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「AKTIE FES」レポート、XYやISSEIら多彩なアーティストが横浜で共鳴

「AKTIE FES」のトリを務めた、YOSHIKI(X JAPAN)プロデュースのボーイズグループ・XY。
4分前2026年06月19日 10:05

6月9日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで音楽フェス「AKTIE FES」が開催された。タイトルの“AKTIE(アクティ)”はドイツ語で「共有」「時間」「感情」の意味を持つ言葉。幅広い音楽をファンと共有することをテーマに、多彩なアーティストが熱いステージを繰り広げた。

X8EE、Besttedがフレッシュに彩った序盤戦

オープニングアクトを務めたのは、6月3日にメジャーデビューしたばかりの8人組ボーイズグループ・X8EE。デビュー曲「Boom Boom Boom」など3曲をエネルギッシュに歌い踊り、会場を温めた。そんなX8EEからバトンを受け、本編のトップバッターで登場したのは9人組ボーイズグループ・D.O.Lだ。「UNSAINT」で勢いよくライブをスタートさせると、大人数ならではのダイナミックなフォーメーションダンスを軸にアクトを展開し、メンバー同士が体を支え合うアクロバティックな演出でも観客を引き込む。「Summer Freeze」では夏を先取りするような疾走感あふれるサウンドに乗って一体感を作り上げた。

全員が10代の3人組ユニット・Besttedは、心地いいダンスチューン「Turning up」でみずみずしいステージを展開。「盛り上がるぞ、横浜!」と呼びかけると、「Swagger」で独創的なダンスと息の合ったトライアングルフォーメーションを見せつけて観客を魅了した。フロアがハンズアップで応えた「CLIPPING!!!」を経て、ラストの「SNooZe」では重低音とディープな世界観で観る者を圧倒。今後への期待感が高まる歌唱力と表現力で、オーディエンスの視線を釘付けにした。

エンタメ性の高いステージを得意とするダンスクルー・ADYNは、躍動感あふれるムーブでフロアの熱気を高め、同じ事務所のガールズグループ・Neo Stellaと共演する場面も。1人ずつ前へ出てキレキレのダンスをぶちかまし、サイファーさながらの熱量で会場に熱狂をもたらした。

OHL、BANGERS、JAM HEADSの個性も光る

全員ブラックの衣装をまとった7人組グループ・OHLは、「今までの『AKTIE FES』で一番盛り上げてやるよ! ついてこい!」と叫び、「RED DEMON」でライブを開始。ロック色の強い重厚なサウンドのナンバーを畳みかけ、「Gloria」では激しく煽りながら会場の空気をひとつにした。メンバー全員が作詞作曲に携わった「僕らの『』」ではまっすぐで力強い歌声とメッセージを届け、ラストソング「7bit」まで鮮烈な存在感を刻みつけた。

平均年齢19歳の新世代ボーイズグループ・BANGERSは、「僕らが幸せにします!」と宣誓。さわやかなポップチューン「シャーベット」では軽やかなステージングで観客にときめきを届け、大人びたミディアムナンバー「好きだけどグッバイ」では流麗なダンスを披露する。さらに、キュートな振付の新曲「ギガゾッコン」やグルーヴィなナンバー「BANG BANG」を華やかにパフォーマンス。メンバーそれぞれの魅力も大いにアピールするステージとなった。

6人組ダンスボーカルグループ・JAM HEADSは、堂々としたオーラをまといながら登場。「Pump It Up」でファルセットからドスの効いたボーカルまで幅広い表現力を発揮し、王道のJ-POPナンバー「A・O・HA・RU」では「皆さんお手を拝借!」と呼びかけて会場中のクラップを誘発する。最後に披露した「Tiki Tiki Bang Bang(Dance sec ver.)」まで、緩急ある展開と中毒性の高いダンスで観客を酔わせた。

