。この日はリリースされたばかりのメジャーデビューEP「絶」の収録曲を中心に25曲を披露。ラップと歌を自在に行き来するスキルフルなパフォーマンスに、コミカルなMCや演出を交えて会場を盛り上げた。この記事では初日の4日公演の様子をレポートする。

客席から飛ぶ「カカロット?」というツッコミ

この日のライブではSKRYUが自ら開演前の影ナレを務め、ライブ中のスマホでの撮影がOKであることをアナウンス。「MCがスベっても途中で帰らないでください」「途中で全裸になっても訴えないでください」といったジョーク混じりの注意事項で会場の空気を和ませていた。

そしてバックDJのchakaがスタンバイすると、昭和のいかがわしいネオン街を思わせるピンク色に光るDJブースを背にSKRYUがゆっくりと登場。「Everybody 調子はどうですか? 今日はみんなで乗り込んでくれますか!」と呼びかけ、華やかにライブの幕を開けた。

MCで「こっから先は俺とお前らのデッドヒートマッチ」とクールに煽ろうとしたSKRYUだったが、「ココロ」と言うべきところで「カカラット……」と盛大に噛んでしまい、客席からは「カカロット?」とツッコミが飛ぶひと幕も。思わぬハプニングに会場が温かい笑いに包まれた。その後はミディアムチューンを連発し、SKRYUは自らのクールでスタイリッシュな側面を提示。かと思えば、「この曲でみんなとひとつになりたい」と前置きした「Haaaan!!」では海洋生物の名前が飛び交うコール&レスポンスが繰り広げられ、会場はそれまでとは一転してコミカルな空気に染まった。

SKRYUを祝福するようにフロアが光の海に

独自の道を突っ走る苦悩と喜びを描いた曲や、成り上がりを歌った曲を続けて、心の内側にある感情をスピットしたあとは、老後の自分を想像した「スパンコールじいちゃん -輝絶-」へ。SKRYUがこの曲のリリックを「横浜の街に、爆音流して、目覚まし代わりの……」と替えてアカペラで歌ったあとで、「おはようございます」というささやきからキラーチューン「How Many Boogie」に突入した。楽曲の文脈をつなぐ構成の鮮やかさにフロアが沸く。

ライブ後半、成功を夢見て走り続けてきた自身の物語を紡いでいくように畳みかけていくSKRYU。「Mountain View」では観客が一斉にスマートフォンのライトを点灯させ、スーパースターへと駆け上がったSKRYUを祝福するようにフロアを光の海に変えた。その“絶景”を見つめた彼は「もしかしたらシャレにならねえぐらい売れちまうかもなって、自分でも思う。みんなの目を見て、たくさんの声を聞いて、俺はそうなる運命なんじゃないかって思う」と語った。そして「前だけ見て走ってるけど、ふと振り返ったときに聞こえる歓声こそが本当の絶景なんじゃないかな。まだみんなと一緒に見てみたい景色がたくさん残ってます」と告げた彼は、ツアーのテーマ曲と言える「Shangri-La -絶景-」を披露。“世界へ羽ばたく覚悟”を高らかに歌い上げた。

「超Super Star」では会場中を巻き込んでこの日一番の大合唱が巻き起こる。曲の途中でSKRYUは上裸になり、会場は興奮のるつぼに。ラストのサビで「悩み事なんて全部なくなった お前らのおかげだー!」とリリックを替えてシャウトすると、それに重なるようにフロアから大きな歓声が湧いた。ラストは「KT Zepp Yokohama公演 Day One。これにてクランクアップだ」という言葉を合図に「クランクアップ」を披露。コミカルとシリアス、気骨とおふざけが共存した全力のパフォーマンスで観客を徹頭徹尾楽しませて、ツアー初日の幕を下ろした。

「SKRYU 絶 (Zepp) Tour 2026」はこのあと北海道、名古屋、福岡で行われたのち、大阪・Zepp Osaka Baysideでの2DAYS公演でファイナルを迎える。

ツアー情報

SKRYU 絶(Zepp)Tour 2026(※終了分は割愛)

2026年3月14日(土)北海道 Zepp Sapporo
2026年3月17日(火)愛知県 Zepp Nagoya
2026年3月19日(木)福岡県 Zepp Fukuoka
2026年3月26日(木)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2026年3月27日(金)大阪府 Zepp Osaka Bayside

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