JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

「音楽が続いてほしい」DYGL、コロナ禍経たツアーで告げた思い

DYGL「A Daze In A Haze Tour」東京・USEN STUDIO COAST公演の様子。(Photo by ERINA UEMURA)
3年以上前2021年11月11日 12:04

DYGLのワンマンツアー「A Daze In A Haze Tour」のファイナル公演が11月5日に東京・USEN STUDIO COASTで行われた。

7月リリースの最新アルバム「A Daze In A Haze」を携え、本ツアーで全国19会場を巡ったDYGL。ファイナル公演は彼らにとって、最初で最後のUSEN STUDIO COASTでのワンマンとなった。

この日DYGLはサポートドラマーにKento Suzuki(never young beach)を迎えた5人体制でパフォーマンス。ステージには巨大な白幕が1枚用意され、カラフルな照明やメンバーの影を強調した舞台演出が施された。彼らはまず冒頭、感傷的な雰囲気あふれる「7624」やブリットポップ調の「Banger」とアルバム「A Daze In A Haze」収録曲を続けてプレイ。「Happy Life」からは穏やかなサウンドの楽曲がセレクトされ、フロアを心地よいムードで満たしていった。

繊細な心情を描いた「Stereo Song」「Wanderlust」披露後、Yotaro Kachi(B)やYosuke Shimonaka(G)は「A Daze In A Haze」の楽曲をライブで再現することに加え、長年ドラムを担当していたKohei Kamoto(G)がギター演奏への意欲を高めていたことを受け、メンバー編成が変わったと説明。ツアー中サポートドラマーを担当したSuzukiと西田弘之(Strip Joint)に向け、この場を借りて感謝の言葉をかけた。このMCののち、「Did We Forget How to Dream in the Daytime?」からはNobuki Akiyama(Vo, G)がギターをアコースティックに変更。ギター3人の新体制ならではの豊かなアレンジで楽曲を彩った。

さらに「Bushes」演奏後、Akiyamaは2ndアルバム「Songs Of Innocence & Experience」発表前後の海外活動や新型コロナウイルス感染拡大後の生活、最新アルバム「A Daze In A Haze」制作時のエピソードを振り返る。「あれからたくさんの時間が経ったこと、今このステージに立っていることが不思議です」と現在の心持ちを告げつつ、「今日のライブを観ようか、たくさん悩んだ人もいるかもしれません。来てくれた人、今回は来場をあきらめた人、どちらの方にも『ありがとう』と伝えたいです」と観客たちに温かく語りかけた。その心情を示すように、「Sink」では柔らかな歌声と音色が会場を包み込んだ。

後半戦に入ると、DYGLは「Half of Me」「A Paper Dream」とアップテンポなナンバーを立て続けに披露し、一気にオーディエンスのテンションを高めていく。その熱気につられてか、「Waste Of Time」の演奏を終えたあとには、Akiyamaは何度も「ありがとう!」と叫んだ。サイケデリックなギターサウンドがスケール感あふれる「The Search」で本編を締めくくり、アンコールに入ると、Akiyamaは「音楽だけでなく、新しく何かを始めるのが難しい時代になっています」「みんなでサポートできることを考えていかないと、文化も社会も壊れていくかもしれない。どの世代も関係なく、いい音楽が続いてほしいと願っています」とオーディエンスに向けて呼びかけた。そして「Let It Sway」「Don't Know Where It Is」ではこれまで貯め込んでいた鬱憤を晴らすかのように、メンバー全員が激しいステージングを展開。それに合わせてAkiyamaのボーカルもシャウトするようなスタイルへと変化し、力強いフィナーレを演出した。

DYGLは12月4日に東京・USEN STUDIO COASTにて行われるライブイベント「SWEET LOVE SHOWER 2021 ~Bay Area~」、10日に兵庫・Harbor Studioで開催されるHAPPYの自主企画「HAPPY'S MUSIC EXPERIENCE」に出演する。また12月25日には沖縄・ミュージックタウン音市場にてツアー「A Daze In A Haze Tour」のアフターパーティを開催。naz.とTOSHを競演者に迎える。さらに「A Daze In A Haze Tour」ファイナル公演の模様が2022年1月にWOWOWプラスにて放送されることが決まった。詳細なオンエア日は追ってアナウンスされる。

DYGL「A Daze In A Haze Tour」2021年11月5日 USEN STUDIO COAST セットリスト

01. 7624
02. Banger
03. Spit It Out
04. Happy Life
05. The Rhythm of the World
06. Hard To Love
07. An Ordinary Love
08. Stereo Song
09. Wanderlust
10. Did We Forget How to Dream in the Daytime?
11. Bushes
12. Sink
13. Half of Me
14. Alone in the Room
15. A Paper Dream
16. Waste Of Time
17. Let It Out
18. The Search
<アンコール>
19. Let It Sway
20. Don't Know Where It Is

SWEET LOVE SHOWER 2021 ~Bay Area~

2021年12月4日(土)東京都 USEN STUDIO COAST
OPEN 12:30 / START 13:30 / END 20:00(予定)
<出演者>
LIVE:AAAMYYY / GEZAN / STUTS / DYGL / ROTH BART BARON
DJ:岡田拓郎 / Seiho / やけのはら

HAPPY'S MUSIC EXPERIENCE

2021年12月10日(金)兵庫県 Harbor Studio
<出演者>
HAPPY / DYGL / and more

DYGL「A Daze In A Haze Tour」after-party in Okinawa

2021年12月25日(土)沖縄県 ミュージックタウン音市場
<出演者>
DYGL / naz. / TOSH

関連記事

Texas 3000「Weird Dreams」配信ジャケット

Texas 3000が4月に新作EPリリース、中身は「夢の中に流れるミックステープ」

7日
映画「アット・ザ・ベンチ」オフィシャルブック表紙

安部勇磨のインタビュー収めた「アット・ザ・ベンチ」オフィシャルブック発売、復活上映も決定

9日
DYGL

DYGL初のライブ盤リリース、「Drag」映像公開

11日
安部勇磨の音楽履歴書。

安部勇磨の音楽履歴書|細野晴臣の音楽に出会った青年は考え続けた

20日
渋谷MODIの街頭ビジョンに表示された「FUJI ROCK FESTIVAL '25」出演者。

「フジロック」に山下達郎、RADWIMPS、Suchmos、Creepy Nuts、TOMOO、まらしぃら

約1か月
never young beach(Photo by Kiyoe Ozawa)

ネバヤン10周年ツアー追加公演決定、大阪城野音は立ち見エリア開放

約2か月
DYGL

DYGLが新曲を多数披露する春ツアー開催、「Just Another Day」を配信リリース

約2か月
DYGL

DYGL、Fontaines D.C.の来日公演にゲスト出演

2か月
蓄音機に囲まれる細野晴臣と星野源。(写真提供:NHK)

「細野晴臣イエローマジックショー4」に向けて充実プレイリスト公開、“息子”星野源とのツーショットも

2か月
「細野晴臣イエローマジックショー4」より。(写真提供:NHK)

細野晴臣「イエローマジックショー」に星野源、森高千里、ハマ・オカモト、安部勇磨ら登場

2か月