JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

「WACK合同オーディション2022」2日目、脱落者9名の波乱展開に

2年以上前2022年03月21日 14:01

本日3月21日に音楽事務所WACKによる6泊7日の合宿型オーディション「WACK合同オーディション2022」の2日目が開催された。

「WACK合同オーディション」はBiSH、EMPiRE、BiS、豆柴の大群、GANG PARADE、ASP、WAggらが在籍するWACKによるオーディションで、今年は候補者27名とWAggから5名が参加。初日では火星からきたネズミ、ヘドロ、キムラメミキ、チャントキンモー、ハナコグミインクが脱落し、早朝6:25に救済を懸けたじゃんけん対決が行われた。しかしチャントキンモーとハナコグミインクが救済を辞退。火星からきたネズミ、ヘドロ、キムラメミキがじゃんけん対決を行い、火星からきたネズミが勝利し、チームおまんじゅうに加わることになった。なおジギーは初日の行程を終えたタイミングでオーディション参加を辞退した。その後、ほどなくして始まった早朝マラソンでは、折り返し地点に“障害物”が用意された。1位のサトー・ムセンシティ部に豆腐そうめん、2位のマイ・ガ・ドクソン、3位のYUiNA EMPiRE、4位のアイナスターにキュウリが渡され、順位が大きく入れ替わった。最終的に1位サアヤイト(WAgg)、2位カナエデーモン、3位ドーウシロ・ユリの順にゴールし、折り返し地点で1位だったサトー・ムセンシティ部は15位、2位だったYUiNA EMPiRE(WAgg)は21位でゴールした。

3月21日 早朝マラソン順位

1位 サアヤイト(WAgg)
2位 カナエデーモン
3位 ドーウシロ・ユリ
4位 シラ・ネイ
5位 MUTEKi EMPiRE
6位 デデデD
7位 ベル・ナルド(WAgg)
8位 ヒメカ・ナウカナ?
9位 オキタユア
10位 ナ後
11位 タンタン
12位 PAST EMPiRE
13位 モチルダー・シングル
14位 アユナC
15位 サトー・ムセンシティ部
16位 愛(WAgg)
17位 オブオブオブ
18位 ゴゴ・バーディン・ゴゴ
19位 火星からきたネズミ
20位 マイ・ガ・ドクソン
21位 YUiNA EMPiRE(WAgg)
22位 ノナ3
23位 イチャモリ
24位 シミズ・カエデ
25位 アイナスター(WAgg)
26位 FUTURE EMPiRE
27位 ギャ・フン

朝食ではギャ・フンが時間内に食事を食べ切れず減点。その後、各チームは11:30開始のパフォーマンス審査に向けて練習を開始した。またやむを得ない事情でオーディション参加を辞退したジギーは、泣きながら渡辺淳之介(WACK代表)と会話。悔しさをにじませながら「また絶対受けます」という彼女の言葉に、渡辺は「万全の準備をして、また来てください」と優しく声をかけた。その後、9:30頃に渡辺は近くのスーパーでカセットコンロと活サザエ、牛肉セットを買って合宿所に戻ってくるとスタッフ数人を外に招集。朝から元気にBBQをしていた。

11:30スタートのパフォーマンス審査の課題曲はBiS「primal.」。各チームが懸命にパフォーマンスを披露したあとの順位発表では、1位がチームおしり、2位がチームおちんちん、3位がチームうんち、4位がチームおまんじゅう、そして5位がWACKに所属しているWAggという結果になった。渡辺は「候補生のチームたちはやっと目の色が変わった感じがしました。どうやったらいろんなものが見せられるのかをこれからもっと考えてほしい。チームおしりは4人だったからチーム感が見せやすかったのがよかったのか、グッときました。慢心せずにやってください。チームおちんちんはよかったんだけど、ちょっと不安な感じが出てしまったかな。チーム感はあったけどまとまりきらない感じ。チームうんちはバラバラ。俺らはグループでやってきてるからそれを含めて考えないと。周りが見えてなかったんだろうなとは思いました。チームおまんじゅうは人数が多かったのもあるけど、バラバラ。グループを背負って1人ひとりが立つので、自分たちのグループをどう見せたいのかを考えてほしい。嫌な話でさ、お客さんは年下より年上のおっさんのほうが多いじゃん。ダンスがうまいだけの話とか、小手先はバレちゃうんだよね。チケットの枚数とかにめちゃめちゃ反映されてくるから。どうなりたいのか、どういうことをしたいのかを改めて考えてもらいたい」と候補者にメッセージを送った。そしてWAggに向けては「残念よ、あなたたち。何がしたかったのかすらわからなかった。『primal.』はずっとやってきた曲でしょ。何より思ってもらいたいのは、あなたたちはもうWACKに所属してるということよ。ニコ生で観てるメンバーは恥ずかしいと思ってると思うよ。WACKにいて長い間やってきて、先輩たちにいろいろ教わって、背中も見てきて。圧倒的じゃなきゃいけなかったはずでしょ。WAggはそのままのチームでやってもらうので。申し訳ないけど全員帰ってもらってもいいよ、候補生のほうがグッとくるもん」と厳しい言葉を投げかけた。

