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大人の沼 ~私たちがハマるK-POP~ Vol.4 前編 アイドルからヒップホップまで、オカモトレイジが選んだ10曲(前編)

約4年前2020年10月23日 8:05

アーティスト土岐麻子が中心となり、さまざまな角度からK-POPの魅力を掘り下げていくこの連載。今回はK-POP好きとして知られ、韓国のアーティストとも積極的に交流を重ねているオカモトレイジ(OKAMOTO'S)をゲストとして招き、韓国音楽を隅から隅まで味わえる10曲を集めたプレイリストを作成してもらった。アイドルはもちろん、バンドやラッパーに至る各アーティストやシーンのほか、ブラックミュージックが自然と溶け込んでいる韓国の文化的背景まで、幅広い話題におよんだ2人の対談を、前後編でお届けする。

取材 / 土岐麻子 文 / 岸野恵加 撮影 / 森好弘

LINEを交換して3年後に突然「私もK-POPが気になってて……」

土岐麻子 今日はK-POP好きの先輩として、レイジくんに韓国音楽の楽しみ方を幅広く教えていただきたいと思い、来てもらいました!

オカモトレイジ 先輩なんて言えたもんじゃないですけど(笑)、よろしくお願いします!

土岐 レイジくんおすすめのアーティストの10曲をセレクトしてきてもらっているので、それについてものちほどゆっくりお話できればと。この連載の1回目でも触れたけど、私がBLACKPINKにハマって以来、いろんなアーティストを聴くようになるきっかけをくれたのがレイジくんなんです。まさか自分がナムジャグル(男性グループ)にハマるなんて思ってもみなかったなあ。レイジくんは、いつも私のツボをよくわかったレコメンドをしてくれるんです。

レイジ 確かCar, the gardenとかも薦めて、気に入ってくれましたよね。よく「オススメのK-POP教えてください」って聞かれるんだけど、まずその人が何を好きかがわからないとオススメできないから、相手の好みをじっくり聞いて、分析してから提案するんですよ。日頃やってるDJでも「この曲がフロアのみんなに響くなら、このあたりも好きかな」って常に探りながら曲をかけてるから、そういうところでソムリエのようなスキルが身に付いてるのかもしれない(笑)。

土岐 私たち、事務所は同じなんだけど全然接点はなくて。一度だけ、事務所が主催したZepp Fukuokaの閉館イベント(2016年開催の「Zepp福岡 Bye Bye バイ」)で共演したんだよね。いろんなアーティストをコラボさせようという話になって、私はレイジくんと一緒に、熊本民謡の「おてもやん」を演奏して。たった1日で曲をしっかり分析して自分のものにしてきてくれたから、(奥田)民生さんも「今日のMVPはレイジくんだ」って言ってた。

レイジ そのときがほぼ初対面でしたね。K-POPの話をするようになったのは、(大貫)亜美さん(PUFFY)経由でしたよね、確か。

土岐 そうそう。BLACKPINKにハマったことを亜美ちゃんに伝えたら、亜美ちゃんがレイジくんと日々ものすごい速さのやりとりでK-POPトークをしていると聞いて。レイジくんのLINEはZepp Fukuokaのときに交換してたんだけど、連絡をとったことはなかったから、3、4年経っていきなり「あの……私も最近K-POPが気になってて……」ってLINEをするという(笑)。そこから、私にとってはレイジくんがK-POPの先生なんです。

レイジ いやー、でも俺なんか下の下の下くらいだと思ってますよ。入り込んでる人は、まだデビューしてない人や練習生まで追ってるから。

土岐 でも音楽をプロとしてやっててここまでK-POPをちゃんと消化してる人は、私の知る限りではいない気がする。

レイジ まあ確かに、俺みたいにまんべんなく聴いてる人はあんまりいないかもですね。俺は楽曲の分析とかももちろん好きなんですけど、アイドルをアイドルとして愛する気持ちもしっかりあるんですよ。推しのスクショとかしまくるし(笑)。

電圧の高さが生む、決定的なサウンドの違い

土岐 レイジくんが最初にK-POPに興味を持ったのは、何がきっかけだったの?

