MBS / TBSドラマイズム枠の連続ドラマ「liar」の完成披露イベントが本日2月14日に東京・東京カルチャーカルチャーで行われ、出演者の佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)、見上愛、川島海荷、太田基裕、古川雄輝、監督の熊坂出が登壇した。
明日2月15日(火)に放送スタートする「liar」は、小説投稿サイト「エブリスタ」で生まれ、コミカライズされた同名作品を実写化したドラマ。佐藤演じるエリートサラリーマン・市川一哉と、見上演じる部下・成田美紗緒の秘密の恋愛関係が、それぞれの視点を入れ替えながら描かれる。川島は市川の婚約者・田所裕子、太田は美紗緒が憧れる優秀な商社マン・上条譲、古川は市川と美紗緒の上司・出野司を演じる。またオープニング主題歌はtricotの新曲「エンドロールに間に合うように」、エンディング主題歌はFANTASTICS from EXILE TRIBEの新曲「Turn to You」に決定した。
本作が地上波のドラマ初主演となる佐藤は、「顔合わせのときに監督が『この作品を代表作にしたいです』とおっしゃっていて。自分もその思いに負けないくらいというか、初主演にして代表作にしたいという思いで臨みました」とコメント。さらに「台本を読んで、『こんなに体をあらわにするシーンがあるんだ……』と思ったので、体作りをイチからしました。あとこれまでは学生役が多かったので、サラリーマン役は新鮮で。イチはツンデレで思ってることを口に出さない普段の自分と真逆の性格で、役をつかむまでは大変でしたね」と撮影時のエピソードや役柄について語った。
古川は主演の佐藤と見上の印象について「見上さんはわざわざ今日チョコレートを持ってきてくれて。気配りのできる女優さんだなと思いました。佐藤くんはストイックな印象ですね。役作りでトレーニングをされていたのか、楽屋にはいつも高タンパク低カロリーなものが用意されていて。あとは周りへの挨拶もすごくしっかりしているし、役柄みたいなクールな印象もあって」と評した。これを受けて佐藤は、「さすが出野さん、なんでもお見通しですね。常に高タンパク低脂質なものを食べてました」と茶目っ気たっぷりの笑顔を見せた。
トークコーナーではキャストがバレンタインデーにまつわるエピソードを披露。フリップに「初恋の人」と書いた佐藤は、「初恋の人が保育園の先生で、当時から禁断の恋をしていたなと。その先生にバレンタインデーにチョコをもらって、それが人生で初めてバレンタインデーにもらったチョコですね。昔から禁断の恋が好きだったんですかね(笑)」と甘酸っぱい思い出を語った。
続いてキャスト1人が考える好きな異性の仕草を登壇者全員が“アリ”“ナシ”のいずれかで判定するコーナーへ。見上による異性の少し気の抜けた表情が好きだという意見には全員が賛同し、佐藤は「隙を見せてくれたという意味では、気の抜けた表情を見せてくれたら惹かれちゃいますね」と述べた。そんな佐藤は、好きな異性の仕草は口に物が入ったまま「おいひいー」ということだと主張。彼は「飲み込む前に言うのがいいなと。一生懸命な姿に惹かれるというか。言う言葉は『おいひいー』がいいですね」とその理由やこだわりを明かした。
最後に佐藤が「映画だと撮影して1年後に公開みたいなことが多いけど、今回は鮮度を保ったままみんなで集まれてうれしいです。視聴者の方には、2話目までが初回だと思って楽しんでほしいです。みんな物語に嘘がないように演じたので、登場人物の誰かには感情移入できるような作品だと思います。ぜひSNSなどで感想を伝えていただければうれしいです。たくさんの方に沼ってもらって、『liar』旋風を起こせられたらいいなと思います」と作品をアピールしてイベントを終えた。
(c)「liar」 製作委員会