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きゃりーぱみゅぱみゅを切断!宙吊り!炎上!「無事に終わってよかったな」

7年以上前2018年07月02日 14:01

現在4度目のワールドツアーを開催中のきゃりーぱみゅぱみゅが、6月30日と7月1日に千葉・幕張メッセで開催されたイベント「XFLAG PARK2018」の一環として、ライブエンタテインメントショー「XFLAG × KYARY PAMYU PAMYU~PANDORA'S BOX~」を行った。

「XFLAG PARK2018」は「モンスターストライク」などのゲームを運営するXFLAGスタジオのプロデュースにより2016年から行われている、ゲーム、音楽、スポーツなどさまざまなステージやアトラクションを融合させたイベント。きゃりーのステージのほか、ルシファー、サタン、茨木童子からなるバンド・背徳ピストルズや、ダルタニャンと紫苑のユニット・Two for allなどが出演する「モンソニ! in XFLAG PARK」や、矢内景子(Vo)、マーティ・フリードマン(G)、ZENTA(G)、前田恭介(B / androp)、五十嵐公太(Dr)、森谷優里(Key)、末延麻裕子(Violin)、中村有里(Sax)という編成でモンストのBGMなどを演奏する「FLAG SYMPHONY ~PARK SELECTION~」といったステージが繰り広げられた。

今回きゃりーは長年夢として掲げていたサーカスパフォーマーとのコラボレーションを実現するために、このライブの準備に6カ月以上の期間をかけ、11カ国から20名以上のパフォーマーを招集。「モンスターストライク」のキャラクター、パンドラの“開けてはいけない箱”をモチーフにしたステージで、ピエロのいたずらによってその箱が開いてしまうところから物語がスタートした。パンドラの箱からは真っ黒なロングマントを羽織ったモンスターが現れ、きゃりーはスモークが湧き上がる中、ミラーボールのようなヘルメットとパラシュートのような黒いスカートというインパクトのある衣装で登場。彼女が「ファッションモンスター」を歌い始めると、背後で巨大なブランコを使ったロシアンスイングパフォーマンスが繰り広げられ、ダイナミックな演出に会場の熱気が高まった。

2曲目の「最&高」では彼女が胴体切断のイリュージョンに挑戦。切断されてもなお歌い続けるきゃりーの姿にオーディエンスから笑い声が上がった。3曲目「インベーダーインベーダー」では宙吊りになって歌い踊るパフォーマンスに挑戦。カラフルな衣装に着替えて高さ8mの壁の上に登場したきゃりーは、トランポリンを使って入れ替わり立ち替わりに跳ぶパフォーマーたちと共にパフォーマンスを行い、さらに歌いながら空中に高く舞い上がった。

「PONPONPON」では、しなる長いポールにつかまって客席に倒れてくるスウェイポールのパフォーマーを左右に配置して歌唱。さらに「モンスターストライク」のキャラクターたちも登場して、ステージ上はお祭り騒ぎになった。「もったいないとらんど」では、男女2名のエアリアルストラップのパフォーマーがきゃりーの頭上を悠然と旋回。「原宿いやほい」では手のひらに本物の炎を乗せたきゃりーが大勢のパフォーマーの背後からゆっくりと登場し、彼女の左右にいるダンサーの腕にその炎を移して炎上させた。エンディングはサーカスとライブが渾然一体となったパフォーマンスで、会場の熱気は最高潮に。すべてのパフォーマンスを終えたきゃりーが、集まった約3000人の観客に向けて「ライブ楽しんでいただけましたか?」と語りかけると、それに応えるように大きな歓声が上がった。

きゃりーは最後にこの日のライブを振り返って「これまでライブ自体はたくさんしてきたのですが、このように素敵なパフォーマーの皆さんと一緒にやるのは初めての試みです。胴体を切断したり、火を使ったりと初めてのことにも挑戦し、私自身とても楽しむことができました」と語り、パフォーマーやダンサー、キャラクターらと共に、大きな拍手に包まれながらステージを後にした。ライブを終えきゃりーは「いつものライブとは違って、パフォーマーさんがいたり、いつもよりたくさんのダンサーさんが出演したり、それに演出もすごくこだわってみんなで作ったので、無事に終わってよかったなという感じです。練習だと、着替えが間に合わなかったり、うまくマジックができなかったり、大丈夫かなと思うことがありましたが、たくさん練習して、本番は全部うまくいってよかったです。火のパフォーマンスは、本物の火なので、少し恐怖もあったし、練習では少し熱い思いをしたこともあって体を張ったパフォーマンスでした。最初の企画会議からXFLAGさんは攻めているアイデアが多くて、よりみんなで楽しんで挑戦しようっていう気持ちが強いんだなと思いました」と語った。

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