レイジ それこそ今回作ったプレイリストにも入れさせてもらったんですけど、SHINeeの「Prism」って曲ですね。Apple Musicの新着ミュージックにあったから「K-POPって聴いたことないな」ってなんの気なしに再生したら、クッソ最高でびっくりしちゃって。トラック自体がカッコいいし、歌もうまいし、コーラスワークもすごい。リリースされた2016年頃、俺は2ステップとニュージャックスイングにハマってたんですけど、このアルバムの2曲目「1 of 1」がゴリゴリのニュージャックスイングだったんですよ。なんとなくイメージ的に、K-POPはUSヒットチャートのパクリをやっているイメージだけ持ってたんですけど、「ナメてたな。これはちゃんと聴かないとまずいな」と思いましたね。

土岐 そこから幅広く聴くようになったの?

レイジ 「今人気のK-POPアイドル男子50選」「女子50選」とかを検索して片っ端から全部聴いて、DJするときもかけるようになって。DJではきれいにつながなきゃいけないから、曲の構成やイントロを覚えようと真剣に聴くんですよ。それで体の中に入れていった感じですね。

土岐 レイジくんはインスタライブでもDJをやってるよね。あれはK-POP入門編として本当に素晴らしいと思う。つなぎが見事だし、流れにもストーリー性が感じられて。全部の曲が輝いて聞こえるマジック。

レイジ ありがとうございます。あとは、SHINeeにハマった直後に、友達にHYUKOHっていうバンドを教えてもらって。俺の2、3歳下なんですけど、「アジア人じゃ無理だよな……」と思っていた雰囲気を出していたので衝撃を受けたんです。HYUKOHとかSe So Neonあたりのバンドには、そういう意味で希望をもらったかも。

土岐 私がすごく昔に韓国のポップスを意識したときって、もっと演歌っぽいというかバラードの国っていう印象があったんだけど、気が付いたらロックバンドでもアイドルでも、ブラックミュージックが根底にある歌い方をしている人が多い気がして。なんでだろうね?

レイジ 風穴を開けたのは、今のYGエンターテインメントのヤン社長が在籍してたソテジワアイドゥルだと思います。ポンチャック(大衆歌謡)と演歌しかなかった当時の韓国で、ソテジワが最初にヒップホップを取り入れたんですよね。それでポップスのシーンが一気に変わったみたいです。

土岐 そういえば15年以上前なんだけど、ボイトレの先生から韓国人の生徒さんの話を聞いたことがあって。韓国ってクリスチャンの人が多いから、小さいときから教会でゴスペルや賛美歌を歌ったり踊ったりというのが自然なことだったりするんだって。ヒップホップって当時はすごく新しいものだったと思うけど、韓国の人にとってはすんなり受け入れられる土壌が、もともとあったのかもしれない。

レイジ それはデカいですね。あと、LAに韓国人が住んでいるエリアがあるから、親戚がいたり行き来が多くて、LAの感じがリアルタイムで入ってくる環境があるっていう話も聞きます。バラエティとか観ててもガンガン洋楽がかかるし、歌合戦的な番組でも、アイドルの子が歌うのは韓国国内のヒットソングとかじゃなくて、USのヒット曲なんですよね。お茶の間に自然と欧米の音楽が浸透している。日本じゃちょっと考えられないですよね。

土岐 確かに。私が好きなMONSTA Xのメンバーがほかのアーティストの曲に振りを付けて踊る動画をアップしてるんだけど、その選曲も、チャーリー・プースの新譜とか、すごく“今”の音なんだよね。そういう感覚が普通で、ファンもそれをカッコいいと受け入れている。地理的に中国との間に北朝鮮があるっていうのもあるんですかね。独特な発展をしている。

レイジ それに加えて、サウンドの違いを決定付けているのが、韓国の電圧の高さだと思うんです。確か日本の倍……220Vあるんじゃなかったかな。しょぼいギターアンプでも、電圧が高いだけでめちゃくちゃカッコいい音になったりするから。

