石崎ひゅーいの東阪公演「石崎ひゅーい LIVE 2026 - City Lights -」の東京公演が、7月25日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催された。
序盤からクライマックスのような盛り上がりに
3月にリリースしたアルバム「Tokyo City Lights」を携えて行われた本ツアー。デビュー14周年当日に開催された東京公演で石崎は、アルバムのテーマでもある“僕たち”という視点と、ファン1人ひとりへの感謝を歌に込め全22曲を披露した。
開演時刻を迎えると、石崎はステージ端に置かれたベンチへ腰掛け、アコースティックギターの弾き語りで「宝島」を歌い始める。2番からはバンドメンバーが加わり、穏やかな始まりから楽曲は徐々に熱を帯びていく。続く「告白」では石崎がキーボードを演奏しながら歌唱。自然と手拍子が起こる中、普段はライブ終盤に披露されることの多い「アンコール」が早くも届けられ、会場はさながらクライマックスを迎えたかのようなムードに包まれた。
アカペラ交えて歌ったデビュー曲「第三惑星交響曲」
最初のMCでは「今日はデビュー丸14周年です。1人ひとりが僕にとっての灯りです。だからひとつになって帰りましょう」と挨拶。「HERO」ではオーディエンスが総立ちとなり、力強い歌声が響き渡る。「Oh My エンジェル!」ではモータウンビートに乗せて石崎がタンバリンを手にステージを縦横無尽に駆け回る。そこから赤ちゃんの泣き声のSEで始まる「反抗期」へとなだれ込む構成で、会場のボルテージを一気に引き上げた。「しょうが焼き」を優しく語りかけるように歌ったあとは、「トラガリ」「ワスレガタキ」と性急なロックナンバーを連発。荒々しいバンドサウンドが観客の体を揺らした。
最新アルバム「Tokyo City Lights」について、石崎は「今だからできたアルバム。デビューの頃は書けなかった。“僕”じゃなく“僕たち”の歌を書きたいと思った。こうしてみんながいてくれるからです」と語る。その言葉を体現するように「someday」「ポーカーフェイス」といった今の心情を歌詞に落とし込んだアルバム収録曲を歌い届けた。そして「もう14年も経ったのか」とつぶやいた石崎は、再びベンチに腰掛け、デビュー曲「第三惑星交響曲」を披露。アカペラを織り交ぜながら、まるで自宅でデモを録音しているかのような親密な空気を作り出す。「天国電話」「手品」とじっくり聴かせる楽曲を経て、自身の“第2章”をテーマにした「Season2」を情感豊かに歌唱したのち、今年リリース10周年を迎えた「花瓶の花」では「石崎ひゅーいが歌い続けていく限り歌い続ける」と宣言。代表曲に込めた思いをまっすぐに伝え、客席からは大きな拍手が送られた。
最後は“みんなの歌”「Tokyo City Lights」
ライブ終盤、「白熱」の分厚いバンドアンサンブルがオーディエンスの体を揺らして場内の熱気を高めると、「さよならエレジー」では「一緒に歌おう」という石崎の呼びかけで会場中に合唱が響き渡る。本編最後のMCでは、「きっとみんな何かと戦って、その先にある幸せを目指して生きてると思う。俺も一緒なんですわ。俺には素敵なスタッフ、家族、友達、こうやって集まってくれたみんながいます。その1人ひとりが石崎ひゅーいにとっての灯りです。15年目、1人ひとりからもらった灯りを胸にしっかり歌を届けていこうと思ってます。最後にみんなの歌を歌って終わります」と語る。ラストナンバーはアルバムタイトル曲「Tokyo City Lights」。石崎は「僕たちは」というフレーズを噛み締めるように何度も繰り返し、「集まってくれたみんな、1人ひとり本当にどうもありがとう!」と笑顔で感謝を伝えてステージをあとにした。
セットリスト
「石崎ひゅーい LIVE 2026 - City Lights -」2026年7月25日 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
01. 宝島
02. 告白
03. アンコール
04. HERO
05. Oh My エンジェル!
06. 反抗期
07. しょうが焼き
08. トラガリ
09. ワスレガタキ
10. someday
11. ポーカーフェイス
12. ピノとアメリ
13. ガールフレンド
14. 第三惑星交響曲
15. 天国電話
16. 手品
17. Season2
18. 花瓶の花
19. 白熱
20. さよならエレジー
21. Sunny Days
22. Tokyo City Lights


