Ryohu(KANDYTOWN)のライブツアー「Ten Twenty Tour 2019」のファイナル公演が、2月24日に東京・渋谷WOMBで行われた。
昨年11月に配信リリースされた作品集「Ten Twenty」を携えて実施された「Ten Twenty Tour 2019」。東京公演ではKANDYTOWNのメンバー・KEIJUがゲストアクトを務め、「今日の僕はRyohuくんが出てくるまで、淡々とこなすだけなので」とうそぶきつつ、サプライズゲストのAAAMYYYを迎えた「run away」などでフロアを十分に温めて主役のRyohuへとつなげた。
Ryohuはライブ冒頭、MUD(KANDYTOWN)が参加した「Lux」や「The More, The Better」「Kool Breeze」で場内にリラックスしたムードを生み出した。この流れでRyohuはKento NAGATSUKA(WONK)を招いた「8 Money」、Gottz(KANDYTOWN)との「Downtown Boyz」と、次々と客演を迎えてライブを進行。「今日は最後まで、みんなで1つになって楽しんでいきたいと思ってます」とオーディエンスを歓迎した。YOSHIROTTENが手がけた映像がステージ後方に投影される中、「All in One」ではIO(KANDYTOWN)とKEIJU、「Where The Hood At」ではin-d(THE OTOGIBANASHI'S)とCampanellaが登場。「Song in Blue」「Call Your Name」を挟み、「Nothing But A Blur」ではRyohuのラップとMALIYAの歌声が絡み合う、息ぴったりのパフォーマンスが繰り広げられた。
ライブ後半に入ると、Ryohuは「Blue Rose」「Shapeless」とロックやハウスを基調としたナンバーを並べ、場内のボルテージを引き上げていく。さらに会場限定CD「Ten Twenty Deluxe」収録曲「Don't You Know」をDONY JOINT(KANDYTOWN)と披露したり、ペトロールズの「誰?」をカバーしたりするサプライズも用意。「仲間が亡くなったときに作った」という「Forever」では観客がスマートフォンのライトでフロアを照らし、WOMBは幻想的なムードに包まれた。そしてアンコールに入ると、RyohuはYUSHI(KANDYTOWN)の命日にリリースした作品「LOCAL SERVICE」から、「Till I Die」をIO、MASATO(KANDYTOWN)、BSC(KANDYTOWN)と共に披露し、5公演におよんだツアーを締めくくった。
「Ten Twenty Tour 2019」東京公演の模様はスペースシャワーTV「Black File」で後日放送予定。詳細は追ってアナウンスされるので、続報を楽しみにしておこう。