土岐 確かにK-POPの音源って、音がいいんですよね。緩くて静かな、音数が少ない曲でも、すごく情報量を感じる。

レイジ DJすると、音の違いを歴然と感じるんですよ。同じ環境でK-POPとJ-POPをかけると、ゲインを同じ12時の位置に設定しても、音量が全然違う。なのにK-POPの曲は音がクソでかくてもピークにならない、みたいな。くるりの「坩堝の電圧」(2012年9月発売のアルバム)は、確か韓国でレコーディングしてますよね。電圧の違いからイギリスでレコーディングする人もいますけど、イギリスまで行かなくても韓国なら手軽にその音圧が出せるんだよなあ。

土岐 海外レコーディングといえば、湿度の違いも音に影響するけど、韓国は湿度が低いよね。

レイジ あー、だからやっぱりLAっぽい音になるのかもしれないですね。湿度が低いカラッとした地域に置いてあるドラムセットからは、日本では絶対鳴らないような音がしますもん。

土岐 私の夫がレコーディングエンジニアなのでそんな話をよくするんだけど、K-POPを聴いたときはやっぱり「全然音が違うね」って言ってる。

レイジ それって言葉にできない感覚的な話だけど、人間が本能的に感じ取ってる部分だと思うんですよね。そしてそれが、K-POPが今勝ってる要因として根底にあるんじゃないかなと思います。

「完璧なのにこんなこともできないんだ」とアイドルを愛でる

土岐 ここからは、レイジくんが今日のために選曲してきてくれたおすすめプレイリストを1曲ずつ解説してもらえたらと思います。ヨジャ(女性)、ナムジャ(男性)のアイドルはもちろん、バンドやラッパーまで幅広く挙げてくれたから、とってもワクワクしてる。まずはさっきも挙げてもらった、SHINeeの「Prism」から行きましょう。

レイジ さっきも話したように、K-POPに俺がハマったきっかけになった曲です。もう、全員かわいくてカッコよくて、歌がうまい。曲もかっけえし、ハマらない理由がない(笑)。

土岐 日本だと“隙を愛でる”文化があって、こういう完璧なアイドルとかスーパースターはあんまり求めてこられなかったかもしれないね。

レイジ そう。でも知れば知るほど、K-POPアイドルにも十分隙はあるんですよね。追っていくと、「この人、こんなに完璧なのにこんなこともできないんだ」っていうのが見えてきて、どんどん好きになる。

土岐 わかる……。私もK-POPを好きになってから、音楽性じゃない、タレント性にときめきくようになって、びっくりしてます。

レイジ 人間性を知るとどんどん好きになりますよね。「TIPSY live」っていうYouTubeの企画があって、居酒屋でアイドルが飲みながら歌ってる動画を上げるシリーズなんですけど、ガヤガヤした雰囲気の中での生歌がめちゃくちゃいいんですよね。3年前くらいに更新が止まっちゃってるので残念なんだけど。

土岐 へえー。自然体な雰囲気ですごくかわいい。そしてこんな環境でも歌が安定してめちゃくちゃうまい(笑)。

レイジ あとは、この「Prism」を作ってるDEEZっていうプロデューサーの曲が、どれもめちゃくちゃいいんです。NCT 127の「Cherry Bomb」とか。DEEZがプロデュースしてるSAAYって人の「ZGZG」っていう曲もオススメです。

土岐 (試聴して)カッコいい! 自分のプレイリストに入れておこう。

日本だったらここまで振り切れない

土岐 次はEVERGLOWの「LA DI DA」。去年デビューしたばかりの6人組ガールズグループだったっけ。

レイジ 快進撃ですよ。それまで出してた「DUN DUN」「Adios」とかはゴリゴリのEDMでアゲアゲな曲だったんだけど、この「LA DI DA」は突然80'sレトロフューチャーな感じで来て、ここまでガッツリ振り幅出せるのはすごいなって。デュア・リパの「Future Nostalgia」みたいな80年代風の流れって、今来てるには来てるけど、日本の音楽業界だったらここまで振り切る勇気が出ないと思うんです。曲もめっちゃよくて、感動しました。デビュー盤に入ってる「Bon Bon Chocolat」もだけど、EVERGLOWは曲が本当にいいです。

