Pink Floydのトリビュートバンド・原始神母が、12月に5都市ツアー「シド・バレットに捧ぐ ~Relics~ ピンク・フロイドの道 55周年」を開催する。
本ツアーは、1971年にリリースされたPink Floyd初のベストアルバム「Relics(邦題:ピンク・フロイドの道)」をフィーチャーして行われるもの。シド・バレット(Vo, G)在籍時の初期楽曲を中心に、バンドの進化と実験の過程を記録した同作をライブで再現する。
12月27日の愛知公演、12月30日の東京公演では、年末恒例の特別企画「第九の代わりに Atom Heart Mother」も実施される。この企画では“魔界オーケストラ”との共演が展開されるという。YouTubeでは昨年12月に演奏された「Atom Heart Mother」のライブ映像が公開された。イープラスでは、9月7日23:59までツアーチケットのオフィシャル先行予約を受付中。
なお東京公演での「Atom Heart Mother」演奏時の混声合唱パートに参加するコーラス隊メンバー100名の募集がスタート。参加費1万円、初参加の人はオーディション費2000円が別途必要となる。詳細はオフィシャルサイトで確認を。
木暮“shake”武彦 コメント
このアルバムを初めて見たのは1988年。
ビデオの撮影で訪れていたLONDONのHMV。それまで知らなかったジャケットを見つけて買ったのだが、聴いてみて「この半端なアルバムは何?」と思ったのが第一印象だった。
「狂気」から遡っていった自分の世代には1975年当時、初期の2枚がセットになった「ナイスペア」がよく雑誌の広告に出ていて、自分もそっちを聴いた。このアルバムは廃盤になっていたのかもしれない。当時は情報も限られているので存在は知らなかった。
聴いてみると、「Paint Box」や「ジュリア・ドリーム」、「ユージン」の初期バージョンなど、シングルでしか発売されていない楽曲が収録されてた、それ以前のベスト盤だということがわかって納得。「原子心母」のアルバムが出て、フロイドが勢いを増してきた頃、ビジネス的な意向でリリースされた初期の編集盤だが選曲はメンバーがしている。シドバレットの曲を多めに選曲したという想いがあったということだが、シングルの他にもサントラとして発売された「More」からも選曲されている。当時ライヴでもやっていたはずの「Green Is the Colour」、「Cymbaline」が入っていないのが不思議だ。
日本でも1971年の初来日直前にリリースされ、「ジュリア・ドリーム」がシングルとなってラジオでかかり、それ以前の楽曲に出会えて、古いもハンパも思わずに新鮮な衝撃として受け取ったその世代のファンには思い出深いアルバムとのことらしい。そう思って聴けば、ノスタルジーだけではない驚きや面白みが感じられてくる。
箱根アフロディーテに集まったファンの中にはこのアルバムからの曲を期待した人も多かったのでは。その人たちのワクワクした気持ちに思いを馳せつつ、21世紀の「Relics」という意気込みでやってみたい。
シド・バレットに捧ぐ ~Relics~ ピンク・フロイドの道 55周年
2026年12月1日(火)長野県 LIVE HOUSE J
2026年12月2日(水)石川県 金沢GOLD CREEK
2026年12月4日(金)兵庫県 チキンジョージ
2026年12月5日(土)兵庫県 チキンジョージ
2026年12月27日(日)愛知県 ElectricLadyLand
2026年12月30日(水)東京都 EX THEATER ROPPONGI


