菅田将暉が本日11月25日にリリースした新曲「虹」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
「虹」は劇場公開中の映画「STAND BY ME ドラえもん 2」の主題歌。菅田の友人であり、代表曲「さよならエレジー」でもタッグを組んだ石崎ひゅーいが作詞作曲を手がけた。MVは菅田と、連続テレビ小説「エール」への出演で注目される女優・古川琴音が出演するドラマ仕立て。夫婦が結婚、出産を経て1つの命を共に守り、家族としての結びつきを少しずつ強めていくさまが描かれている。
映像のディレクションは菅田が出演した映画「そこのみにて光輝く」で監督を努めた呉美保が担当。菅田からオファーを受け、「虹」のMVを制作することとなった呉は「飄々と熱々が絶妙に混在する菅田将暉に心震え、真新しい才能の古川琴音に心躍り、なんともしあわせな時間を過ごさせてもらいました。彼のうたと、彼と彼女のしばいが、たくさんの胸に響くことを、切に願っています」とコメントしている。
菅田将暉 コメント
「虹」という曲の先に在るものは何だろう。
それが映像で表現できたらいいなと漠然と考えていました。
そんな時にふと呉美保監督の顔が浮かびました。
毎年、送ってきて下さる年賀状の家族写真を思い出しました。
呉美保監督により、
二人から三人に増えた家族と精一杯生きる日常を描いたMVが完成しました。
よろしくお願いします。
古川琴音 コメント
小さい頃から見ていたドラえもんの映画主題歌、いつかご一緒したいと思っていた呉美保監督、そして憧れの先輩である菅田将暉さんとの共演という、こんなに恵まれていていいんだろうかと不安になるくらい幸運なお仕事でした。とても嬉しかったです。結婚も出産も子育ても未知の領域で、そのお芝居をすることが恐れ多かったのですが、周りで結婚したり子どもが産まれた友人たちがいたので、このMVのように、日々の小さな幸せが一生続きますようにと彼らを祝福する気持ちで出演させて頂きました。父と母が作った今ある家族、これから私と誰かが作っていく家族に思いを巡らせるきっかけにもなり、とても思い入れの深い作品になりました。是非ご覧ください!
呉美保監督 コメント
次男を出産し2ヶ月が過ぎた頃、今回のお話をいただきました。授乳しながら「虹」を聞きましたら、産後のホルモンが一気に刺激されたのか、ポロポロと涙がこぼれました。同時に、若い夫婦の一生懸命な姿が、頭に浮かびました。ひとつの命を、ふたりで守って、愛して、少しずつ家族になる物語を描きたいなと。撮影では、飄々と熱々が絶妙に混在する菅田将暉に心震え、真新しい才能の古川琴音に心躍り、なんともしあわせな時間を過ごさせてもらいました。彼のうたと、彼と彼女のしばいが、たくさんの胸に響くことを、切に願っています。