会場の空気を一変させた松浦航大、攻撃的なナンバーを畳みかけたDef Class

ここまでグループによるアクトが続いていた中、会場の空気を一変させたのは、ソロ歌手でモノマネを得意とする松浦航大。「オリジナリティ」を歌唱したのち、「早速モノマネいっちゃっていいですか!?」と呼びかけ、「Bling-Bang-Bang-Born」「IRIS OUT」を圧倒的な歌唱力で届けた。さらに、彼の存在を広く知らしめた番組「千鳥の鬼レンチャン」にちなんだ“鬼レンチャンメドレー”で幅広いヒット曲を歌いつなぎ、Mrs. GREEN APPLE「僕のこと」ではアカペラ、和田アキ子「古い日記」ではコール&レスポンスで会場を盛り上げる。ラストは亡き愛犬への思いを込めたオリジナル曲「あとがき」を情感たっぷりに歌い上げ、切なくも温かな余韻を残した。

“ヒップホップを操る”6人組ダンスボーカルグループ・Def Classは、「Represent」「WATCH YA BACK」と攻撃的なナンバーを立て続けにドロップ。キレのあるダンスとラップで会場のボルテージを一気に上昇させた。彼らは「『AKTIE FES』、長くお世話になっています」と感謝の思いを伝えると、ライブ開催前日に配信リリースした「嵐の素顔(Def Class Remix)」をダイナミックに表現。原曲を歌う工藤静香本人の力も借りて制作された同曲は、オリジナルの歌声や象徴的な振付を取り入れながら、激しいダンスブロックを織り交ぜたDef Class流のリミックスへと昇華されていた。

THE BEAT GARDENや杉本琢弥のライブも大盛り上がり

ステージ上にDJ卓が設置され、颯爽と登場したのは“4Vo+1DJ”グループのTHE BEAT GARDEN。「世界線~ラブ&ピース~」では「調子はどうだ?」の呼びかけに応えるようにフロアから手が挙がり、「ラブ&ピース!」の声で一体感が生み出された。その後、4人は厚みのあるハーモニーと伸びやかなハイトーンで観客を魅了。ドラマ「元科捜研の主婦」の主題歌として話題を集めた「エレメント」では、歌詞に込めた思いをまっすぐに届けた。

“熊本の彼氏”としても知名度を誇る杉本琢弥は、「初めてのみんなも今の時間だけ“熊本の彼女”になれ!」と叫び、ロックチューン「RE:MAKE」でライブを開始。「DRAMATIC」ではダンサーを率いて洗練されたダンスとラップを披露し、曲の最後にサングラスを外す演出で歓声を誘った。「君とシャンプー」では観客の近くまで歩み寄り、7月8日にリリースする新曲「男の本音」ではフロアのコールと“あるある”を詰めたユニークな歌詞でオーディエンスのテンションを引き上げる。そして「CIRCUS」で力強い低音と滑らかなファルセットを響かせ、杉本らしい色気と熱量でライブを締めくくった。

ISSEI、XY、そして豪華なダンスコラボでフィナーレ

今回の「AKTIE FES」もいよいよ大詰め。黒のセットアップにサングラス姿で登場したISSEIは、「Go Getter feat. AK-69」でライブの幕を開け、ワイルドなムードと鋭いラップでフロアを掌握する。「BACK DOWN」「In My Zone」では力強いフロウで会場中のハンズアップを誘い、恋愛の機微をつづった切ない世界観の2ndシングル曲「サイレントミッドナイト」ではエモーショナルな歌声で会場を包み込んだ。さらに、杉本を迎えたコラボステージでは「しゅわしゅわ。」「CRAZY」と互いの楽曲を歌い合い、肩を組んだり、息の合った掛け合いを見せたりと、観客の熱量をより一層高めた。

トリを務めたのは、YOSHIKI(X JAPAN)プロデュースのボーイズグループ・XY。「今夜はSo Sweet」を皮切りに、切迫感のあるボーカルが特徴の「ECLIPSE」など多彩な楽曲を畳みかけた。MCで「温かいよね、反応が」と客席との交流も楽しんだ彼らは、「GET STUPID」で完成度の高いダンスを展開して観客を圧倒。ドライブ感のある「Cadillac」を経てラストナンバーの「DIAMOND」まで、情熱的なパフォーマンスを届けた。

そして全アーティストのステージ終了後には、グローバルに活躍するダンサー・振付師のYANが振付を手がけた豪華なダンスコラボステージが展開され、「AKTIE FES」はフィナーレまで特別な熱気に包まれた。

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