5月18日にリリースされる石川さゆりのニューアルバム「X -Cross IV-」のジャケットアートワークが公開された。
今年3月にデビュー50周年を迎え、これを記念した企画を実施していく予定の石川。「X -Cross IV-」はデビュー50周年記念アルバム第1弾としてリリースされる作品で、さまざまなアーティストたちとコラボする「X -Cross-」シリーズの最新作に当たる。「X -Cross IV-」のジャケットアートワークはクリエイティブディレクター箭内道彦が率いる、東京藝術大学美術学部デザイン科 第2研究室の学生たちが制作。石川が音楽に耳を傾けている様子を描いた絵が使用されている。このコラボは石川の「無限の可能性を秘めた才能を持つ学生たちと共に創り上げていきたい」という思いから実現。デザインを手がけた新海友樹子さんは「様々なジャンルが交わるイメージを絵の具やクレヨンを用いてカラフルに表現しています」とコメントしている。
アルバム「X -Cross IV-」は“大人なX”をコンセプトに掲げた作品で、シングル曲「残雪」「虹が見えるでしょう」を含む8曲を収録。楽曲制作には加藤登紀子、阿木燿子、宇崎竜童、亀田誠治、布袋寅泰、神津善行、村田陽一、斎藤ネコ、いしわたり淳治、松本峰明、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦とNARGOが参加している。
石川さゆり コメント
今回のジャケットは、東京藝術大学 箭内道彦研究室の学生たちとコラボレーションです。コロナ禍で学校の勉強もままならないという学生たちの状況を目の当たりにしたとき、是非石川の50周年とコラボレーションをして一緒に躍動してほしい、若き才能を開花させてほしいという思いからこのプロジェクトが始まりました。
50周年のロゴをはじめ、アニメーションロゴ、そして今回のジャケットを一緒に作成いたしました。昨年からリモートを中心に打合せを重ね、毎回様々な意見が飛び出すので「こんな発想があるのか」と私も発見があり非常に楽しいです。秋に予定している50周年のリサイタルのポスターも皆さんと一緒に作っていきたいと思っていますのでお楽しみに。
是非、「X -Cross IV-」はアートな部分も楽しんでいただき、楽曲も楽しんでいただきたいです。なかなかこのような状況で、直接コンサートで皆様にお目にかかれないので、とにかく新しい歌をたくさん作って皆様にお届けしたいです。
新海友樹子さん コメント
「X -Cross IV-」の音楽に耳を傾けている石川さゆりさんを描きました。様々なジャンルが交わるイメージを絵の具やクレヨンを用いてカラフルに表現しています。沢山の方々が目を閉じて耳を澄まして、挑戦の中で生まれた新しい音楽を心待ちにしていると思います。私もその一人としてワクワクドキドキしている気持ちを精一杯込めました。
石川さゆりさんのアルバムに、自分の作品が使っていただける事はとても不思議な感覚です。今後の制作活動において「大勢の人の目に触れる事が分かっていても、誰も見てくれないかもしれなくても、まずは自分が良いと思うものを作れるようになりたい」という気持ちが明確になりました。より良いものを作ろうと50年も走り続けている石川さゆりさんに刺激を受け、この作品と向き合えた時間を忘れずに、私も一歩ずつ成長していきたいと思います。
石川さゆり「X -Cross IV-」収録曲
01. 虹が見えるでしょう
[作詞:谷中敦 / 作曲:NARGO / 編曲:村田陽一]
02. 琥珀
[作詞:阿木燿子 / 作曲:宇崎竜童 / 編曲:斎藤ネコ]
03. 人生かぞえ歌
[作詞:いしわたり淳治 / 作曲・編曲:亀田誠治]
04. いつか微笑むとき
[作詞:谷中敦 / 作曲:NARGO / 編曲:村田陽一]
05. 本気で愛した
[作詞:いしわたり淳治 / 作曲・編曲:布袋寅泰]
06. 再会
[作詞・作曲:加藤登紀子 / 編曲:斎藤ネコ]
07. ふる里に帰ろう
[作詞・作曲:神津善行 / 編曲:松本峰明]
08. 残雪
[作詞・作曲:加藤登紀子 / 編曲:斎藤ネコ]