2021年秋にリリースが予定されているNONA REEVESの新アルバムのタイトルが「Discography」に決定した。
このタイトルについて西寺郷太(Vo)は「『このアルバムを聴いてもらえればノーナ・リーヴスというバンドが歩んできた四半世紀の歴史を理解出来る、シングルを集めた一種のベスト・アルバムのような作品』という意味で『Discography』という言葉がフッと思い浮かびました」と語っている。
タイトルと合わせて、アルバム収録曲「Seventeen」が6月17日に先行配信されることも発表された。本作はさまざまな経験を重ねた現在のNONA REEVESだからこそ描ける17歳の心情が、疾走感あふれる楽曲に乗せて歌われている。また配信日と同じく“セブンティーンの日”である7月17日には、串田匠が監督を務めたミュージックビデオが公開される。
「Seventeen」のリリースを記念して、NONA REEVESは7月23日に「TOWER RECORDS presents“SUMMER PARTY 2021” NONA REEVES “Seventeen” Release Live」を開催。一十三十一とともに有観客ライブを行い、その模様を配信する。
西寺郷太(Vo) コメント
個人的にはコロナ禍で自由な移動が出来ない中、アナログの7インチをネットで購入、収集する楽しみに拍車がかかったこともあり、各楽曲すべて「シングル」曲を作るつもりで創作に挑んでみました。奥田もソロ・アルバム「ZEUS」の制作とリリースを並行していたこともあり、プロデューサーの冨田謙さんを中心に「2021年のノーナ・リーヴスとはなんぞや?」みたいなお題を3人が共有し、協力したレコーディングだったのではないでしょうか。やはり、僕らの場合は小松の生ドラムがバンドの軸にありますので、古今東西のポップ・ミュージック、進化の過程で生まれてきた様々なリズム・パターン、今までトライしてこなかったグルーヴの追求、再発見がポイントに。9ヶ月間ずっと向き合い各曲を完成させて行きました。最終段階で「リズムの歴史を辿り再構築した」という制作過程や、「このアルバムを聴いてもらえればノーナ・リーヴスというバンドが歩んできた四半世紀の歴史を理解出来る、シングルを集めた一種のベスト・アルバムのような作品」という意味で「Discography」という言葉がフッと思い浮かびました。
TOWER RECORDS presents“SUMMER PARTY 2021” NONA REEVES“Seventeen” Release Live
2021年7月23日(金・祝)東京都 UNIT
<出演者>
NONA REEVES / 一十三十一