森山直太朗が、3月21日(水・祝)よりフジテレビNEXTおよびJ:COMプレミアチャンネルで放送される中井貴一主演ドラマ「記憶」の主題歌として新曲「人間の森」を提供する。
直太朗が連続ドラマの主題歌を書き下ろすのは、2005年放送のNHK連続テレビ小説「風のハルカ」の主題歌「風花」以来およそ13年ぶり。「記憶」は直太朗が役者として出演した2014年放送のフジテレビ系「HERO」で演出を手がけた平野眞が監督を務めるドラマで、今回の主題歌提供は平野監督からの熱烈なオファーを受けて実現した。
「記憶」の主題歌「人間の森」は、直太朗が御徒町凧と共にドラマのストーリーからイメージを膨らませて作り上げたバラードナンバー。若年性アルツハイマーを宣告された敏腕弁護士の人生を懸けた闘いの物語を、直太朗の歌声がドラマチックに盛り上げる。直太朗はこの楽曲について「途中からこの曲にドラマが撮り下ろされたかのような、そんな感覚になるほど違和感なく作れました。ストーリーとあいまって無限の可能性を感じています」とコメントしている。
ドラマ「記憶」は3月21日(水・祝)から毎週水曜22:00より放送。全12話構成で、毎放送直後の同日24:00からはJ:COM動画配信サービスで4K映像版が配信される。また本作には、韓国のオリジナル版「記憶~愛する人へ~」の主人公を演じたイ・ソンミンがカメオ出演することが決定。日韓主演俳優の共演が実現する。
森山直太朗 コメント
今回ドラマのストーリーに関して、シリアスでテーマにしっかりとした重心を感じました。自分の中にも以前から普遍的な死生観を歌う曲のモチーフがあったので、ドラマの波長を感じながら曲として呼び起こしました。
今回、曲を書き下ろさせていただきましたが、途中からこの曲にドラマが撮り下ろされたかのような、そんな感覚になるほど違和感なく作れました。
ストーリーとあいまって無限の可能性を感じています。謹んで表現していきたいです。
平野眞監督コメント
ある日深夜のラジオを聴いていました。ゲストに森山直太朗さんとお笑い芸人スギちゃんが出演していて森山直太朗さんが即興でスギちゃんをたたえる歌「スギちゃんの歌」を披露しました。いつもは笑える番組でしたが歌が流れて来た瞬間から感動の番組に驚くほど変化しました。森山直太朗さんの人柄と優しい声が雰囲気を一変させたのでした。今回のドラマではそういった全てを優しく包む人間の愛を大切に伝えたいと思い、主題歌をお願いしました。