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hitomiワンマンライブ「STAND BY」に熱狂渦巻いた渋谷の夜「愛を持っていきましょう」

hitomi(Photo by Yuma Totsuka)
11分前2026年04月03日 8:05

hitomiのワンマンライブ「hitomi Live 2026 - STAND BY」が3月28日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで行われた。

2024年にデビュー30周年を迎え、2025年にそれを記念したアニバーサリー公演「hitomi 30th Anniversary Acoustic Live 2025」および「hitomi 30th Anniversary Online Live『Re:CONNECT』」を開催したhitomi。2026年に入ってからも、自身の代表曲を盟友による歌詞リライトで再歌唱する企画「Re:light Project」や、若手バンド・Nikoんとのコラボレーションなど、キャリア30年を超えてなお挑戦的な活動を続けている。そんな彼女の主戦場に相当するワンマンライブには熱心なファンが多数集結し、指定席エリアはもちろんスタンディングエリアも含め立錐の余地もないすし詰め状態に。すっかり春めいてきた週末の渋谷に熱狂の空間を形成した。

ダンスチューンからスローナンバーまで「たっぷり歌いますよ」

アップリフティングなトラップ調のオープニングSEに導かれ、ステージにはまず6名のバンドメンバーがスタンバイ。一瞬の静寂ののち、きらびやかなシンセストリングスの高速6連符パッセージが沈黙を切り裂いてフロアに歓声を巻き起こすと、すかさずバンドがダンサブルな16ビートを奏で始める。そこへ舞台袖から、ラメをちりばめた純白のドレッシーなワンピースを身にまとったhitomiが満面の笑みで登場し、万雷の拍手に迎え入れられた。生バンドならではのサイケデリックロックテイストを加味した「CANDY GIRL」で華やかにライブの口火を切ったhitomiは、立て続けに「In the future」「Sexy」とダンスチューンを投下して客席を狂乱のダンスフロアへと変貌させていく。

「今日はみんな覚悟していてください。たっぷり、たっぷり歌いますよ」との宣言を挟んでフロアを沸かせつつ、引き続き「MARIA」などのアッパーチューン連発で会場のボルテージを上昇させ続けたステージは、中盤に差しかかったところで一旦様相を変える。舞台上にハイチェアが運び込まれ、「ここからゆったりした曲にいきたいと思うので、座らせてもらいます」と腰を下ろしたhitomi。30周年を記念して実施した「Re:light Project」に込めた思いを語り始め、2002年にリリースしたcune「SAMURAI DRIVE」のカバーなども引き合いに出しながら、自分で作詞をしない曲を歌う意味について切々と言葉を紡ぐ。「自分とは違う視点の言葉を自分が歌ったらどうなるのか」という探求の喜びがそこにはあるのだという。

そして持田香織(Every Little Thing)がリライトした「体温(蹲)」、伴都美子(Do As Infinity)リライトの「there is...(LOVE)」をガットギターとフォークギターを軸とするアコースティックなアンサンブルに乗せて歌い上げたのち、「hitomiの曲は明るくてポップなイメージがあると思うんですけれども、けっこうしっとりとした名曲もたくさんあります」と彼女が誇らしげに告げてミディアム~スローナンバーのブロックへ突入。「innocence」では歌唱中に歌声を詰まらせたhitomiの代わりにオーディエンスが力強いシンガロングでカバーする相互扶助的な光景も広がった。

hitomiの「滅!」ポーズに喝采

hitomiは目頭を熱くしながら「改めてみんなの熱量とか愛とか、むっちゃ感じてるよー!」と声を弾ませつつ、「嫌なニュースも多いですし、殺伐としてしまうこともあると思うんだけど、みんなの中に愛がたっぷりある。愛を持っていきましょう」と呼びかけて温かな拍手を呼び込んだかと思うと、唐突に「hitomiに聞いてみようのコーナー」と題したバラエティコーナーを展開。会場に設置されたボックスに寄せられた質問を、hitomiがランダムに引いて回答していく。このうち「娘と仲よくする秘訣は?」との質問において、hitomiが家族間コミュニケーションの中で部分的に会得したというM!LK「好きすぎて滅!」の振付を披露し、どよめきと喝采を起こすひと幕もあった。

最後は必殺技のごとく「LOVE 2000」

これを境に、ライブは再びアグレッシブなムードへと回帰。バンドメンバーのソロ回しをフィーチャーした「I am」や、たっぷりとしたスライドギターが印象的なオルタナティブポップチューン「BUSY NOW」といった楽曲群がフロアの熱をぐんぐんと上げていく。そしてエレクトリックシタールが炸裂するラストナンバー「GO TO THE TOP」で、オーディエンスの盛大なシンガロングとともにライブは華やかなフィニッシュを迎えた。

打ち鳴らされる手拍子がいつしか「hitomi! hitomi!」コールへとシフトしていった熱烈なアンコールに応え、2000年代を想起させるテンガロンハットを着用してhitomiが再登場。「SAMURAI DRIVE」をさっそうと披露したのち、「このまま死んでもいいというくらいの気持ちになりました。幸せすぎるな、ホントに……」と感慨深げに述べながら客席に投げキッスを乱れ打つ。そして本公演のタイトル曲と言える「Stand by...」で次のステージへ進む準備が万端であることを高らかに告げたhitomiは、その証明とばかりに新曲「Choice!」のフルサイズを鋭意制作中であると明かし、さらにNikoん提供の最新ナンバー「Tokey-Dokey」を景気よくパフォーマンス。トドメに代表曲「LOVE 2000」を必殺技のごとく繰り出し、客席の1人ひとりと目を合わせながら大合唱を巻き起こして熱狂のステージに終止符を打った。

なお「Tokey-Dokey」は中京テレビ・日本テレビ系ドラマ「鬼女の棲む家」の主題歌に決定。新曲「Choice!」はフジテレビ系の情報番組「Mr.サンデー」のエンディングテーマとして4月5日よりオンエアされる。

セットリスト

「hitomi Live 2026 - STAND BY」2026年3月28日 渋谷duo MUSIC EXCHANGE

01. CANDY GIRL
02. In the future
03. Sexy
04. INNER CHILD
05. Japanese girl
06. MARIA
07. 体温(蹲)
08. there is...(LOVE)
09. by myself
10. キミにKISS
11. IS IT YOU?
12. innocence
13. Understanding
14. I am
15. BUSY NOW
16. GO TO THE TOP
<アンコール>
17. SAMURAI DRIVE
18. Stand by...
19. Tokey-Dokey
20. LOVE 2000

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