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KEY TO LITデビュー決定を有明アリーナでファンに報告、新たな目標は「3年以内にドームに立つ」

KEY TO LIT
9分前2026年08月23日 19:07

KEY TO LITが8月20日より、全国アリーナツアー「KEY TO LIT Arena Tour 2026 NEO CLASSICS」の東京・有明アリーナ公演を4日間7公演にわたって開催した。この記事では23日昼公演の模様をレポートする。なお以降のテキストには公演内容の一部ネタバレが含まれるので、これからツアーに参加する予定の人はご注意を。

「ジュニアとしての最後のステージ」

昨年2月に岩﨑大昇、井上瑞稀、中村嶺亜、猪狩蒼弥、佐々木大光の5人によって結成されたKEY TO LITは、全国5都市21公演で合計約23万8000人を動員する今回のツアーを7月11日にスタート。ツアー中盤に差しかかった8月17日に東京・増上寺で行われたミュージックビデオ撮影イベントの中で、今冬にユニバーサル ミュージックよりCDデビューすることがメンバーやファンへのサプライズとして発表され、大きな話題を呼んだばかりだ。

今回のツアーではグループが結成以来掲げているテーマ“NEW & CLASSIC”を進化させ「伝統とは、更新し続けることで未来へ受け継がれていくもの」というメッセージを表現するステージを展開。火の鳥をモチーフにしたツアーのロゴデザインは中村が手がけた。有明公演にはツアーに帯同している10名のジュニアに加えて年少のジュニア26名も出演し、CDデビューを決めた先輩のステージを彩った。

ライブの序盤から少年隊によるカバーで知られる「Act-Show」や増上寺でも披露した「KITERETSU FIRE」といった楽曲を、火柱が激しく吹き上がるステージでパフォーマンスしたKEY TO LIT。大きな夢を叶えてファンの前に立つ5人の表情にはどことなく余裕や風格も感じられる。猪狩は「俺たちのジュニアとしての最後のステージです。最後までよろしく!」とファンに呼びかけ、大歓声を浴びた。

新曲も多数披露、メドレーコーナーでは夏を演出

「KITERETSU FIRE」に加えて、今回のライブではオリジナルの新曲も披露された。「Never Fade Love」は軽やかなサウンドが印象的なグループ初のラブソング。増上寺でMVが撮影されたテレ東系卓球スペシャルサポーターテーマソングの「KEY 2 LIGHT」では会場の一体感もひときわ高まる。猪狩と佐々木が振付を手がけた「HIT THE DRUM」は攻撃的なビートのダンスチューン。ダイナミックな火柱や火花などの特効が5人のパフォーマンスを鮮やかに照らした。

破天荒かつド派手なステージだけでなく、SMAPの「らいおんハート」、A.B.C-Zが歌った「Never My Love」などの楽曲では華麗なボーカルで5人それぞれの歌心をアピール。ライブ中盤にはSUPER EIGHTの「罪と夏」、山下智久の「SUMMER NUDE '13」、タッキー&翼の「Ho! サマー」といった先輩アーティストの夏ソングをメドレーでカバーし、スタンド席に設けられたトロッコに乗り込んだ5人はファンとコミュニケーションを取りながらさわやかな歌声を響かせた。

公開記者会見で明かした新たな目標「3年以内にドーム」

ライブ中盤のMCコーナーではマスコミによる公開記者会見が行われた。デビュー発表後のステージに立つ心境を尋ねられると、岩﨑は「全然違いましたね。東京の初日は楽屋が不思議な緊張感でした」と話し、猪狩は「ライブを作るうえで『どうやったらデビューにつなげられるか』というのを考えながらやってきたので、エネルギーの向けどころがわからなくなる瞬間もありました」と、サプライズ発表を経た素直な思いを語る。しかし全員で話し合い「来てくれるお客さんのために全力でやる」と決意を固めたと振り返った猪狩は「逆に発表してからすぐに(ファンの前で)ライブができてよかったな、という気持ちもあります」と明かし、中村も「(花道に)出たときとか『おめでとう』っていう声で包んでくれて。本当にデビュー発表できたんだというのと、みんなに愛されているんだということを実感しました」と喜んだ。

