映画「4アウト ─もう一度、プレイボール─」の完成披露試写会が本日10月13日に東京都内で行われ、主演の相葉雅紀をはじめ、キャストの黒島結菜、松本利夫、佐々木蔵之介、福松凜、日向亘、DAIKI、寺田ユースケ、監督の稲垣壮洋が登壇した。
すごいんです、僕!
この映画は作家・平山讓の小説「4アウト ある障害者野球チームの挑戦」が原作。東京で初めて結成された身体障害者野球チーム「東京ブルーサンダース」の創設にまつわる実話をもとにストーリーが展開される。社会人野球で戦力外となり、夢をあきらめた主人公・矢上雄一は障害者スポーツセンターに再就職。野球がしたい障害者とともに野球チームを作り、監督として「全国身体障害者野球大会」で日本一を目指す。
身体障害者野球の選手も出演し、彼らが生み出す迫力あるプレイシーンが見どころの本作。障害者チームの野球を目の当たりにした相葉は「とにかくピッチャーの球が速いです。僕が打てるような球じゃない。プレイの1つひとつが圧巻でした。ここに至るまでどれだけの努力があったんだろうと想像させるような野球です」と熱弁する。また、元メジャーリーガーの井口資仁や元シドニーオリンピック野球日本代表の飯塚智広から本格的な指導を受けた相葉は「小学校の頃に野球はやってたんですけど、ノックはあんまりしたことなくて。最初はなかなか当たらないんですよ。外野フライを3回連続で打たないといけないシーンがあったんですけど、指導のおかげで1回で3発打てたんです。すごいんです、僕!」と目を輝かせながら撮影を振り返る。そして「凜くん、3発ともよかったよね?」と共演シーンの多かった福松に視線を送り、福松から「素晴らしかったです」という言葉を引き出した。マネージャー役の黒島は「皆さん、楽しそうに野球するんですよね。一生懸命野球する姿がカッコよくて美しかったです。私は相葉さんにノックのボールをパスしたりして、私も野球がやりたくてうずうずしました」と楽しげに語った。
野球経験のない松本利夫が参考にしたのは
松本は、矢上に野球チームの監督を依頼する泉邦衛役でこの映画に出演。聴覚障害を持つ泉を演じるうえでの役作りについて「お話をいただいたときに、聴覚障害を持たれている方の映像を拝見しました。セリフの話し方は監督と何度も相談しながら決めていきました。あと、群像劇のシーンが多いんですけど、聞こえると本能的に反応しちゃうんですよ。会話が聞こえたときに瞬時に目がいかないよう意識しましたね」と明かす。野球経験のなかった松本が参考にしたのは、長嶋茂雄の投球。松本は「最後に横から投げるんですよ」と言いつつ動きをマネして見せた。
相葉は福松とのエピソードについて「凜くんが大事なシーンの撮影の前に『僕のことを抱き締めてください』と言ってきて。唐突だったから最初は戸惑ったんですよ。役のためかと思ってギューッとやって『明日がんばろうな』と声をかけました」と明かす。これを受けて福松は「優しく抱き締めていただき、温もりを感じました。相葉さんについていけば大丈夫だなと確信しました」と相葉の座長ぶりを絶賛。黒島が「いろんな意見が生まれる中で、それをまとめて監督に伝えてくれることがよくあって、すごく助けてもらいました」と相葉の頼もしい人柄に触れると、松本は「あと食事会のときにおごってくれました」と付け加えた。
最後に相葉は「このメンバーで全力で作った映画です。監督が構想から8年かけてここまで形にした大作なので、観ていただける皆さんの心が少しでも動いたらと思っています」と本作をアピールした。「4アウト ─もう一度、プレイボール─」は11月6日に公開される。
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