橘ケンチ(EXILE、EXILE THE SECOND)と新政酒造のコラボ日本酒「陽乃鳥橘」が12月7日に東京・GINZA SIX IMADEYA GINZAで発売される。
新政酒造は日本酒会の革新的なひと蔵として多くの支持を集める酒蔵で、橘が日本酒に傾倒する中で親交を深めてきた蔵の1つ。橘は味や酒質はもちろん酒造りに対する哲学に感銘を受けていた佐藤祐輔氏を筆頭に、蔵に足しげく通うことで気心を通わせた蔵人と共に新政酒造での酒造りを4月と5月の2カ月にわたって各数日ずつ行ってきた。
今回発表される陽乃鳥橘は、橘と新政酒造とでラベル、デザインについてディスカッションを交わし、橘が日本文化に従事していく際のキーワードとなる「橘」の名称が銘柄名に冠された。そんな陽乃鳥橘は、シリアルナンバーを付記したうえで発売される限定商品で、飲食提供は橘プロデュースによる東京・LDH kitchen IZAKAYA AOBADAIのほか、食通をうならせる指折りの名店で予定されている。なお、お披露目は12月2日に東京・GINZA SIX13FのTHE GRAN VIP(THE GRAN GINZA内)で行われることが決定。ここでは橘と佐藤氏によるトークも実施され、試飲に加え、希望者には先行販売も実施される予定となっている。
橘ケンチ(EXILE、EXILE THE SECOND)コメント
昨年に続いて造りに行かせていただいたんですが、甑(こしき)が新しくなっていたり、最も手間のかかる蓋麹を採用していたり、新政酒造さんの造り自体が1年の間に進化していました。それだけに初年度のような気持ちで臨ませていただいた2年目のボトルが、〈陽乃鳥橘〉になります。手前味噌かもしれませんが、完成した1本は抜群に美味しい。貴醸酒ですが甘すぎず、本来の陽乃鳥よりも酸味が高くて、その分奥行きを感じます。仕込みには亜麻猫のオーク樽や杉樽熟成を使っているので、いろんなテキスチャーが何層にも積み重なって1本のボトルとして表現されており、何年か経つとより複雑味を増すのではないかと思います。販売はIMADEYAさんと取組ませていただいていて、店頭ではGINZA SIX店のみのお取り扱いになります。さらに、今回発売前に誰よりも早くお酒を体感できるプレミアムな会を用意しました。ボトルを出させていただく責任に加えて、体験の価値を僕なりに提案させていただきたいと考えて、GINZA SIX13階のTHE GRAN VIPという特別な場所でイベントを企画しましたので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思っています