Awichによるジョン・レノン&オノ・ヨーコの反戦歌「Happy Xmas(War Is Over)」のカバーが、12月4日に公開される映画「サイレント・トーキョー」のエンディングソングに決定した。
映画「サイレント・トーキョー」は「アンフェア」シリーズなど数多くのベストセラーを世に送り出した作家・秦建日子が「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされて執筆した小説を実写化した作品。「SP」シリーズで知られる波多野貴文の監督のもと、クリスマスイブの東京で突如発生した未曾有の連続爆破テロ事件と事件に巻き込まれた人々の群像劇が描かれる。佐藤浩市が犯人とおぼしき人物・朝比奈仁役で主演を務め、事件に巻き込まれた主婦・山口アイコを石田ゆり子、事件を追う刑事・世田志乃夫を西島秀俊が演じる。
Awichは映画のエンディングソングとして「Happy Xmas(War Is Over)」をカバーすることについて「この歌を歌えるということはとても嬉しいと共に、初めはとても恐れ多かった。でも、もともとこの歌に託された想いやこの映画に込められたメッセージに共通するものが私の中にも幼い頃からあったので、そこにフォーカスして歌いました」とコメント。YouTubeではエンディングソングが流れる特報映像が公開された。
なお本日7月17日は、本作の舞台である東京が江戸から改称・制定された“東京の日”。
企画プロデューサー 阿比留一彦 コメント
「Happy X-mas(War Is Over)」という楽曲に乗せて、この作品で伝えたい想いを表現することができるのはAwichさんの他にいないと思いました。彼女のもつ壮絶な経験から生み出される味わい深い歌声は、日本で当たり前のように感じている「普通の」・「日常の」大切さを認識させてくれます。また、世界中のアーティストとコラボレーションをしてきた実績、様々なアーティストから絶賛される音楽的感性は、今後更なる世界的な活躍を予感します。そんなAwichさんだからこそ、この名曲を彼女独特の感性でカバーし、サスペンス・エンターテインメントとしての「サイレント・トーキョー」を更なる高みへと導いてくれました。