西加奈子の小説「さくら」の映画化が決定。今作に北村匠海(DISH//)、小松菜奈、吉沢亮が出演することが発表された。
50万部を超えるベストセラーの「さくら」は、絶望の中にも希望を紡ごうとする1つの家族と、そんな家族に寄り添う愛犬のさくらを描いた物語。北村は長谷川家の次男で大学生の薫、小松は異常なまでに長男を愛する超美形の妹・ミキ、吉沢はハンサムで人気者の長男・一を演じる。監督は、「ストロベリーショートケイクス」「三月のライオン」などを手がけた矢崎仁司が務める。
作品は2020年初夏に全国公開予定。
北村匠海 コメント
吉沢亮さん小松菜奈さんをはじめとする本当に強力かつ個性のある共演者の皆様とお芝居できる時間がとても幸せに思います。一つの家族の大きな愛、小さな愛、一匹の犬にまつわる、愛情。端的には言えない、愛と情の物語です。丁寧に一言一言を紡いで力を合わせて作り上げていきたいと思います。頑張ります。
小松菜奈 コメント
矢崎監督とのお仕事は今回が初めてで、共演者の方々と一つの家族になるのは緊張でもあり未知の世界ですが、これからこの家族にどんな色がついていくのかとても楽しみです。原作からも浮き出てくるリアルな家族のやり取りと喜怒哀楽の光景がとても微笑ましく、その中で感じる生きるとは何か・愛とは何か・家族とは何か、そんなメッセージが伝わる心温まる再生物語だと感じました。今回演じさせていただく末っ子のミキと常に向き合い、とても奮闘する日々になると思いますが、自分の感じた想いを大切にミキとして生きていきたいです。
吉沢亮 コメント
矢崎監督、共演者の皆様は初めましての方ばかりで、皆様とどのような家族ができあがるのか、とても楽しみです。
不安もありますが、監督と話し合いながらこの一家の光であり影である一という役を精一杯生きたいと思います。
僕自身男4人兄弟で、女姉妹に憧れていました。妹、ワクワク。
西加奈子 コメント
さくらが新しい命をもらってどんな風に輝くのか、本当に楽しみです。
矢崎仁司監督 コメント
いつか挑みたかった西加奈子の世界。「さくら」には、私の映画史がすべて入っている。だから、この小説の映画化は、私以外誰にも監督させたくなかった。西さんから投げられたボールは、ド真ん中に投げ返そうと思います。「さくら」に出会えたことを神様に感謝します。