トークイベント「裸のラリーズに付いての2、3の事柄」が、12月2日に東京・晴れたら空に豆まいてで開催される。
このイベントは過去に裸のラリーズにメンバーとして在籍していたエンジニア / プロデューサーの久保田麻琴がナビゲーターを務め、松山晋也、湯浅学という2人の音楽評論家とともに裸のラリーズについて語るというもの。当日は2022年に世界各国での再発が予定されている、裸のラリーズの音源を収録したオムニバスアルバム「OZ DAYS LIVE」の新装盤より、久保田がライブミックスを施した約30分間の特別エディットバージョンが大音量で流される。
さらにこのイベントは12月11日9:00から2022年1月31日まで、英語字幕を加えて配信される。晴れたら空に豆まいてのオフィシャルサイトでは、会場観覧チケット、配信チケットともに販売中。
裸のラリーズは1967年に水谷孝(G, Vo)を中心に京都で結成されたサイケデリックロックバンド。大音量のフィードバックノイズで知られ、のちのアンダーグラウンドシーンに多大な影響を与えたが、正式に発表された音源がほとんどなく、“日本ロック史上最大の謎”とも呼ばれている。1996年に神奈川・CLUB CITTA'で行われたライブ以降、表立った活動は行われていないが、今年10月にオフィシャルサイトが突然オープン。1991年発表のオリジナルアルバム3作「'67-'69 STUDIO et LIVE」「MIZUTANI -Les Rallizes Dénudés-」「'77 LIVE」の再発と、1973年に吉祥寺のライブハウス・OZで記録されたオムニバスアルバム「OZ DAYS LIVE」の新装リイシューを計画していること、そして水谷が2019年に亡くなっていたことが明かされた。
裸のラリーズに付いての2、3の事柄(Fall and Rise of Les Rallizes Dénudés.)
2021年12月2日(木)東京都 晴れたら空に豆まいて
<出演者>
松山晋也 / 湯浅学 / 久保田麻琴