土岐 私も聴いてみたんだけど、もっといろいろ聴いてみたいなと思わせられるグループでした。

レイジ 「Adios」は聴きました? サビ前のドロップの小節数の長さがエグくて衝撃だったんですよ。「……いや、長すぎだろ! ひと言でいいだろ」って思いました(笑)。

土岐 (試聴して)……本当だ!(笑) このドロップのところって1人の人が歌ってるの?

レイジ たぶんそうだと思いますよ。

土岐 めっちゃ見せ場だね。

レイジ こういう、メルボルンバウンスみたいなEDM調の曲がいくらでもある中で、アレンジを過剰にしたりしてどうにか工夫しようっていう感じが面白いんですよね。

今のヒップホップシーンはみんな仲がいい

土岐 次はオメガ・サピエンの「Ah!Ego」です。この方はラッパーかな?

レイジ そうっすね。Balming Tigerっていうグループのラッパーです。このオメガ・サピエンとかが今の韓国のシーンの最先端を走ってる子だと思いますね。日本でもトランスが流行ってるけど、この感じが今一番フレッシュなんじゃないかな。

土岐 韓国のヒップホップシーンって、メジャーとアンダーグラウンドにざっくり分かれてるんだよね?

レイジ それなんだけど、3年前にフィメールラッパーのジャッキー・ワイと対談したときに、「アンダーグラウンドは韓国にない」って断言してたんですよ。今は全部つながってるって。「SHOW ME THE MONEY」(韓国のラップバトル番組)が流行った時点で、アンダーグラウンドはなくなったって言ってました。

土岐 そうなんだ。派閥みたいなものはあるのかな?

レイジ あると思います。でもすぐに会社作っちゃおうっていうマインドなんで、みんなだいたいレーベルを自分でやってたりしますよ。スウィンスっていうラッパーはJust Musicってレーベルをやりつつ自分もそこに所属してるんですけど、それと別にIndigo Music、Wedaplugg Recordsっていうレーベルを持ってたりとか。とにかく自分でバンバン会社やっちゃうんです。超無名だった人が超お金持ちになったりするんですよ。

土岐 ヒップホップのシーンって、日本だと90年代にリトル・バード・ネイションみたいな明るい感じの人たちがいる一方で硬派な人たちもいるっていう分かれ方をしていたけど、韓国でもそういう棲み分けみたいなものはあるのかな。

レイジ 俺が知る限りは、今のシーンはみんな仲いいですね。なんならヒップホップシーンがちゃんとできあがってから10年も経ってないんですよ。オリジネーターはいるかもしれないけど、そもそもヒップホップを韓国で最初にやり始めたのがアイドルなんで。意外と90年代は、韓国音楽界の中で日本に対する憧れが強かったのかもしれないです。90年代からやってるDrunken Tigerっていうグループはしょっちゅう日本に来てたし、ダンサーもみんな日本にダンスを習いに来てたってZeebraさんに教えてもらいました。J.Y.Parkも桑田佳祐の「スキップ・ビート」を聴いて「アジア人でもこんなファンキーな曲ができるんだ」って感動したらしいですしね。

オマージュというか……

土岐 続いては3YEの「OOMM(Out of My Mind) 」。

レイジ 3YEで「サード・アイ」って読みます。このグループに関しては自分も知識はないんですけど、もう、とにかく聴いてください。完全に「bad guy」(ビリー・アイリッシュ)のパクリなんですよ。

土岐 ……ああ、特にサビの前が、これはもう(笑)。

レイジ このパクり方、すごくないですか? ただそれだけで入れたんですけど(笑)。パクり方が面白いっていうのは、K-POPを楽しむ1つの要素ではあると思うんですよ。