増上寺のイベントのあとには全員でファミレスで食事会を行い、その後はカラオケに行って先輩グループのデビュー曲を順番に歌ったという5人。佐々木は「『俺らもここに入るのか』って、深夜3時ぐらいまではしゃいじゃいました」とその日の様子を語り、5人は「楽しかったね!」と盛り上がるが、急なデビュー発表だったため今後の話で互いに白熱し、最後は2時間近くケンカになってしまったとのこと。そんな出来事も含めて改めて一致団結したことを中村は「でもいい時間だったよね」としみじみ振り返り、岩﨑は「ケンカのあとに歌った(V6の)『WAになっておどろう』がよかったです(笑)。みんなで歌いました」と大団円の様子を語った。

今後の目標を尋ねられると、メンバーを代表して岩﨑が「増上寺の会見でも言わせていただきましたが、この事務所で“史上最高傑作”と呼ばれる存在になりたい。デビューが決まったということでうれしい気持ちもあるんですけど、これからの道程をファンの皆さんと走っていけたらいいなと。そしてKEY TO LITで3年以内にドームに立つ、これを目標に掲げます」と明言。会場中から大歓声と拍手が起こる中、岩﨑は「これからも末永くよろしくお願いします!」と力強く語った。

ハライチ岩井脚本のコント&「猫中毒」障害物競走で大爆笑

今回のツアーでは岩井勇気(ハライチ)が脚本を手がけたコントコーナーも繰り広げられた。楽屋で些細なことから言い争いになったメンバーたちに、岩﨑はミュージカル風に語りかけて仲裁しようと試みる。しかしその歌声におかまいなしで普通にしゃべり続ける4人に、岩﨑は「ミュージカル観たことないのか?」と不安そうな表情で歌いかける。しまいには「お客さん、コレどういうこと?」とメタ視点で歌い始める岩﨑。シュールな展開と岩﨑の圧倒的な歌唱力のギャップに、客席からは爆笑が巻き起こった。

この日もう1つ大きな笑いが起きたのは、ユニットコーナーで井上と中村の最年長コンビがテゴマスの「猫中毒」をカバーしたときの企画。猫耳を付けてキュートに歌い踊っていた2人は、間奏からアリーナ花道を駆け回る障害物競走で対決する。玉入れに手こずる中村を尻目に、大差を付けた井上はゴール直前で中村を煽り散らかすが、その油断を突いて中村が先にゴール。呆然とする井上の表情がさらなる笑いを誘った。

コミカルな演出の一方、5人が大切にする“伝統”を表現したステージも存分に披露。ライブ後半、“和”をテーマにしたブロックでは講談「巌流島の決戦」をモチーフに、ジュニアによる三味線や太鼓の演奏とともに外連味たっぷりのパフォーマンスを繰り広げて観客を沸かせた。

5人それぞれが明かしたデビューの実感、これから目指すもの

ライブの最後には5人それぞれがファンに挨拶。この日が24歳の誕生日だった岩﨑は祝福してくれたファンに感謝を述べつつ、過去に同じ事務所からデビューしてきた先輩グループの仲間入りをするにあたっての思いを「僕たちはどんな存在になっていきたいかと考えたときに、この事務所の『史上最高傑作』と呼ばれる存在になりたい、そう心から思いました。そのためには、まだまだ乗り越えなきゃいけない課題、成長していかなきゃいけないところがあると思いますし、ファンのみんなと一緒に超えなきゃいけない山もたくさんあると思います」と語る。そして「その中で、今ここで1つ約束します。3年以内にドーム公演をしましょう! これは俺たちKEY TO LITと、ファンの皆さんなら絶対に達成できると思っています」とドーム公演の実現を改めて誓った。

