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圧巻BTSにフレッシュなIZ*ONE、“日本代表”超特急も!たまアリ熱狂の「MAMA」終幕

6年近く前2018年12月12日 16:03

昨日12月12日に埼玉・さいたまスーパーアリーナにて音楽授賞式「2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN」が開催された。

「MAMA」の愛称で親しまれている「Mnet Asian Music Awards」はMnetおよびMnet Smartを運営するCJ ENMが主催するアジア最大級の音楽授賞式。今年は韓国、日本、香港の3地域で実施され、K-POP勢を中心に今をときめくアジアのアーティストが各会場に集結している。さいたまスーパーアリーナを会場に行われた日本公演にはBTS(防弾少年団)、IZ*ONE、MAMAMOO、MONSTA X、NU'EST W、Stray Kids、TWICE、Wanna One、超特急らが出演。華やかなライブパフォーマンスを披露してアワードをにぎやかに彩った。ここでは出演者たちのライブシーンを中心にレポートする。

出演者による豪華なK-POPメドレーで幕を開けた「2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN」。トップバッターでライブを行ったのは「Best New Male Artist」を受賞したStray Kidsだ。フラッグを持ったバックダンサーを従え客席通路から姿を見せた彼らは「Hellevator」「District9」といったパワフルなナンバーで高速ラップを叩き付けて「Stray Kids!」のコールを巻き起こすなど、冒頭から熱狂を誘ってみせた。

ピアノの調べに乗せてセンターステージに登場したのは、日本人アーティストとしてはこの日唯一の出演となった超特急の6人。「Favorite Dance Artist Japan」を受賞した彼らは、5号車・ユーキと振付師のTAKAHIROが振り付けした最新ナンバー「need you」を披露した。タカシの柔らかなボーカルに乗せ、メンバーはユーキの思いの詰まったダンスをフルパワーで踊ってみせる。一輪のバラを使ったコンセプチュアルなステージで独自の世界観を提示した彼ら。トロフィーを受け取ると、リョウガは「このような素晴らしい賞に見合うグループになるためにも全速力で走っていきたいと思うので、少しでも気になったあなたは検索検索!」と呼びかけて笑いを誘い、渾身の“イケボ”で「カムサハムニダ!」とさわやかに叫んで会場をあとにした。

続くMONSTA Xは「Jealousy」を歌いながらセンターステージへ。黒のタイトな衣装に身を包んだ彼らは一糸乱れぬ群舞でオーディエンスの目を釘付けにする。そして「Shoot Out」では持ち前のパワーを増幅させるように、ステージ上に大勢のバックダンサーが登場。観る者を圧倒するパフォーマンスで大歓声を誘った。

IZ*ONEの日本初となるライブパフォーマンスは、これまでのグループの道のりを振り返る映像で幕を開けた。「夢を見ている間」の調べに乗せて舞台上にメンバーが集まると、彼女たちは黒から白の衣装に早着替えして「Memory」をしっとりと歌い上げた。続く「La Vie En Rose」では会場中が赤い光で染め上げられる。光の中心で踊るIZ*ONEは妖艶な身振りで観客を魅了。最後に「Rumor」を届けてステージを終えた。

階段状の造形物やビジョンに映し出される幾何学模様の映像演出などを使い、舞台上にどこかシリアスな世界観を描き出したのはNU'EST Wの4人。彼らは「WHERE YOU AT」で美しいファルセットを響かせると、「Dejavu」ではダンサーとの息の合ったペアダンスを披露してみせた。「Favorite Dance Artist Male」としてBTSの名前がコールされたのちにパフォーマンスステージに立ったTWICEはパワフルなダンスナンバーからキュートな「YES or YES」へ。女性ファンの大きなコールが飛ぶ中満面の笑みでこの曲を届けると、続く「What is Love?」ではLEDビジョンに映し出されるバーカウンターや夜景の情景をバックに楽曲を歌い踊ってみせた。会場の各所に設けられたステージを巧みに行き来しながら四方の観客を笑顔にしていく彼女たちがラストに歌ったのは「Dance The Night Away」。軽やかにステップを踏む息ぴったりのラインダンスでファンを魅了すると、曲の終盤にはステージ奥から紙吹雪が舞い上がる。舞台上方のビジョンに映し出される「GREATEST TWICE SHOW」の文字通り華やかに自身のパフォーマンスを締めくくり、TWICEはさっそうとステージをあとにした。

授賞式も佳境に差し掛かった頃登場したMAMAMOOは真紅のセクシーな衣装に身を包んでいた。それぞれのソロパフォーマンスを会場の各所で展開したのちメインステージに集まった4人は「Egotistic」をドロップし、「MAMA, Male some noise!」といっそうの一体感を聴衆に求めていく。彼女たちの突き抜けるようなボーカルと弾むダンスに会場のペンライトもリズミカルに揺れ、ラストナンバー「Starry Night」ではイントロで大きな歓声が。エネルギッシュな振る舞いで観客の熱狂をより大きなものにしていった。

今月いっぱいで活動を終了するWanna Oneは、ファンが持つゴールドのペンライトの光に照らされながらステージに立った。「Light」「BOOMERANG」という攻撃的なナンバーを続けて鮮やかなダンスフォーメーションで舞台上を舞うと、彼らのパフォーマンスを目に焼き付けようとするオーディエンスの熱気もぐんぐんと高まっていく。この2曲ののちには温かなバラード「I PROMISE YOU」が届けられ、彼らは正面の向きを変えながら柔らかな表情でファンと向き合い、晴れやかに自身のライブを締めくくった。

授賞式のクライマックスに圧倒的な存在感を見せつけたのは、この日の大トリを務めたBTS。舞台を覆うほど大きな手形のバルーンがセンターステージ後方に出現すると、その手の下に群がっていたダンサーたちの中から7人が姿を見せる。彼らは1曲目に「FAKE LOVE」を選び、ドラマティックなボーカルと物語性のあるダンスで聴衆を一気に惹きつけた。そしてステージ上方のLEDビジョンがトランスフォームし、そのビジョンに映ったスペースシャトルが飛び立つような演出がなされたのちに「ANPANMAN」のイントロが響くとムードは一変。会場は一瞬でダンスホールと化し、「みんな一緒に!」というメンバーの声に応じる聴衆が大きな「ANPANMAN!」のコールで一体となる。ステージの各所に散らばったメンバーはエネルギッシュに躍動しながら最後まで観客を巻き込むライブパフォーマンスを展開し、止まない歓声の中「ありがとうございます!」と叫んで舞台袖へと消えていった。

BTSのライブパフォーマンスののち、この日最後に発表されたアワード「Worldwide Icon Of The Year」はBTSが受賞した。「MAMA」はこのあと12月14日に香港にて最終公演が行われる。

2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN

Best New Male Artist

Stray Kids

Favorite Dance Artist Japan

超特急

Favorite Music Video

BTS

Favorite Vocal Artist

MAMAMOO

Favorite Dance Artist Male

BTS

Favorite Dance Artist Female

TWICE

Worldwide Icon Of The Year

BTS

(c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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