3月21日 11:30 パフォーマンス審査(課題曲「primal.」)

1位 チームおしり

シラ・ネイ / モチルダー・シングル / オキタユア / タンタン

2位 チームおちんちん

PAST EMPiRE / FUTURE EMPiRE / シミズ・カエデ / ゴゴ・バーディン・ゴゴ / ナ後

3位 チームうんち

アユナC / ヒメカ・ナウカナ? / マイ・ガ・ドクソン / ギャ・フン / カナエデーモン / デデデD

4位 チームおまんじゅう

ノナ3 / イチャモリ / ドーウシロ・ユリ / オブオブオブ / MUTEKi EMPiRE / サトー・ムセンシティ部 / 火星からきたネズミ

5位 WAgg

サアヤイト / 愛 / YUiNA EMPiRE / アイナスター / ベル・ナルド

昼食後には18:00スタートのパフォーマンス審査のチーム分けが行われ、課題曲がEMPiRE「Have it my way」とBiSH「プロミスザスター」の2曲であることが発表された。渡辺は「グループとして一緒にデビューする気持ちでやってもらいたい。どんなに嫌いな人がいてもグループになったら一緒にやらないといけない。だから好きなところを見つけて、チーム感を持ってやってもらいたい」と候補者に声をかけた。

14:00からは練習の合間に個人面談が行われ、渡辺は候補者1人ひとりの言葉に耳を傾け、声をかけていった。面談で渡辺は「やりすぎくらいがちょうどいい」「楽しまないと損だから」「チームであることを大切に」といった内容を候補者それぞれの状況に合わせてアドバイス。なおWACKの育成グループにあたるWAggは2020年10月より、「在籍2年以内にほかグループに昇格するか新グループに加入しないとグループを脱退する」というルールありきで活動しており、今年10月で期限を迎えるメンバーもいる。その焦りもあってか、WAggメンバーはWACKオーディションにおいて、空回りするグループとしての現状を嘆いていた。そしてYUiNA EMPiRE(WAgg)との面談時、渡辺は「ヤバいよ、どうしちゃったのよ」とYUiNAに質問。YUiNAはメンバー同士でいろいろ話し合う機会が多いがうまくいかないといったことを明かした。その言葉に渡辺は「それは“話し合い症候群”だよ」とコメント。続けて“話し合い症候群”について「話し合うことは大切。だけどいろんな人の意見を取り入れようとすると、自分の持ってる尖った発想やアイデアが丸くなっていくから面白みがなくなる」と説明した。またデデデDは、夜のパフォーマンス審査に向けて練習を開始するもチーム内で話がまとまらないと焦り、泣いていた。そんな彼女を見て笑った渡辺は、「焦っているときほど笑えると、いい方向にいく」といったアドバイスを自身の体験談を交えて話した。こうして参加者全員を対象とした個人面談は2時間半で終了。刻一刻と迫る夜の審査の時間まで、候補者たちは必死に練習を続けた。

発表はチームSHiT、チームFUCK、チームPRETTY、チームSEX、WAggの5組に分かれて行われた。「ラストチャンスの人もいると思います。焦る人もいると思うけど、スイッチを入れてほしいんです。そのスイッチはアナルの中にあるんですよ」と言い始める。候補者に人差し指でゆっくり空中に円を描くような動きをさせながら、「アナルアーナルアナルルル」と唱えさせて、審査に移った。審査結果は1位がチームPRETTY、2位がWAgg、3位がチームSEX、4位がチームFUCK、5位がチームSHiTとなった。

3月21日 18:00 パフォーマンス審査(課題曲「Have it my way」「プロミスザスター」)