土岐 それでいくと次の、BLACKPINK「WHISTLE」も。オマージュというか……。

レイジ ジュエルズ・サンタナ「There It Go (The Whistle Song)」のね。タイトルもですけど、リズムの感じも口笛のフレーズも、全部まんま。

土岐 「BLACKPINKでこの曲が一番好き」ってレイジくんにLINEしたら、「元ネタ知ってます?」って教えてくれて。ジュエルズ・サンタナのほうを聴いてみたら「え、ここから持ってくるの?」ってびっくり(笑)。これをBLACKPINKにやらせようと思うことがすごいよね。これ、「オマージュです」って公言してるのかな?

レイジ いや、してない。俺はもともとジュエルズ・サンタナが好きだったから普通に気付いただけなんです。でもちゃんといい曲にアップデートできていて、ダサくないんですよね。電圧高いから。

土岐 電圧のおかげ?(笑) でも、リスペクトを感じる昇華になってるよね。

レイジ (パク・)テディ(BLACKPINKのプロデューサー)は絶対に2000年代ヒップホップが好きですからね。リスペクトがある。テディはYGから1TYMっていうグループでデビューしたんですけど、自分でラップもして曲も作ってたんですよね。それから2NE1、BIGBANG、そしてBLACKPINKをプロデュースしてきて。

土岐 テディが作る曲ばっかり聴いてるような、“テディ沼”に入っちゃってる人もいるよね。

レイジ 曲が本当にいいんですもん。レーベルや事務所とかの垣根なく提供してますよね。ソンミの「Gashina」とかもそう。あれも最強の曲なんだよなあ。ジェニー(BLACKPINK)に歌わせてほしい。

土岐 (笑)。ブルピン(BLACKPINK)はもうすぐカムバだから、すごい楽しみ!(取材は9月下旬)カーディ・Bが参加してるって、すごいよね。

※全曲のプレイリストは、近日更新の後編で公開。

※記事初出時、内容に事実誤認があり本文を一部修正しました。お詫びして訂正いたします。

土岐麻子

1976年東京生まれ。1997年にCymbalsのリードボーカルとして、インディーズから2枚のミニアルバムを発表する。1999年にはメジャーデビューを果たし、数々の名作を生み出すも、2004年1月のライブをもってバンドは惜しまれつつ解散。同年2月には実父にして日本屈指のサックス奏者・土岐英史との共同プロデュースで初のソロアルバム「STANDARDS ~土岐麻子ジャズを歌う~」をリリースし、ソロ活動をスタートさせた。2007年11月にアルバム「TALKIN'」でメジャーデビュー。ユニクロのCMソング「How Beautiful」や資生堂「エリクシール シュペリエル」CMソング「Gift ~あなたはマドンナ~」などで注目を集め、さまざまなアーティストとのコラボレーションでも評価を集めている。2019年10月にソロ通算10作目となるオリジナルフルアルバム「PASSION BLUE」を発表。2020年7月にテレビアニメ「『フルーツバスケット』2nd season」第2クールのオープニングテーマ「HOME」を配信リリースした。

TOKI ASAKO OFFICIAL WEBSITE
土岐麻子staff (@tokiasako_staff) | Twitter
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オカモトレイジ(OKAMOTO'S)

1991年東京生まれ。中学校からの同級生4人で結成されたロックバンド・OKAMOTO'Sのドラマー。DJとしても活動するほか、「YAGI EXHIBITION」を主宰しエキシビションのキュレーションも行うなど、幅広い活躍を見せている。OKAMOTO'Sは2019年6月に東京・日本武道館にてワンマンライブ「OKAMOTO'S 10th ANNIVERSARY LIVE "LAST BOY"」を開催。2020年は4月に初のベストアルバム「10'S BEST」、8月に6曲入りの音源「Welcome My Friend」をリリースしている。

OKAMOTO'S OFFICIAL WEBSITE
オカモトレイジ (@OKAMOTOREIJI) | Twitter
OKAMOTOREIJI(@okamotoreiji) ・Instagram写真と動画

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