2027年放送の大河ドラマ「逆賊の幕臣」のイベント「大河ドラマ『逆賊の幕臣』プレリュードin高崎」が本日10月31日に群馬・高崎芸術劇場で行われ、上白石萌音、青木崇高、草川拓弥(超特急)、甲本雅裕が登壇した。
松坂桃李が主演を務める今作は、江戸幕府の幕臣という“敗者の目線”から激動の幕末をつづる大河ドラマ。日本初の遣米使節となって新しい国の形をデザインするも、明治新政府に“逆賊”とされた小栗忠順を巡る物語が展開される。今作で上白石は小栗忠順の妻・みちを、青木は忠順にとって兄貴的存在となる栗本鋤雲を、草川は忠順の従者となる荒川祐蔵を、甲本は上州権田村の名主で忠順から突然遣米使節団への随行を命じられる佐藤藤七を演じる。
忠順は群馬県高崎市倉渕町(旧権田村)で生涯を終えた。今回のイベントは放送開始に先駆けたキックオフイベントとして、ゆかりの地である高崎市で小栗についての学びを深めることを趣旨に開催された。満員の客席からの大きな拍手に迎えられ、キャスト陣と制作統括の勝田夏子氏がステージに勢ぞろいすると、草川は「祐蔵です!」と威勢よく挨拶する。
トークショーの冒頭、司会者が「現場のムードメーカーは?」と俳優陣に投げかけると、草川は「甲本さんじゃないですか?」と声を上げ、甲本の「なんでやねん(笑)」というツッコミを誘う。肩の力が抜けたやりとりに、勝田氏は「ご覧の通りのアンサンブルです」と、現場の和やかなムードに太鼓判を押した。続いてステージ上ではドラマのキービジュアルが解禁され、これが初見だという俳優陣は「殿!」と声を上げて大盛り上がり。精悍な表情を浮かべる松坂の額に注目した草川は「(浮き出る)血管がいいですね!」と感想を伝えた。
「小栗忠順ってどんな人?」というトークテーマでは、忠順とともに遣米使節団として海を渡る藤七と祐蔵の心情を伺う質問が甲本と草川に投げかけられた。甲本が「なんにもわからなかったですね。自分がどこにいるのかもわからずに行ってたのかな」と藤七に気持ちを重ねながら答えると、草川も「僕も『わけがわからない』という気持ちがありつつ……」と切り出し「祐蔵には信念があったんです。水戸魂と殿のもとに仕える間でもがいていたり、世界を見てみたいという気持ちが強くあったので、ワクワクが止まらなかったですね!」と回答。これに甲本は「全然違うな(笑)」と笑っていた。
そしてトークショーの中では、来場者へ向けて登壇者の扮装写真が初公開された。みち、鋤雲に続き、凛々しい祐蔵の姿がお披露目されると、草川は「こうやって自分で見るのは恥ずかしい気持ちもありますね」と照れ笑い。そして「祐蔵は特に、身分が変わっていくので扮装も変わっていきます。彼の身だしなみにも注目して観ていただけたら」と観客に伝える。「殿に仕えてアメリカに行き、いろんな経験をして刺激的な日々を送っていたんだなと強く感じている」と祐蔵に思いを寄せた草川。「それをなんとか立体的に表現できればと思っていますので、がんばります」と改めて意気込みを口にした。するとここで司会者が、超特急での草川のイメージカラーが緑であることと、彼がグループの枠を超えた活動で注目を集めていることから「みどりの窓口」というキャッチコピーを持っていると来場者に紹介する。思わぬ紹介に「すいません(笑)」と恐縮しつつ、草川が「(超特急ファンの8号車が)お邪魔してます」と頭を下げると、上白石は「祐蔵の初登場のときの格好もいいですよね。けっこう刺さるんじゃないかなと思います。“みどりの窓口”的には!」と視聴者の期待感を煽っていた。
「クイズで知る! 幕末の時代」と題したコーナーでは、来場者へ向けたクイズの形式で「逆賊の幕臣」の語りを青木が務めることも発表された。続いて上映された松坂からのメッセージビデオの中では「激渋の大河ドラマになっています」と松坂が語り、ステージ上のメンバーが深く頷く場面も。トークショーの最後、視聴者へのメッセージを求められた上白石は「本当に素敵なシーンがたくさん生まれていて、その中にいられて本当に幸せだなと思っています。ここにいらっしゃる方は絶対に観てください」と、青木は「この視点で語られるドラマは、大河ドラマ史上ないと思います。新しい目線で観られると思いますので本当に楽しみにしてください」とコメント。草川は「僕は約15年ぶりの大河ドラマへの参加なのですが、こうして深く関わらせていただくのは初めて。一生懸命努めて参りますので、皆さんのお力添えをぜひよろしくお願いします」と挨拶し、甲本は「僕たち自身もどうなっていくか楽しみながら日々撮影をしていますので、楽しみに待っていてください。がんばっていいものをお届けします」と約束した。


