1月1日(金・祝)22:00よりNHK総合で放送される「あたらしいテレビ 2021」にヒャダイン、星野源が出演する。
「あたらしいテレビ 2021」は年始恒例の「新春TV放談」に代わってオンエアされるプログラム。さまざまな世代の出演者がテレビ番組の価値を再定義し、その面白さを見つめ直す。
ヒャダインはパネリストとして佐久間宣行、辻愛沙子、野木亜紀子、山之内すずとともに登場。2020年のNHKや民放の番組、配信番組などの映像コンテンツを題材に、テレビ番組について語り合うほか、「2020年に心を動かされた映像コンテンツトップ10」を発表する。星野は黒柳徹子、石川佳純とともにインタビューゲストとして出演する。
NHK総合「あたらしいテレビ 2021」出演者 コメント
佐久間宣行(テレビ東京プロデューサー)
皆さんの「心を動かされたコンテンツ」のランキングを見るのが楽しかったです。その中で、山之内すずさんは、数ある中からコレを選ぶんだというのが多くて、10代で前線を張ってる人のアンテナがすごく勉強になりました。テレビだけでなく、いろいろなコンテンツが過渡期を迎えている時代で、単純に「あれがおもしろかった」と言える年ではありませんでしたが、来年は気楽にお酒でも飲みながら「おもしろかった」と言える年になるといいですよね。
辻愛沙子(クリエイティブディレクター)
これからはますます「〇〇屋さん」と区切れない社会になり、境目がなくなり、業界を越境してモノを作っていくことがどんどん増えていくと思うので、私も、自ら閉じこもらず、自分のフィールドを固めず守らず、いろいろな人たちから学びながら、モノを作っていきたいなと思いました。
野木亜紀子(脚本家)
コロナ禍で大変な時代だからこそ、テレビには正確な情報を伝え、矜持をもった報道をしてほしいと思いました。ネットと違いPV数を稼ぐことが至上命題ではないので、テレビだからこそ伝えられることを、それぞれがきちんと考えて作っていけたらいいなと思います。
ヒャダイン(音楽クリエイター)
2020年に世に出た映像メディアやコンテンツについていろいろ語り、いろいろなものの変革期に来ているということを肌で感じる収録になりました。昔の価値観や押し付けがあぶり出される時代になっていることを前提にしたモノづくりをしていかないといけない、と皆さんおっしゃっていたので、僕も「常にアップデートしていく」というのが2021年の課題だなと思いました。
山之内すず(タレント、女優)
普段からバラエティー番組のプロデューサーの方に「これをバズらせたい」「どうしたらバズらせられる?」と聞かれることが多くて、なかなかお答えしづらかったんですが、「バズる」は結果論でしかないし「バズる=いいこと」というわけでもないと、収録で思っていたことを言えました。ご出演の皆さんも、私が感じていたことを言ってくださってスッキリしました。今日お聞きした皆さんの言葉を頭の片隅に置いて、2021年のテレビやメディアを一緒に楽しみにしていけたらなと思います。
NHK総合「あたらしいテレビ 2021」
2021年1月1日(金・祝)22:00~23:13
<出演者>
佐久間宣行 / 辻愛沙子 / 野木亜紀子 / ヒャダイン / 山之内すず
インタビューゲスト:黒柳徹子 / 星野源 / 石川佳純
語り:松本まりか
司会:近江友里恵(NHKアナウンサー)