きゃないが本日9月15日に1st配信シングル「イヌ」をリリースした。
きゃないは現在路上ライブを中心に活動しているシンガーソングライター。「イヌ」は今年の3月にTikTokで投稿された楽曲で、動画の再生回数が即時200万回を突破して注目を浴びていた。きゃないはこの曲について「誰かに飼われて、ある日捨てられ、新しい飼い主を探して生きるしかない。そんな状態の『イヌ』みたいなあなたや僕自身を歌っている曲です。聴く人、見る人によって解釈も変わる作品になっていると思いますので、沢山の人の心に届くといいなと思っています」とコメントしている。
YouTubeでは「イヌ」のミュージックビデオが公開された。MVの監督は「カンヌ国際映画祭」シネフォンダシオン部門に日本最年少での正式出品を果たした映画監督の井樫彩が務めている。
きゃない コメント
この楽曲はシンガーソングライターを始めて一番初めに書いた曲です。
既に存在している「人間」という言葉は「人の間」と書きますが、その「人の間」を維持する為に、人でしか満たされない僕ら人間は、誰にも会わない孤独感に敏感になりながら生きていると思います。
忘れられない誰かと自分との間にあった「何か」を他の誰かに求め期待して生きている。
その期待が叶わない日々に自分が壊れていく事を自覚しながらも繰り返し他の誰かを欲しがらずにはいられない。
誰かに飼われて、ある日捨てられ、新しい飼い主を探して生きるしかない。
そんな状態の「イヌ」みたいなあなたや僕自身を歌っている曲です。
聴く人、見る人によって解釈も変わる作品になっていると思いますので、沢山の人の心に届くといいなと思っています。
井樫彩 コメント
きゃないさんの楽曲を初めて聴いたとき、一目惚れのような感覚を受けました。
繰り返し聴けば聴くほど旨味が増すようなこの楽曲に、色々な演出を散りばめました。
ぜひ楽曲と共に、ミュージックビデオも楽しんで頂けたら嬉しいです。