5月31日~6月16日に東京・新国立劇場 中劇場、6月20~22日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演される舞台「裏切りの街」に高木雄也(Hey! Say! JUMP)が出演。さらに音楽を銀杏BOYZが手がけることが発表された。
三浦大輔が作・演出を手がける「裏切りの街」は2010年に東京・パルコ劇場にて初上演された作品で、2016年には映画版も公開された。舞台版の上演は10年ぶりで、高木は単独では初めて舞台主演を務める。またキャストには彼のほか、奥貫薫の出演が決定。銀杏BOYZは2010年上演版に続いて音楽を担当する。
高木雄也(Hey! Say! JUMP)コメント
今回、舞台「裏切りの街」にて、
単独初主演をやらせていただける事になりまして、三浦さんに演出してもらえるのが本当に光栄ですし、
役者として新しい自分を引き出して下さるのではないかと、今からワクワクしています。
再演で凄くファンも多い舞台で、怖い気持ちもありますが、
自分らしくこの作品にぶつかって、楽しみながら演じたいと思います。
奥貫薫 コメント
今回のお話をいただき、台本を最後まで読ませていただいて、ラストシーンが本当に素敵で、
あぁこのシーンを演じてみたいなぁと心が動きました。
作品にとって重要な、とても大きな役で、自分に務まるのか不安もありますが、私の心と体の精一杯で臨みます。
三浦さん、高木さん、スタッフの方々と共に、観に来てくださる皆様に素敵な物語を届けられるよう、
丁寧に稽古を積み重ねていきたいと思っています。
三浦大輔 コメント
「裏切りの街」、再演です。初演の舞台から10年。その間に映像化もされました。執筆していたときは、この作品とこんなに長くつきあうことになろうとは思いもしませんでした。これほど息の長い作品になったのは、多分、時が流れ、時代が変わろうとも、揺るがない普遍性が「裏切りの街」にはあったからでしょう。人間なんて、とても曖昧で、とてもぼんやりとしていて、「善」と「悪」が行ったり来たりする振り子のように、宙ぶらりんなものなのです。「まあ…いっか」の「まあ…」のとき、一瞬でもためらったなら、その瞬間の人間はとても優しい。この作品を、“何となく”人を裏切ったことのある全ての人に捧げます。
「裏切りの街」の主人公、菅原裕一は僕の分身です。いつも華やかな世界にいる高木君が、「クズ」にもなり切れない、中途半端極まりない、どうしようもない主人公をどう演じ切ってくれるのか、何だかにやけてしまうくらい、今は、楽しみと期待でいっぱいです。
裏切りの街
2020年5月31日(日)~6月16日(火)東京都 新国立劇場 中劇場
2020年6月20日(土)~22日(月)大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
※高木雄也の「高」ははしご高が正式表記。