矢野顕子の新曲「音楽はおくりもの」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
「音楽はおくりもの」は本日7月25日に配信リリースされた楽曲で、8月25日に発売されるニューアルバムの表題曲。コーラスにはMISIAが参加している。MVには矢野のファンを公言するのんが出演。“音楽の妖精”に扮して楽曲の世界観を表現している。監督は山田智和が務めた。
さらに矢野の年末恒例コンサート「さとがえるコンサート」の開催も発表された。今年の「さとがえるコンサート」は12月7日に神奈川・横浜関内ホールでスタートし、19日の東京・東京国際フォーラムまで全7公演を実施。各公演には矢野のほか、小原礼(B)、佐橋佳幸(G)、林立夫(Dr)が出演する。なおアルバム「音楽はおくりもの」にはチケットの先行予約用URLが封入される。チケットの一般発売日は10月10日。
のん コメント
今回お話をいただき、私は矢野さんのことが大大大好きなので、絶対やりたい、と思いました。
このMVは、最高のロケーションで、矢野さんがピアノを弾く姿が美しくて、感動します。矢野さんのピアノや歌声が、壁の模様や床の切れ目に染み渡って、全部に音楽が響いていました。
矢野さんの曲は、どこで聴いてもその空間ごと矢野さんの空気が流れていて、鼻歌でさえも幸せな気持ちになります。
そんな神秘的なあたたかさが、この映像に込められていると感じました。
「音楽はおくりもの」は矢野さんが、音楽がくれる幸せをお裾分けしてくれたんだ、と思えるあたたかな曲です。私はMVで、その心地良い音楽に触れさせていただきました。ぜひ観てください。
山田智和監督 コメント
「音楽はおくりもの」の楽曲を初めて受け取った時、楽曲の懐の大きさにとても感動し、同時に責任感の重さに戸惑いました。しかしこれは音楽映像に育ててもらった自分が絶対に担当させて頂きたいと思いました。
のんさんという素晴らしい表現者のお力を借りながら、矢野さんがピアノを弾いてる姿に、とにかくカメラを持って必死に食らい付かせて頂きました。
現場での矢野さんの歌とピアノのパフォーマンスはとても感動的な瞬間の連続であり、そこに私たちがいることが奇跡的であると同時に、カメラが回っているという行為に歓びを感じました。
そこに存在できるのも、のんさんにしかできないことでした。
このような素晴らしい機会を頂いた、音楽というものに感謝します。
矢野顕子 さとがえるコンサート2021 ~音楽はおくりもの~
2021年12月7日(火)神奈川県 横浜関内ホール 大ホール
2021年12月9日(木)静岡県 グランシップ静岡 中ホール・大地
2021年12月11日(土)群馬県 高崎芸術劇場 スタジオシアター
2021年12月13日(月)大阪府 サンケイホールブリーゼ
2021年12月15日(水)愛知県 Zepp Nagoya
2021年12月18日(土)東京都 東京国際フォーラム ホールC
2021年12月19日(日)東京都 東京国際フォーラム ホールC
<出演者>
矢野顕子(Piano, Key, Vo)、小原礼(B)、佐橋佳幸(G)、林立夫(Dr)
※記事初出時、曲名に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。