SixTONESのレギュラー番組「バリューの真実」がNHK Eテレにて4月5日(火)にスタートすることが決定した。
「バリューの真実」はSixTONESが高校生とともに世代ごとの多様な価値観を調査する番組。2020年12月に初回が、昨年6月に第2回がオンエアされ、メンバーが挑むロケパートやドラマパートが好評を博した。このたびレギュラー放送開始の前週にあたる3月29日(火)に特別番組がオンエアされることも発表され、この中でSixTONESは“ヘアアレンジ術”をテーマに、誰でも簡単にできるアレンジ方法を紹介するVTRを高校生たちと制作する。「僕と妹たちとカミガタの話」と題したドラマパートには松村北斗が中越典子、長谷川朝晴、斎藤さらら、高村佳偉人、新津ちせ、甲本雅裕とともに出演。またレギュラー初回となる4月5日(火)のオンエアではボディメイクをテーマに取り上げ、12日(火)は“グッとくる“メッセージ、19日(火)は昭和、平成、令和の高校生カルチャー、26日(火)は好印象を持たれる声について深掘りする。
SixTONESがグループでテレビ番組にレギュラー出演するのはこれが初。収録を終えたばかりの彼らはオンライン会見に臨み、「バリューの真実」のレギュラー化が決まった喜びを語った。京本大我は「何回か特番をやらせてもらっていたので、空気感がわかる素敵な番組がレギュラーに決まったことをうれしく思います。『バリューの真実』は普段、関わりの少ない10代の子たちとトークしたり調査したりしながら、一緒に成長できる番組です。ロケやドラマに挑戦するので、いろんなことに全力で挑む姿をお届けできたらと思います」と意気込みをコメント。松村は「6人でレギュラー番組をやってみたいという思いが昔からあって、いざ決まったのが“どギツい”深夜ラジオ(「SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル」)だったんですね。ラジオでは表現できないようなSixTONESの美しい側面もあるんだよなと思っていたときに、10代の悩みに寄り添う番組が持てるのはホントにうれしいです。SixTONESってすごく優しい人たちなんですよ。だからこういう温かい番組をやれるのは大きな意味があるのかなと思います」と思いを明かした。メンバーが真摯に語る中、「どうもジャスティン・ビーバーです!」と記者陣を惹き付けようとしたのは森本慎太郎。「笑ってる人もいるんじゃないですか? コラコラ!」とおどけたあと、森本は「収録を終えて『この感じ楽しい!』と思いましたし、高校生とディスカッションしながら、いい番組作りをしていきたいと思いました」と真剣な顔つきで語った。フレッシュな高校生との共演について田中樹は「(高校生と)年齢差はあるけど悩みの種は意外と一緒だなと思いました。だから同じ熱量で会話できたんですよね」と振り返る。続いて高校生へのアドバイスを求められた森本が「僕たちは気持ちが男子高校生のままなので、アドバイスできることはないんですよー!」と芝居がかった声で答えると、田中は「番組を通じて“高校生”から脱却して大人になりたいです」と付け加えた。
質疑応答では番組タイトル「バリューの真実」に絡めて「メンバーに明かしていない真実は?」という問いかけが。田中は「隠しごとある人いる?」とメンバーに話を振り、「全員あるでしょ」という松村のひと言を受けて「記事にできないような秘密はあるみたいです」と田中が代表して答える。記者から「記事にできる範囲で……」と懇願されると、ほか5人からの推薦で高地優吾が回答することになった。考え込む高地は森本から「なんでも包み隠さずしゃべっちゃうよね」と助け舟をもらい、「これからはなんでも話すのをやめるっていうのでいいんじゃない?」とグループ内での新ルールを提案した。高地に続いてなんとか答えを捻り出そうと頭を働かせるメンバーの中で、松村だけが何かひらめいたように目を見開く。「高校時代は『髪染めるの興味ないんだよね』と周囲に言ってたんですけど、実は茶髪に憧れていて……髪が痛むと茶色く見えるかなと思ってパーマをかけまくってました」という松村の告白を聞いた高地は「ダッセー!」、ジェシーは「めっちゃボンバーな髪型だったよね」と反応した。
10代の悩みを解決するという番組趣旨にちなんで、学生時代を懐かしむメンバー。森本は「高校時代は早く大人になりたいと思ってたけど、いざ20歳過ぎると逆に高校生に戻りたくなりますね。ずっと若いままで青春してたいです。イェイイェイイェイ」と無邪気な笑顔を見せる。学生のうちに知りたかったことを聞かれた田中は「俺はファッション! 服の合わせ方がまったくわからなかった」と話し、京本は身長を伸ばす方法、松村は休み時間の過ごし方と発表した。一方で今、役に立っている学生時代の経験を問われると、京本は「学校自体はそんなに好きじゃなかったけど、宿題はちゃんとやってたんですよ。作文とかきちんとやってたおかげで、今、書きものをするときに助かってますね」、高地は「電車で移動してたのは大きいです。10代のうちに東京の地理を学べたのはよかったですね」とそれぞれ答えた。
その後、話題はグループの魅力へと及ぶ。高地は「ステージ上ではギラギラしてるけど、バラエティの収録になるとピュアになるところですかね」、ジェシーは「やんちゃっぽいけど真面目なことも話せるところを見てほしいです」とSixTONESをアピール。また「番組でコラボレーションしたいジャニーズグループはいますか?」という質問に対して京本は「資格を持ってる人にプロの立場で来てもらって、いろいろとアドバイスをもらえればいいんじゃない?」と1級マグロ解体師などの資格を取得している横尾渉(Kis-My-Ft2)を、森本は「僕らや高校生たちと違う世代の人に出てもらって、新たな発見をしてもらえたら楽しいんじゃないかな」と東山紀之の名前をそれぞれ挙げ、ジェシーは「みんな呼びます」と宣言。最後に田中は「年齢関係なく楽しめる番組だと思うので、番組をきっかけにSixTONESというグループを知っていただけたらうれしいですね」と改めて番組をアピールした。
※高地優吾の「高」ははしご高が正式表記。
NHK Eテレ「バリューの真実」
ヘアアレンジ術
2022年3月29日(火)19:00~19:55(※拡大版)
日常ボディメイク
2022年4月5日(火)19:00~19:30
グッとくるメッセージ
2022年4月12日(火)19:00~19:30
昭和・平成・令和の高校生
2022年4月19日(火)19:00~19:30
イケメンボイス
2022年4月26日(火)19:00~19:30