2年以上前2022年01月21日 8:05
菅原慎一とパンスが監修した書籍「アジア都市音楽ディスクガイド」が1月28日に発売される。
この書籍は、グローバル志向で都会的なアジア圏の音楽600曲以上を取り上げたディスクガイド。山麓園太郎、柴崎祐二、田中絵里菜(Erinam)、寺尾ブッタ、長谷川陽平、VIDEOTAPEMUSIC、YUKIKAといった面々のインタビューおよびコラムのほか、菅原やパンスなどによるレビューが掲載される。
また1月24日には、書籍に掲載されている楽曲の中から526曲で構成されたプレイリストがSpotifyで公開される。このプレイリストでは、中国語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、マレー語、タミル語など、検索が難しい表記名のアーテイストの楽曲も気軽に聴くことができる。
※記事初出時より本文の一部表現を変更いたしました。
「アジア都市音楽ディスクガイド」目次
- はじめに 都市文化(ポップカルチャー)の発展とともに、ポップミュージックを聴くことで見えてくるもの
- 70s 「都会派」サウンドの誕生 ― ファンク、ディスコ、クロスオーバー
- 80s アジア・ポップの進化 ― ブギーからライトメロウまで
- 90s ヒップホップ、R&B 以降の「洗練」へ
- 00s グローバル化する都市音楽
- 10s K-POP以降のシーンとインディーポップ
- アジアの映画から過去の音楽が流れる VIDEOTAPEMUSIC
- タイのシティポップの歴史と現在 山麓園太郎
- シティポップの風とそこから派生するデザイン 田中絵里菜(Erinam)
- シティポップという言葉は、いい意味で特別じゃなくなった 長谷川陽平インタヴュー
- 中国産CITY POPアルバム誕生秘話 寺尾ブッタ
- 韓国と日本を行き来する「シティポップ」 YUKIKAインタヴュー
- 「インディー」に焦点を当てた台湾の音楽賞Golden Indie Music Awards 関俊行
- ミディがベトナムの音楽をリリースするようになったわけ 関俊行
- 「アジア都市音楽」とは何か? 柴崎祐二 × 菅原慎一 × パンス
レビュー執筆者一覧
石黒ユウイチ / Itch / 内畑美里 / 金悠進 / 研究員B / 関俊行 / 辻村マリナ / 寺尾ブッタ / 永岡裕介 / 服部航平 / パンス / HIRO a.k.a. Travel Digger / 菅原慎一 / 村田健人 / 山田勇真 / yuki
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