1位 チームPRETTY

タンタン / ドーウシロ・ユリ / マイ・ガ・ドクソン / ギャ・フン / MUTEKi EMPiRE

2位 WAgg

サアヤイト / 愛 / YUiNA EMPiRE / アイナスター / ベル・ナルド

3位 チームSEX

モチルダー・シングル / イチャモリ / サトー・ムセンシティ部 / ヒメカ・ナウカナ? / ゴゴ・バーディン・ゴゴ / カナエデーモン

4位 チームFUCK

PAST EMPiRE / FUTURE EMPiRE / ノナ3 / オキタユア / シラ・ネイ / デデデD

5位 チームSHiT

アユナC / 火星からきたネズミ / ナ後 / シミズ・カエデ / オブオブオブ

順位発表に続いて、渡辺は「全体的にグループでやることの意味を理解できてないんじゃないかと思いました。その中で最大限、誰をどうすればいいのか、どうしたらいいのか。仮にどこかのグループに入ったとして、君たちがやりたいことを叶える一番の方法はそのグループが売れること。グループが売れたら憧れの場所に立てる。そのためにはできないことではなくてできることをどう伸ばすかとか、いろんな考えるのがグループの明日につながるので、考えてほしい。それと、苦手な部分を克服するとかいろいろあるけど、基本的にそれは無理です。それよりも自分のいいところがどんなところなのか、人のいいところはどこなのか。いいところを見つけてください。それができなくて負のスパイラルに陥ったのが下位2チームです」と総評。WAggについては「君たちは初日からこれをやってください。それが本物だと思う」と評した。

夕食後、ニコニコ生放送の視聴者に向けた候補者のアピールタイムが用意され、それぞれが思い思いに自己PRをしていく。ドーウシロ・ユリはBiS「FUCKiNG OUT」を歌い、PAST EMPiREはBiS「CHANGE the WORLD」を制限時間ぴったりにワンコーラスを歌い切った。「話すのが苦手なので」と前置きしてからスクワットをしながら話したデデデDのほか、個性豊かな自己PRをしていく候補者たち。中でもサアヤイト(WAgg)は「空前絶後のー!」で始まるサンシャイン池崎のモノマネを披露したかと思いきや、“サンシャイン池崎のモノマネをする月ノウサギ(GANG PARADE)”のモノマネを披露。「WACKに愛された女! 月ノウサギ!の隣にいた女です」と叫び、自身の存在をアピールした。なおサアヤイトは2年前に行われた「WACK合同オーディション2020」のコント発表で大きな反響を得た月ノウサギの隣でパンストをかぶったことがあるため、今回「“サンシャイン月ノ”の隣にいた女」と叫んだようだ。ひとしきり叫んだあと、「家だと明るいんです。緊張すると暗くなるんです。がんばるし、今日の夜も病んじゃいそうだけど、また明日もがんばるので、明日があったらよろしくお願いします!」と視聴者に呼びかけた。

21:00過ぎに視聴者投票などの各種ランキングの発表へ。アユナC、タンタン、デデデDが複数のランキングで上位に入るという結果になった。そしてこの日はサトー・ムセンシティ部、シミズ・カエデ、火星からきたネズミ、ヒメカ・ナウカナ?、FUTURE EMPiRE、ゴゴ・バーディン・ゴゴ、YUiNA EMPiRE(WAgg)、愛(WAgg)、サアヤイト(WAgg)の9名が脱落者であることがアナウンスされた。脱落者の救済は明日3月22日早朝6:15スタートの体幹トレーニングで使われるプランクの我慢対決で、長時間同じ体勢をキープできた人がオーディションに復帰できる。

また明日の昼のパフォーマンス審査は12:30スタート。課題曲はBiSの「STUPiD」で、創作の振り付けを考えることが条件となる。渡辺は「BiSのルールとして、サビではお客さんの手が上がるような振り付けを。基本的にサビでは両手を頭より上に持っていく。お客さんが手を上げやすいと思う振りを考えてください。それ以外は自由です」と条件について説明し、部屋へと戻っていった。

なお脱落したサアヤイトは、渡辺の部屋の前で立ち尽くし、渡辺が出てくるのを待っていた。その後、彼女から脱落した理由を聞かれた渡辺は「この感じも嫌。自分で考えて、理解できないと昇格は難しいと思うよ。理由だってそれは俺が求めていたものにあなたは応えてくれなかった」と厳しく答え、サアヤイトは「救済、がんばります」と話した。また愛は泣きながら渡辺に話しかけ、サアヤイトと同様に救済チャレンジに向けてがんばるとコメント。同じく脱落したFUTURE EMPiREは、脱落しても明るい雰囲気のまま、渡辺にフィードバックを求めた。さらにサトー・ムセンシティ部ら脱落者で早速プランクを試してみるなど、救済に向けて早速準備をし始めていた。

3月21日 ニコニコ生放送 視聴者投票結果

1位 アユナC 2222票
2位 イチャモリ 1798票
3位 タンタン 1228票
4位 デデデD 999票
5位 ギャ・フン 976票
6位 PAST EMPiRE 856票
7位 ドーウシロ・ユリ 782票
8位 MUTEKI 745票
9位 モチルダー・シングル 551票
10位 マイ・ガ・ドクソン 510票
11位 オキタユア 484票
12位 オブオブオブ 475票
13位 ノナ3 414票
14位 火星からきたネズミ 332票
15位 ヒメカ・ナウカナ? 313票
16位 サトー・ムセンシティ部 288票
17位 ゴゴ・バーディン・ゴゴ 275票
18位 カナエデーモン 204票
19位 ナ後 182票
20位 シミズ・カエデ 162票
21位 FUTURE EMPiRE 149票
22位 シラ・ネイ 57票