KEY TO LITのCDデビュー決定を報じる記事を読んだという井上は「大昇は歌がめっちゃうまい、ガリさんはラップがうまい、大光はダンスとドラムがすごい、で俺は『山田(涼介)くんが好き』って書かれてて……」とその内容を紹介して苦笑い。「でもまあ、あれもすごく大きなことで。僕が8歳とかの時に音楽番組で(山田に)出会ってなければ、そこで憧れてなければ、今の僕はここにいないわけで」と当時を振り返った井上は「いろんな出会いの中で今ここに立てているのかなって思います。それは皆様に対してもそう。こんなに数多くの素敵な方がいる中で僕と出会い、そして僕のそばにい続ける選択をしてくれたみんなの人生の一部を預かって。そばにいてもらいたい気持ちです。俺もこれからずっと皆様に恩返ししていこうと思います」と、ファンとともに歩み続ける決意を明かした。

佐々木は「僕が最近『幸せだな』と感じていることが3つあって。メンバーとケータリングでご飯を食べているとき、メンバーとオープニングの前に幕の裏で5人だけで抱き合っているとき、楽屋でみんなで物の貸し借りの言い合いをしているとき(笑)。どれも最高ですよ」とうれしそうに語り、グループ愛を炸裂させる。そして「1年半前にKEY TO LITができたときに『大光はありのままでいいんだよ』と言ってもらいました。その言葉で気持ちが楽になって、KEY TO LITに入ってよかったなと思いますし、それと同時にありのままの自分をみんなが受け止めて愛してくれたことに感謝したい。今も自信を持って皆様にパフォーマンスを届けてますが、もっともっと自分が満足するぐらい自分を磨いて、それでKEY TO LITがもっと上に上がれるように、もっとこのグループに貢献できるようにがんばります」と、努力を惜しまないことを誓った。

グループ最年長の中村は「2009年に入所してアイドルになって、ここまで17年間。本当にいろんなことがありました。楽しいことや本当に腹抱えて笑っちゃったことがいっぱいあるし、そうじゃないこともたくさんあったし」と笑顔を見せつつもしみじみした様子で話す。「でもどんなときも、アイドルでいること、大好きなメンバーとあなたと一緒にいられること、それがすべてで。そしてどの瞬間も俺はこれまでずっと幸せでした。なかなかうまくいかなくて『中村嶺亜やべえんじゃね?』みたいなこともあったけど、そんなときに誰よりも俺のことを信じて応援し続けてくれたあなたがいることを俺は誰よりもわかってます」とファンへの感謝を述べた中村は「本当に長かったけどマジで幸せだったし、みんなのためなら俺にできることをいっぱい返していきたいと思ってます。みんなのために、あなたのために、それさえも俺のためだし、それこそが俺のためだと思って、これからも俺は俺のために、KEY TO LITの中村嶺亜としてアイドルであり続けます」と目を輝かせながら話した。

最後に猪狩が話したのは、今年5月に活動を終了した嵐のラストライブを見届けての思い。「あの背中を見て嵐さんからもらったメッセージが『君たちが次の嵐を目指すんだ』だと思っていたら、ボンクラだと思うんですよ。僕はあの背中を見て『俺たちを超えてみろ、同じ血が流れてるお前らが俺たちを超えてみろ』と、そういうメッセージを受け取りました。それが少年隊さん、SMAPさん、初代、NEWS、キスマイさん、ずっとここまで流れる血を、プライドをつないできてくれた先輩たちへの最大の恩返し。それが、俺たちKEY TO LITが史上最高傑作になることだと思ってます」と熱く語った猪狩は「本当に簡単な話じゃないです。3年で東京ドーム、狂ってると思います、普通は無理です。具体的な数字はわかんないけど、東京ドームを3年後にやるなら、来年には『できる』と思われてないといけないかもしれない。今まで以上にペースを早めてがんばらなきゃいけないですが、必ずここにいる全員で、俺たちだけの栄光をつかみに行きましょう」と自らとメンバー、そしてファンを鼓舞し、本編を締めくくった。

なおこの日のMCでは、今年6月にテレ東でオンエアされた冠番組「キテレツキテル!?」が10月からレギュラー番組「キテレツキテル!」として放送が決定したことも発表された。番組の詳細は後日公開される。

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