森山未來主演の映画「アンダードッグ」の主題歌として、石崎ひゅーいが新曲「Flowers」を書き下ろし提供したことが発表された。
「アンダードッグ」は2014年公開の「百円の恋」に続き、監督の武正晴や脚本の足立紳といった製作陣が集結した最新作。森山と北村匠海(DISH//)、勝地涼が演じる3人の崖っぷちボクサーの生き様が描かれる。
以前より武監督のファンだったという石崎は、今回の主題歌について「『アンダードッグ』というリングに立たせて頂いた事、そして一緒に戦える事に心底興奮しています」とコメント。また武監督も「この映画によって名曲が生まれたことに誇りを感じる。映画創りが才能との邂逅の場であることを強く再認識できた」と主題歌を絶賛している。本日10月1日に公開された予告映像では、主題歌「Flowers」の一部が試聴できる。
「アンダードッグ」は11月27日より全国劇場にて「前編」「後編」を同時公開。ABEMAプレミアムでは2021年1月1日より「配信版」が公開される。
石崎ひゅーい コメント
武監督の作品は以前から好きでした。なのでオファーを頂いた時は純粋に嬉しかったです。
現場で監督とお話させて頂いた時、印象的だったのが「普通だったら映画の主人公になり得ない、世間の誰にも相手にされない奴がクライマックスにリングの上で光を浴びるストーリーを作りたい。」と仰っていた事でした。
自粛期間中、スーパーと家との往来の日々の中、ひび割れたコンクリートから不格好な姿で咲いてる花を見つけました。
その姿が、まるでこの物語の登場人物達のようだと感じたんです。この歌は「僕」の歌じゃなくて「僕ら」の歌です。
「アンダードッグ」というリングに立たせて頂いた事、そして一緒に戦える事に心底興奮しています。
武正晴監督 コメント
ボクサーという非情の世界の住人を花に例えた詩情に感銘を受けた。
「敵だらけの 今夜に 感謝するよ ありがとう」という歌詞を、この半年唱えながら眠れぬ夜を乗り越えた。強くなれた。
この映画によって名曲が生まれたことに誇りを感じる。映画創りが才能との邂逅の場であることを強く再認識できた。
幸運である。只々感謝しかない。
佐藤現プロデューサー コメント
石崎ひゅーいさんなら、地べたでもがきながら生きる者たちの心情を、
俯瞰から見下ろすのではなく同じ眼線から表現してくれるのではないかと思い、書き下ろしをお願いしました。
そして出来上がった「Flowers」は、まさに主人公たちの心の叫びであり、魂を燃やして生きようと思わせてくれる力強い歌でした。
最高の主題歌です。