WAgg ニコニコ生放送 視聴者アンケート

1位 サアヤイト
2位 愛
3位 ベル・ナルド
4位 YUiNA EMPiRE
5位 アイナスター

総合ポイント

候補者

1位 タンタン 85P
2位 アユナC 78P
3位 デデデD 75P
4位 MUTEKi EMPiRE 72P
5位 PAST EMPiRE 71P
6位 ドーウシロ・ユリ 70P
7位 イチャモリ 62P
8位 カナエデーモン 58P
9位 モチルダー・シングル 57P
10位 オブオブオブ 53P
11位 オキタユア 50P
12位 ゴゴ・バーディン・ゴゴ 45P
12位 マイ・ガ・ドクソン 45P
14位 ヒメカ・ナウカナ? 42P
14位 ノナ3 42P
16位 シラ・ネイ 39P
16位 サトー・ムセンシティ部 39P
18位 ナ後 32P
18位 ギャ・フン 32P
20位 シミズ・カエデ 28P
21位 火星からきたネズミ 26P
22位 FUTURE EMPiRE 15P

WAgg

1位 サアヤイト46P
2位 ベル・ナルド 45P
3位 愛 37P
4位 アイナスター 28P
5位 YUiNA EMPiRE 26P

3月21日 脱落者

サトー・ムセンシティ部 / シミズ・カエデ / 火星からきたネズミ / ヒメカ・ナウカナ? / FUTURE EMPiRE / ゴゴ・バーディン・ゴゴ / YUiNA EMPiRE(WAgg) / 愛(WAgg) / サアヤイト(WAgg)

3月22日12:30 パフォーマンス審査 チーム分け(課題曲「STUPiD」)

チームジャスティス

MUTEKi EMPiRE / オキタユア / ノナ3 / マイ・ガ・ドクソン

チーム弱小

PAST EMPiRE / モチルダー・シングル / カナエデーモン / ギャ・フン

チームつよがりさん

シラ・ネイ / イチャモリ / タンタン / アユナC

チームぬらりひょん

ベル・ナルド(WAgg) / アイナスター(WAgg) / ナ後 / オブオブオブ / デデデD / ドーウシロ・ユリ

ニコニコ生放送「【前半】全て見せます!WACKオーディション合宿2022完全密着 6泊7日の死闘」

配信日時:2022年3月20日(日)14:30~
配信URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv336022763

ニコニコ生放送「【後半】全て見せます!WACKオーディション合宿2022完全密着 6泊7日の死闘」

配信日時:2022年3月23日(水)12:00~
配信URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv336022816

関連記事

「TAMATAMA FESTIVAL 2024」集合写真

2025年WACKツアー開催決定!全組出演ツアー&ツーマンツアーの2本立て

3日
フロアを背に記念撮影をするGANG PARADEと超能力戦士ドリアン。(撮影:大橋祐希)

GANG PARADE×超能力戦士ドリアン、歌って踊って笑顔を呼んだ相性抜群対バン

11日
GANG PARADEとthe telephonesのトークの様子。(撮影:大橋祐希)

GANG PARADEとthe telephonesがDISCO!ダンスフロア生み出した熱狂の一夜

12日
ASP(Photo by sotobayashi kenta)

ASPがついに立った日本武道館で堂々パフォーマンス、7人の挑戦は続く

14日
BiS

BiSが仙台最後のワンマンライブで全力投球、解散まであと100日を切る

16日
GANG PARADEとMay'n。(撮影:大橋祐希)

GANG PARADE、名古屋の歌姫・May'nと中日ホールで魅せた特別な1日

20日
ASP「TOTSUGEKI!!!!!」ミュージックビデオより。

ASP、エッジの効いたギターリフで始まる新曲「TOTSUGEKI!!!!!」のMV公開

21日
「We are in BUDOKAN "The floor is all ours!!"」キービジュアル

ASP、スタッズ大量の新衣装で武道館前に佇む

24日
GANG PARADEとFLOW。(撮影:大橋祐希)

GANG PARADE × FLOW初ツーマン!“少年マンガのように”燃え上がった大阪の夜

25日
GANG PARADE、KOTOKOの集合写真。(撮影:大橋祐希)

GANG PARADE対バンツアー柏編、KOTOKOとの初ツーマンで双方ファン大盛り上がり

26日